以前、交通死亡事故は、飲酒運転の者が起こすより、しらふの人が「しらふ」であるが故に「スピードの出し過ぎ」や「信号無視」で起こす方が圧倒的に多いのに、行政(警察)は「感情論」で飲酒運転だけを厳罰化していることをお伝えしました。
スピードの出し過ぎが交通死亡事故の主たる原因であるから、行政は飲酒運転を厳罰化する前にトヨタや日産やホンダに働きかけて、一般道路では速度が60km/h以上、高速道路では80km/hや100km/hで燃料供給バルブが閉じてそれ以上スピードが出せないように、法定速度に合わせて無線信号システムで制御する車を作るようにすればいいのです。現在の技術力ならそんなことは簡単なはずです。
このようなことをしていないのを見ても、飲酒運転だけを厳罰化しているのは「感情論」以外のなにものでもないことは自明です。
さて、ここでもう一つ飲酒運転厳罰化について「つっこみ」を入れてみます。
↓最近は、家庭でも簡単に呼気中アルコール濃度が測定できるアルコールチェッカーが技術革新により2,500円で手に入ります。
TANITA アルコールセンサー シルバー HC-206-SV
それぞれの人が、どれくらい飲めば飲酒運転になるのかを簡単にチェックできるようになったのです。
一体どれくらい飲めば飲酒運転になるのか、アルコールチェッカーを購入して私自身が実験してみました。その前に飲酒運転についての復習です。
平成14年5月末まで、呼気中アルコール濃度0.25 mg/L以上で飲酒運転の違反点数6点となっていましたが、平成14年6月以降は、0.15 mg/L以上で飲酒運転となり違反点数6点、0.25 mg/L以上で違反点数13点、さらに平成21年6月以降は、0.15 mg/L以上で違反点数13点、0.25 mg/L以上で違反点数25点、と、年々、著しく重い処分が課されるようになりました。呼気の場合における 0.25 mg/L、0.15 mg/Lは、それぞれ法令上、0.5 mg/dL、0.3 mg/dL の血液中アルコール濃度に対応するとなっています。
上の図を見て下さい。黒丸は男性の適正アルコール摂取量であるエタノール換算30g/日(女性は20g/日です)を私が空腹で飲んだ時の呼気中アルコール濃度の推移の5回分の平均値を表したものです。エタノール換算は、例えば5%のビールを500mL飲めば500 x 0.05=25gと計算できます。エタノールの比重を考慮してさらに0.8を乗することもあります。毎日エタノール換算30g/日を摂取している人は一番長生きしています(酒を飲まない人よりもです)。
飲酒後30分で呼気中アルコール濃度は急激に上昇して0.5mg/Lになります。そして3時間後に0.15mg/Lに低下しています。
白丸は、つまみを食べながらエタノール換算30gの飲酒をした場合です。吸収は抑制され2時間後に0.15mg/Lに低下しています。0.15mg/Lとは(私にとっては)通常の作業が通常通りできるほど、酔っていないレベルです。
135mlの小さな缶ビールがありますね。四角はその缶ビール(5%)を空腹で飲酒したときの呼気中アルコール濃度の推移です。呼気中アルコール濃度は最初から0.15mg/Lに達していません。
さて、ここでお気づきだと思いますが、このように家庭で簡単に呼気中アルコール濃度が測定できるようになると、「飲酒」=「飲酒運転」ではないということになります。呼気中アルコール濃度が0.15mg/Lに達しない限り道路交通法でいうところの飲酒運転ではないのですから、135mlの小さな缶ビールは運転前でも許されることになります。
運転前に飲酒を幇助した者も違反になりますから、ラーメン屋などではビールを注文した時に運転の有無を尋ねられるかもしれません。しかし、このアルコールチェッカーがあれば、0.15mg/L未満(0.10mg/L以下:このアルコールチェッカーは0.05mg/Lきざみです)だから大丈夫だと言える余地が出てきたのです。
ビールを1滴でも飲んだら、鬼の首を取ったように「飲んだら乗るな」と批判することは間違っていることになります。行政があくまでも社会を「一定の基準」で取り締まる限り、実際は「135mlの小さな缶ビールは運転前でも飲んでもよい」ということになります。あるいは、つまみを食べながらであれば30gの飲酒をしても2時間半後には運転が可能になります。
行政は、このような私の意見がシャクに触るのであれば、飲酒運転を0.01mg/L以上と基準を下げればいいのだし、なによりもまず100km/時以上(追い越しが必要な場合があるから120km/時でもいいが)スピードがでない車を作るべきです。(少なくとも一般道路では80km/時以上は必要ないでしょう、道路交通法違反なのですから)
飲酒運転の厳罰化・・・いろいろな矛盾がありますね。
皆さん、何事も科学的にいきましょう!
↓このアルコールチェッカー 本当にお勧めです
TANITA アルコールセンサー シルバー HC-206-SV
↓なるほどなぁ~と思われた方!ここをポチッ、応援よろしくお願いいたします。1日単位で集計されます。一度ポチッとした方も、次の日もポチッ!
