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フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

和田彩花さんよりMIXの提案

2010-06-14 21:57:29 | ハロプロ(スマ アン)

 スマイレージの和田彩花ちゃんが土曜日に行われたイベントで、「MIXやってください」的な事を発言したそうです。しかも、「ファイヤー」とか「ジャージャー」とか言ってるやつ、「MIX」って言うんですよね。と言ったらしいです。あやちょ、よく知っとるやないけ。

 <参考動画>
[LIVE]スキちゃん スマイレージ H!P2010冬


 そういう事で、「スキちゃん」でやってみようという事になり、ネット上では、どんなMIXをやるのが良いか? いや、MIXなんてやらないでほしい!と意見が二分される中、言い出しっぺのあやちょから公式コメントともいうべきものが発表されました。
 和田彩花ブログ 土曜日の記事より
http://gree.jp/wada_ayaka/blog/entry/456794950

 あやちょ、スタッフに怒られたようです。イベントではダメだから、とりあえずコンサートで…という事は、イベントを行なう場所が必ずしもライブハウスやコンサートホールとは限らないという事。つまり、公共の場でMIXなんてウルサイから止めてほしいという事だと思います。土曜日はイトーヨーカドーが会場でしたから、このような場所で大騒ぎされたら困るという事でしょうか。
 でも、そんな事を言ったらハロプロのイベントをそのような場所でやる事自体が、応援騒音という問題に直面するとも思うのですが。それは言っちゃダメかな(苦笑)。

 MIXという応援スタイルは果たしてアリなのか?これはなかなか難しい問題です。
 MIXという応援スタイルは、あやちょがブログで書いている通り、伴奏に合わせて言葉を連呼したりする行為なのですが、ハロプロが発祥ではなく、しかも考案された当初は、イベントで推しではないアイドルが歌っている時に、妨害行為の意味で行われていたという話も聞いた事があります。確かに歌詞とは関係ない言葉を連呼するのは妨害行為に思えます。

 ただし、歌に被せている訳ではないから、PPPHより迷惑にはなっていないという意見もあります。
 PPPHは歌の最中、主にBメロでリズムが「タンタタン」となったところで、そのリズムに合わせて「パンパパンヒュー」とジャンプするノリ方なのですが、色々アレンジが加えられてきて、現在のハロプロでは歌っているメンバーの名前をコールしながら跳ぶというノリが主流になっています。このコヲタによるールが歌に被るので、うるさくて歌が聞こえないという問題もあるのです。当ブログでも「通学ベクトルとPPPH」という記事で、PPPHのコールはいかがなものか?という記事を以前書きました。
「通学ベクトルとPPPH」
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/565dafcc07dab103e389cefe41a9ca9e
 (記事中に、PPPHが大きく被さる通学ベクトルや、モーニングコーヒーのライブ動画があります)

 記事に「モーニングコーヒー」を例に挙げている事でわかるように、PPPHはハロプロ現場では昔から存在しています。そのためか、今更あらたまって煩いかそうでないかは議論される機会が少ないのですが、歌をコールがかき消すくらいの勢いですから、冷静に考えれば歌手にとっては邪魔な応援と言えそうではあります。
 それに対してMIXは、イントロなどの伴奏に合わせるから歌の邪魔にはならない。しかし、ちょっと待ってほしい。歌の邪魔にはなっていないけれど、「ファイヤー」とか「ジャージャー」は歌にも歌手にも関係がないキーワード。

 ならばスマイレージには、応援になるようなMIXをしてみてはいかがでしょうか?MIXが是か否か?の議論も必要なのかもしれませんが、煩いかどうかを論じていけば、PPPHも、LOVEラブリー○○も、ヲイヲイもウルサイという事になってしまいます。
 イントロでヲイヲイがアリなのだから、イントロでメンバー名を叫んだりするMIXはアリだと私は思います。あやちょも、他のスマイレージメンバーも、そういうMIXならば、ファイヤーだの叫ぶよりも喜ぶのではないでしょうか。

 ハロプロにはハロプロのノリがある。AKBや他のアイドル現場でやってるからって、MIXなんてやらなくてもいい。それも正しいとは思うのですが、メンバー自らが提案してきた以上、試しに導入するには良いタイミングではないかなと思いました。
 まあ、こんな風に応援スタイルで色々議論が交わされるのも、それなりに楽しいし、最終的には大勢が良いと思えば浸透するだけの事でもあります。

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エリートではなかった者が輝く舞台

2010-06-13 08:58:29 | サッカー
 韓国のサッカー界はエリート養成システムとも言うべきやり方か導入されています。小学校から中学校、中学校から高校、高校から大学と、進学していく度に選手がふるいにかけられ、残った人がサッカーを続けていけるシステム。
 パク・チソン(朴智星)はそんな流れから脱落した一人でした。高校の恩師の助言などで日本でプレイする道を選び、Jリーグの京都パープルサンガ(現、京都サンガF.C.)に入団します。Jリーグが発足した1993年にはノ・ジュンユンしかいなかった韓国人選手も、21世紀を迎える頃にはかなり増えていました。

 パク・チソンが入団した頃の京都はJ2に落ちたりして低迷していたものの、日本の高校での指導歴もあるドイツ人監督ゲルト・エンゲルスの下、チームは着実に成長し、J1で上位、天皇杯で優勝と素晴らしい結果を手に入れていくのでした。
 パク・チソンは3トップの一人として、黒部光昭、松井大輔との絶妙なコンビネーションと鋭い突破力で注目の人となり、オランダの名門チームPSVアイントホーフェンに移籍します。

 オランダでも活躍したパク・チソンは、イングランドのプレミアリーグの名門にして世界に知られる強豪マンチェスター・ユナイテッドに移籍します。様々な国籍の選手がプレイするマンチェスター・ユナイテッドですが、アジアの選手が入団するのは初めて。C・ロナウド、ウェイン・ルーニー、リオ・ファーディナンドなどの世界的なスター選手と一緒にパク・チソンはプレイし、活躍をするのでした。

 昨日のギリシャ戦、パク・チソンは韓国代表としてキャプテンマークを付け、鋭いドリブルで相手を交わしながら二点目のゴールを決め、韓国の勝利に貢献しました。
 エリートコースから外れた男が、異国で才能を開花させ、代表チームのエース的存在になった。日本のメディアのインタビューには日本語で受け答えするなど、その順応性の高さが才能を開かせる事を後押ししたのかもしれません。
 それは、エリートではないからこその雑草の強さなのではないでしょうか。
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ハロプロ握手の問題点

2010-06-12 22:19:54 | ハロプロ2010
 先週行われたスマイレージの握手会での動画が、先日YouTubeにアップされて話題になりました。何故話題になったかと言えば、ハロプロ名物高速握手会が大勢の人に知られる事となったためです。年齢性別問わず、握手をしようとするお客さんの肩や腰を掴み押し流す。別に何かをしでかした訳でもなく、問答無用で流されます。早い時には、握手を開始する前から押し流されたりする事もあります。

 その動画は結局、事務所による申告で削除されました。まあ、イベント中の許可なき撮影行為は違反事項ですから、この動画は違反行為により撮影されたのたとも言えますが。なんだかなあ。

 何故誰かれ構わず握手する客を押し流すのか? 以前に誰かが問題を起こしたから警備が厳しくなったのかもしれませんが、だからといってスタッフがこのような態度で警備にあたっていては、初めてイベントに来たような人は「もう来ません」となっても不思議ではありません。
 大勢いる客を捌くためには仕方がないと関係者に言われそうですが、参加人数を絞って参加者数を把握しやすくする。そのために新曲イベントは抽選にしているのではないのでしょうか?
 ハロプロの握手会よりも参加客が大人数のところは他にもあるし、そもそもスタッフが「握手列整理」という名目で暴力を振るうのはハロプロだけです。暴力? はい。何もしていない客の肩や腰を掴んで押し流すという行為は暴力であると、私は断言します。

 現在のアイドルの握手のやり方は、「ハロプロとハロプロ以外」と言っても過言ではないほど、その内容に差があります。スタッフが押し流すなんてやっている女性アイドルの握手会は、ハロプロだけなのではないでしょうが?