一日一善!
「ブログランキング」
スピードの出し過ぎが交通死亡事故の主たる原因であるから、行政は飲酒運転を厳罰化する前にトヨタや日産やホンダに働きかけて、一般道路では速度が60km/h以上、高速道路では80km/hや100km/hで燃料供給バルブが閉じてそれ以上スピードが出せないように、法定速度に合わせて無線信号システムで制御する車を作るようにすればいいのです。現在の技術力ならそんなことは簡単なはずです。
このようなことをしていないのを見ても、飲酒運転だけを厳罰化しているのは「感情論」以外のなにものでもないことは自明です。
さて、ここでもう一つ飲酒運転厳罰化について「つっこみ」を入れてみます。
↓最近は、家庭でも簡単に呼気中アルコール濃度が測定できるアルコールチェッカーが技術革新により2,500円で手に入ります。
TANITA アルコールセンサー シルバー HC-206-SV
それぞれの人が、どれくらい飲めば飲酒運転になるのかを簡単にチェックできるようになったのです。
一体どれくらい飲めば飲酒運転になるのか、アルコールチェッカーを購入して私自身が実験してみました。その前に飲酒運転についての復習です。
平成14年5月末まで、呼気中アルコール濃度0.25 mg/L以上で飲酒運転の違反点数6点となっていましたが、平成14年6月以降は、0.15 mg/L以上で飲酒運転となり違反点数6点、0.25 mg/L以上で違反点数13点、さらに平成21年6月以降は、0.15 mg/L以上で違反点数13点、0.25 mg/L以上で違反点数25点、と、年々、著しく重い処分が課されるようになりました。呼気の場合における 0.25 mg/L、0.15 mg/Lは、それぞれ法令上、0.5 mg/dL、0.3 mg/dL の血液中アルコール濃度に対応するとなっています。
上の図を見て下さい。黒丸は男性の適正アルコール摂取量であるエタノール換算30g/日(女性は20g/日です)を私が空腹で飲んだ時の呼気中アルコール濃度の推移の5回分の平均値を表したものです。エタノール換算は、例えば5%のビールを500mL飲めば500 x 0.05=25gと計算できます。エタノールの比重を考慮してさらに0.8を乗することもあります。毎日エタノール換算30g/日を摂取している人は一番長生きしています(酒を飲まない人よりもです)。
飲酒後30分で呼気中アルコール濃度は急激に上昇して0.5mg/Lになります。そして3時間後に0.15mg/Lに低下しています。
白丸は、つまみを食べながらエタノール換算30gの飲酒をした場合です。吸収は抑制され2時間後に0.15mg/Lに低下しています。0.15mg/Lとは(私にとっては)通常の作業が通常通りできるほど、酔っていないレベルです。
135mlの小さな缶ビールがありますね。四角はその缶ビール(5%)を空腹で飲酒したときの呼気中アルコール濃度の推移です。呼気中アルコール濃度は最初から0.15mg/Lに達していません。
さて、ここでお気づきだと思いますが、このように家庭で簡単に呼気中アルコール濃度が測定できるようになると、「飲酒」=「飲酒運転」ではないということになります。呼気中アルコール濃度が0.15mg/Lに達しない限り道路交通法でいうところの飲酒運転ではないのですから、135mlの小さな缶ビールは運転前でも許されることになります。
運転前に飲酒を幇助した者も違反になりますから、ラーメン屋などではビールを注文した時に運転の有無を尋ねられるかもしれません。しかし、このアルコールチェッカーがあれば、0.15mg/L未満(0.10mg/L以下:このアルコールチェッカーは0.05mg/Lきざみです)だから大丈夫だと言える余地が出てきたのです。
ビールを1滴でも飲んだら、鬼の首を取ったように「飲んだら乗るな」と批判することは間違っていることになります。行政があくまでも社会を「一定の基準」で取り締まる限り、実際は「135mlの小さな缶ビールは運転前でも飲んでもよい」ということになります。あるいは、つまみを食べながらであれば30gの飲酒をしても2時間半後には運転が可能になります。
行政は、このような私の意見がシャクに触るのであれば、飲酒運転を0.01mg/L以上と基準を下げればいいのだし、なによりもまず100km/時以上(追い越しが必要な場合があるから120km/時でもいいが)スピードがでない車を作るべきです。(少なくとも一般道路では80km/時以上は必要ないでしょう、道路交通法違反なのですから)
飲酒運転の厳罰化・・・いろいろな矛盾がありますね。
皆さん、何事も科学的にいきましょう!
↓このアルコールチェッカー 本当にお勧めです
TANITA アルコールセンサー シルバー HC-206-SV
↓なるほどなぁ~と思われた方!ここをポチッ、応援よろしくお願いいたします。1日単位で集計されます。一度ポチッとした方も、次の日もポチッ!
一日一善!
「ブログランキング」
国民に毒を盛って金をせしめようなんて
ヤクザと同じ発想ですわ。
世論 すなわち 国民の感情に配慮して
下されるんですって。
車の運転でも医療行為でも です。