 ハロプロの場合、イベントに参加するには抽選で当たらなくてはいけないなど、参加への敷居は高いものでありながら、CDなどをたくさん買って当選した人が、ステージ上でひどい扱いをスタッフに受けて、しかも握手は一瞬。こんなやり方で事務所は本当に良いと思っているのでしょうか?イベントを速やかに終わらせるためには仕方がないと思っているのでしょうか?
 他のアイドルは握手会にかなりの時間を割いたりしています。何時間も握手を行なう事は珍しくない。それでも、早く終わらせるべく高速で握手列を流したりせず、参加者をちゃんと「お客さん」として扱っている。
 そこまでしてファンのニーズに応える必要はない。そんなにアイドルとの握手をじっくり楽しみたかったら、ハロプロでなく他所に流れて構わない。それが本音なのでしょうか?

 参加したらそのアイドルと、それを取り巻く状況に対してイメージが悪くなってしまう恐れがある握手会なんて、やらないほうが良いのにと思います。それでも開催され続けているのは、抽選に当たりたい人がたくさんCDを買ったりしているからなのかもしれませんが。
 でも、そういう商法が成り立つのも、買ってくれるファンがたくさん存在してこそ成立するものではないかと思うのです。

 木曜日、タワーレコード渋谷店で行われた、アイドリング!!!のトークショー&握手会に行ってきました。係員は勿論いますが、余程の事がない限りは押し流されたりはしません。一応、歩きながらスムーズに握手を行なうようにという指示はあるものの、各メンバーへの握手時間はファンの良心に任されている感じでした。
 中にはメンバーの方から話を振ってきたり、手を握ったまますぐに離さないメンバー(新人)も何人かいたり、基本的に急かされる事はありません。
 それだけこちらの行動に任されれば、案外平和に終わるもので、自分の番までしばらく握手会の様子を眺めていましたが、平穏無事に握手は行われていました。これは、先日観てきた「ももいろクローバー」でも同様でした。

 ハロプロは色んなお客さんがいるから、そういう握手会のやり方は難しいのでしょうけれど、お客さんが楽しかったと思いながら帰る事が出来るイベントに変えていく必要はあるのではないでしょうか?これは早めに手を打たなくてはいけない課題だと思います。
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誇り高きブブゼラの響き

2010-06-12 18:34:50 | サッカー
 サッカーのワールドカップが始まりました。ワールドカップ(以下、W杯と略)は地球最大のスポーツの祭典。テレビで中継を観る人の数はオリンピックより多いそうです。オリンピックは陸上競技や水泳などが人気競技だけれど、こういう競技は一部の先進国にしか人気はない。サッカーはほとんどの国が親しんでいるスポーツで、国際サッカー連盟(FIFA)に加盟している国・地域は、国連に加盟している国の数より多いのです。

 アフリカ大陸ではW杯もオリンピックも開かれた事はありません。しかし、遂に新たな歴史がアフリカ大陸に刻まれました。昨日、W杯南アフリカ大会が開幕。開会式に続いて行われた南アフリカ対メキシコは、84490人の大観衆が観戦しました。
 チームカラーの黄色に染まるスタンドからは、「ブブゼラ」と呼ばれる細長いラッパが響き渡ります。そのブブゼラの高音はスタジアムを異様な雰囲気に包み、テクニシャン揃いのメキシコのリズムを狂わせました。
 メキシコが狂ったリズムを回復させたのは、12年前のフランス大会にも出場している37歳のベテラン、アウテモク・ブランコの途中出場からでした。

 「ブブゼラは我々の武器である」南アフリカの人達が持つ陽気な武器の音色は、ピッチ上の相手選手だけでなく、色んなものに向けた音色にも聴こえるのです。

 南アフリカという国のイメージは残念ながらネガティブなものです。開幕戦が行われたヨハネスブルグは犯罪の多い都市として知られ、そして南アフリカにはアパルトヘイト(人種隔離政策)というものがかつて存在していました。
 白人と非白人とを完全に分けて生活させる。公共施設も、街の店も全て分離され、異なる人種同士が恋愛をする事すら法律で禁じ、更には居住地域も分けられていました。国の人口の八割は非白人でありながら、非白人専用の居住地域は国土の13%の面積。

 そんなアパルトヘイトを廃止すべく立ち上がった人の一人が、アパルトヘイト廃止後に南アフリカ初の黒人大統領になるネルソン・マンデラ氏。人種差別の撤廃を訴え、世界に向けて南アフリカのアパルトヘイトを問題提議してきたマンデラ氏は、南アフリカでW杯が開催される事が決定した時には涙を流し喜んだ人です。アパルトヘイトがなくなり、近代国家への道を歩き始めた南アフリカに、また新たな歴史が刻みこまれたのが、W杯開催決定の日でした。

 91歳になるマンデラ氏は開幕戦には姿を見せませんでした。孫が前日事故で亡くなるという不幸があったのです。
 人生を差別撤廃運動に捧げたマンデラ氏に、南アフリカで行われるW杯を是非見てほしい。そう願う人々は多い筈。様々な人種が肩を並べるスタジアムの光景は、アパルトヘイトというものが過去のものになった事の象徴と言えそうな風景に見えるのでした。

 ~サッカーW杯が始まりました。四年前、このブログで連載をした時と同様に、サッカーとW杯というものを文化や音楽側から書くエッセイの短期連載を始めたいと思います。~
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2005年の℃-uteのみんなへ

2010-06-11 22:23:00 | ハロプロ(℃)
 五年前の矢島舞美ちゃんと℃-uteのみんなへ。

 こんにちは矢島舞美です。五年前の矢島舞美ちゃん、お元気ですか?そして℃-uteのみんな!おめでとう!遂に名前が、私達に名前が付きましたね。「℃-ute」と書いて「キュート」。可愛い名前で嬉しいよね。やっと付けていただいた名前だから、みんなで大切にしていこうね。

 安倍なつみさんとご一緒させていただくコンサートツアーが、いよいよ始まったから、安倍さんや保田さんの足を引っ張らないよう、そしてお二人から色んな事を学んで頑張ってください。

 梅田えりかちゃんへ
 いつも楽しいえり。その楽しさが後から活きてくるから、磨きをかけて、これからもみんなを楽しませてください。
 出来たら、ずっとずっと一緒に…笑っていたいな…。

 村上愛ちゃんへ
 めぐのダンスはいつもスゴいよね。上手さではめぐに勝てないから、私は全力で頑張る。だから、めぐもどんどんダンス上手くなって、いつまでも私達のお手本でいてください。℃-uteって名前、めぐのイメージにピッタリだよ。きっとつんくさんがめぐをイメージして付けたのかも?とか言って。
 一緒に力を合わせて℃-uteを誰にも負けないグループにしようね。約束。絶対だよ。

 中島早貴ちゃんへ
 背が小さい事を気にしているみたいだけど大丈夫。その分ダンスがすごく良くなってきたよ。このままもっと頑張って、ダンスなら誰にも負けないくらいに自分の特技にしようよ。
 悩みがあったらいつでもリーダーの矢島舞美ちゃんに相談してね。ちょっと天然だけど、マジメに答えるよ。

 鈴木愛理ちゃんへ
 愛理!ついに私達の名前が決まったね。すごい喜んでいると思います。
 愛理はBerryz工房のスターティングメンバーに入れなくて、すごく悔しがっていたから、それをバネにして頑張ってきた姿、ちゃんと見てたよ。
 これから℃-uteは愛理の歌がとても大事になってくるから、もっともっと頑張って、もっともっと上手い愛理になってください。

 岡井千聖ちゃんへ
 まだ男の子みたいなちっさーだと思うけれど、その明るさはみんなを明るくしているよ。これから色々悩みも出てくるかもしれないけれど、これからも元気に一緒に走っていこう。走るのなら負けないよ。頑張ろうね。

 萩原舞ちゃんへ
 これからどんどん背が伸びるから、楽しみにしていてください。そうそう。今度モーニング娘。さんに入った久住小春ちゃんとは、今のうちから仲良くしておくと良いかも。なんでかは言えないけれど、お楽しみな仕事がもらえるんだよ。がんばってね。

 そして、矢島舞美ちゃんへ
 ついに℃-uteって名前が付いたね。おめでとう。これからリーダーを任されて、色々大変になると思うけれど、みんなで明るく力を合わせて頑張ってください。
 とりあえず始まった「ふれあいコンサート」ツアーを全力投球でがんばれ。あっ、一緒にツアーを回らさせていただいている先輩は、「安倍なつみさん」だよ。「後藤真希さん」じゃないからね。

 あと、半年くらいしたら新メンバーが入るんだよ。誰かは内緒だけど、明るくて良い子だからみんなで仲良くしてあげてね。時々すごいくっついてくるかもしれないけれど、嫌がらずに甘えさせてあげてください。
 あと、今はまだ私達の歌をいただいていないからピンと来ないと思うけど、「夏DOKI!リップスティック」という曲をいただいたら、いっぱい練習した方がいいよ。そうしないとコンサートでキーを下げて歌う事になるから。

 五年後の私はとりあえず笑えています。だから、笑顔を忘れずにみんなで力を合わせて「℃-ute」といういただいた名前をたくさんの人に知ってもらえるように頑張ってください。

 ~2010年の矢島舞美より~

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AKB48総選挙公式ガイドブック

2010-06-10 23:22:45 | アイドル etc
 AKB48の総選挙の話題が本日の芸能ニュースのトップ記事なようで、日刊スポーツなどは三面分も使って結果を取り上げていたりして、衆議院総選挙並みか、それ以上の扱いです(苦笑)。
 AKBで誰が人気かなんて別にどうでもいいという人もいるとは思いますが、その人気投票をこれだけ芸能ニュースとして扱ってもらえるなんて、ハロプロからしたら羨ましいにも程があるというものです。

 結果を報じるニュース記事
http://www.sanspo.com/geino/news/100609/gnj1006092102016-n1.htm

 こういう人気投票って、例えばプロ野球のオールスターに代表されるように、投票数が多くなければ盛り上がらないし、結果にも権威がない。Jリーグのオールスターが今ひとつ盛り上がらないのは、投票数の問題もあると感じています。
 AKBの総選挙が盛り上がったのも、それだけ投票数が多いからでもあり、残念ながら今のハロプロが同じ事をやってもマスコミに大きく取り上げてもらう事は難しいでしょうね。

 自分はAKBヲタではないので投票していないし、誰が何位になるかはあまり興味はなかったのですが、せっかくのアイドル戦国時代。色々楽しんだもの勝ちだと思い、結果を気にしてみる事にしました。
 そういう気持ちになれたのは、一冊の本が原因なのです。


 先日、たまたま古本屋で「AKB48総選挙公式ガイドブック」という本を見つけました。昨年の総選挙でも集英社から発売されていましたが、これは講談社から発売された今年の本です。手に取りパラパラとページをめくってみました。
 すごい。充実している。総選挙の事を取り上げた本なので、各メンバーの紹介が詳しい。圧巻は、研究生までを含めた全メンバー紹介。選挙に向けたメッセージチェキ写真が全員に付いています。
 私は以前から、AKBのメンバーが全員わかるような本はないのか?と、メンバー名鑑みたいな本を切望していたので、これは買いだなと値段を見れば「定価1000円」。安い。後日、Amazonで注文いたしました。
 それにしても、何故発売されたばかりの本が古本屋にあったのか? 新品を買ってみてわかったのですが、綴じ込み付録としてポスターが付いていて、そのポスターが三種類あるのでした。つまり、トレーディングポスター。このポスターを集めたい人が、ポスターだけ抜いて本を売ったみたいです。

 その注文の品が火曜日に届きました。早速改めて中身を読みます。

 いきなり「108人」ものメンバーの顔写真シール。こんなにいるのかとビックリです。AKB、SKE、両方の研究生まで、今こんなにメンバーがいる訳です。
 まずは昨年の結果に合わせたソロページ。10,000カットから選ばれた最高の写真というアップ写真と様々な写真。総選挙に賭ける意気込みインタビューなどが添えられています。



 一位前田敦子、二位大島優子、三位篠田麻里子、四位渡辺麻友、五位高橋みなみまでは4ページずつ。六位小嶋陽菜は3ページ。七位板野友美、八位佐藤亜美菜、九位柏木由紀、十位河西智美は2ページずつという構成で、昨年のベスト10メンバーのみ紹介されています。(メンバー名は敬称を略させていただきました)
 ちなみに、表紙&裏表紙もこの10人です。

 ここまではAKBヲタな人が楽しめるページで、自分は写真を眺めながら、この子のこの表情は良いねなどと、半分他人事気分で眺めていました。
 しかし、ここからが凄い。買う理由にもなった全メンバー紹介です。47ページから始まるチームAメンバーの紹介から研究生を紹介してある102ページまで、56ページ分にも亘ってメンバー紹介が続きます。
 ページレイアウトは、AKBとSKEメンバーおよびチームKⅡのメンバーは1ページあたり二名。AKBとSKEの研究生メンバーは1ページあたり三名となっています。



 このコーナーにはプロフィールも添えられているので、どんなメンバーがいるのかよくわかり、各メンバーの顔写真もよく撮れています。AKBはハロプロに比べ、カメラマンの腕が良いみたいです。ハロプロのグッズ写真を撮ってもらいたいですね(苦笑)。

 他にも、昨年の総選挙の結果を中間発表の投票数などを交えて表にしていたり、各シングルの参加メンバーの一覧があったり、デビューから現在までの年表があったり、ライトファンがAKBを知るのに最適な一冊だと思いました。

 この本を読んでいて、ハロプロもこういう本があったら良いのになあと感じました。モーニング娘。からエッグまでのプロフィールがよくわかる一冊。でも、それは難しい事もわかっています。本を出す以上、売上が期待出来なければ出版社は協力しない事でしょう。
 私がハロプロにハマり始めた頃、宝島社が発売した「別冊宝島 まるごと一冊モーニング娘。」という本は、まさにモーニング娘。を知るためのバイブルでした。様々なデータやエピソードが散りばめられていた本。何回も読み返しては、その度にモーニング娘。の事が詳しくなり、好きな気持ちも深まっていくような気分になったものです。
 今、AKB48総選挙公式ガイドブックを読んだAKBファンが、そんな気分で何度もこの本を読み返している。そんな光景が、日本のどこかであるかもしれない。そんな事を思いながら、ふと寂しい気持ちになったりもします。
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各メンバー別 過去記事インデックス 「エルダ系ユニット」その2

2010-06-10 22:38:16 | 過去記事インデックス

 過去記事インデックス。エルダ系ユニットのページが一杯になったので、新たに作りました。

 2010年4月1日~2010年12月31日まで

 村田めぐみ

LAST MELON GREETING レポート前編~ゲスト松浦前田石川吉澤~
LAST MELON GREETING レポート中編~保田矢口安倍飯田~
LAST MELON GREETING レポート後編
アイドルとロック ロックな存在


 斉藤瞳

LAST MELON GREETING レポート前編~ゲスト松浦前田石川吉澤~
LAST MELON GREETING レポート中編~保田矢口安倍飯田~
LAST MELON GREETING レポート後編
アイドルとロック ロックな存在
キャンパスライフ~生まれて来てよかった~
幸せな夏の結婚


 大谷雅恵

LAST MELON GREETING レポート前編~ゲスト松浦前田石川吉澤~
LAST MELON GREETING レポート中編~保田矢口安倍飯田~
LAST MELON GREETING レポート後編
アイドルとロック ロックな存在


 柴田あゆみ

LAST MELON GREETING レポート前編~ゲスト松浦前田石川吉澤~
LAST MELON GREETING レポート中編~保田矢口安倍飯田~
LAST MELON GREETING レポート後編
アイドルとロック ロックな存在

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アイドル戦国時代 2nd Round

2010-06-09 22:27:15 | ハロプロ2010

 昨日、渋谷に行ってCDショップを回って来ました。わざわざ渋谷にまで行った理由は、渋谷のタワーレコードで開催されるアイドリング!!!のイベントの参加券を入手するためにタワーレコードに行く必要があったからです。
 前月は、アイドル戦国時代第一ラウンドとして、スマイレージ、東京女子流、ももいろクローバー(五十音順)によるルーキーズ決戦がありました。今週は第二ラウンドとして、モーニング娘。とアイドリング!!!の新曲が同日発売になります。

 まずはタワーレコードに行きましたが、入口から中も永ちゃんだらけ。二階に上がると、エスカレーター前にスマイレージのサイン入りTシャツ発見。タワーレコードでのイベントの際にサインを入れた模様。

(友人が携帯で撮影)

 新譜コーナーにはアイドルCDはなく、戦国時代言う割には「AKBしか目立つ置かれ方をしていない」という店内レイアウトに、ややガッカリしつつ、五十音順「あ」の場所からアイドリング!!!の新曲CDを手に取り、無事イベント券を入手したのでした。

 五十音順のコーナーを回ってみると、棚の上にジャケットを前に出して置かれているような、目立つ置かれ方をしているアイドルは少なく、やはりこういう目立つ場所は人気アーティストのポジションなんだなと、少し寂しく思いながら「も」の場所に来ました。やはりモーニング娘。は上にはない。でも、なんか女の子の顔がアップのジャケット。この紫の子と赤の子は! 「行くぜっ!怪盗少女」が上に置かれています。初回限定のメンバー別ソロジャケット仕様(レーベル面もメンバーカラー)の、百田夏菜子バージョン高城れにバージョンでした。

 タワーレコードと並ぶ有名CDショップの雄HMVにも行ってみました。HMVは「アイドルはハロプロよりAKB」というスタンスを打ち出して、「アイドル政権交代」などとキャッチコピーを付けてAKBを売っている店なので、ハロプロヲタ的には「お金を落としたくない店」でしょうが(苦笑)、とりあえず入ってみます。ちなみに、HMV渋谷店は8月で閉店するとの事。

 HMVは一階にJ-POPコーナーがあります。ここでもAKBは独立したコーナーがある訳ですが、さすが人気アイドルという感じですね。人が立ち止まって見たりしてるし、目立つ→CDが買われていくという好循環になりそうです。この日は総選挙の締め切り日でもありました。
 CDコーナーを見ていくと、HMVでは棚の上の目立つ場所にアイドルがありました。
 「真野恵里菜ちゃん」
 真野ちゃんをプッシュしてくれているようです。宣伝用のポップと共にCDが数枚並んでいます。嬉しいですね。HMV、見直した!

 その真野ちゃんの左隣には、ここでも「ももいろクローバー」。しかも店員手作りポップは、当ブログのMJ記事にも貼った赤のエビ反りスーパージャンプ写真。「このジャンプがアイドル史を更新する。」なんてコピーが付いてますよ。カッコイイ。HMV、またまた見直した。閉店は残念。

(こちらも友人が携帯で撮影)

 HMVはアイドリング!!!に関しては、「HMVオリジナルジャケット仕様」なんてバージョンを作った実績もあるほどで、アイドリング!!!とは蜜月な関係にあると思われましたが、今回の新曲は特にプッシュされていないのか、コーナーは無し。モーニング娘。もコーナーはありませんでした。

 アイドル戦国時代と言っても、結局はまだ広くは浸透しておらず、AKB48が孤軍奮闘しているのが現実なようです。せめてシングル売上が10万枚を超えないと、広く浅くは伝わっていかないものだという事を実感したCDショップ巡りでした。
 AKBに続くアイドルは誰か?ルーキーもベテランも中堅も、誰でもチャンスはある。それも実感しています。

 <訂正とおわび>
前回のももいろクローバーイベント記事にて誤りがありました。
 誕生日お祝いは、玉井詩織ちゃん(6/4)、佐々木彩夏ちゃん(6/11)、高城れにちゃん(6/21)のお祝いでした。リストバンドの三色はこの三人の色です。注釈が抜けてしまい申し訳ありません。記事の方も訂正をさせていただきます。

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ももいろクローバー 「ももフェス in ららぽーと新三郷」 ~潜入レポート後編~

2010-06-08 21:47:04 | ライブ!2010

 レポートに入る前に報告。当ブログ、週末にアクセスが増えました(一日訪問者数1,100人強が続く)。ももいろクローバー記事にアクセスがかなり付きました。注目の高さを感じます。テレビでインパクトを与える事は大切なんだなと、改めて思いました。今に思えばAKBだって、テレビがあってこその人気アップだったのですから。

 ももクロ人気を報じるニュース
http://news.ameba.jp/weblog/2010/06/68991.html

 そんな今注目のアイドルももクロちゃんの無料ライブイベントレポート後編です。


 エヴァンゲリオンを思い出させるような交響曲(クラシックに疎いんですが、ワーグナーあたり?)が鳴り響く中、運転停止中のエスカレーターを駈け下りる六人。歓声が上がる会場。いきなりコントが始まります。
 紫(高城れにちゃん)だけ正規の衣装ではなく被り物にツナギ姿です。頭にはNHKのマスコット「どーも君」(苦笑)。MJに出て大反響。皆さんありがとうございます。NHKさんありがとうございます。そういうトークを展開したあと、MJの時にもやった「えむじぇ~」をメンバーと観客で叫んで景気づけ。「受信料はきちんと払いましょう」とNHKに気を使ったコメントを加えて締めました。

 紫は被り物を取り、でもツナギ姿のまま歌を開始。一曲目から「行くぜっ!怪盗少女」。いきなり本日のみんなのお目当てソングからのスタートで、観客は大興奮。跳ぶ!コールする!ステージ低すぎメンバーが良く見えね(苦笑)。
 出だしのメンバー名ラップの部分、自分の推しメンバーのところで力一杯跳ぶヲタ達。全員好きな人は六回跳びましょう。
 低く狭いステージで、ダンスへの影響を心配しましたが、側転も馬跳びもバッチリ決めてくれました。再び歓声。周りを見渡せば、一階も二階もたくさんの人、人、人。買い物客も思わず立ち止まって見入っています。やはり、あのダンス力は歌を知らなくても見てしまいますよね。

 熱く盛り上がる観客ですが、こういうオープンスペースにありがちな、「後ろでステージと無関係なヲタ芸をやるようなヲタ。ステージに向かって変な事を叫ぶヲタ」がいない!熱いけど平和です。そして、熱いだけでなく暑い(笑)。吹き抜けの上から照りつける太陽。ステージ上のメンバーもかなり暑いと思えます。

 二曲目は「未来へススメ!」。イントロが流れてダンスが始まった瞬間、演奏が止まりました。
 ステージにスタッフが上がり事情説明。どうやら、ステージと観覧スペースを仕切る柵が壊れたようです。
 スタッフ「すいません。歌はまた最初からやり直します。今、柵が壊れてしまいました。上下にはいくらでも盛り上がっていただいて結構ですが、前後は危険ですので、上下だけでお願いします。上下ならどんどん盛り上がっていただいて大丈夫です」
 続いてメンバーからも、ライブが出来なくなると困るのでお願いします。とお願いがあって再開。スタッフのお願いも高圧的ではなく、前後でなければ大いに盛り上がってOKという優しい注意であったからか、観客はその後注意を守っていました。聞いた話によると、観覧スペース最前にいたヲタ達は補修を手伝ったりしていたそうです。

 太陽の照りつけと会場の熱気が暑く、しかも楽しみにしていたダンスが後ろだとよく見えないので、ステージ斜め横に観覧場所を移動しました。正面ではないから見やすくはないけれど、ステージがよく見えます。
 三曲目の「最強パレパレード」が終わってMCコーナー。MJでもやった自己紹介が始まります。この自己紹介は数パターンあると聞きましたが、観覧スペースにいる人達はサスガ合いの手バッチリ。自分は「右手を上げて横に振って」の高城れに体操しか合わせられませんでした。次に行く時まて復習ですね(苦笑)。

 挨拶に続いては、紫(高城れにちゃん)ピンク(佐々木彩夏ちゃん)黄色(玉井詩織ちゃん)の誕生日を祝うコーナー。ケーキが出てきました。リストバンドを受け取っている観客が一斉に、リストバンドを付けた右手を上げます。
 メンバーも同じリストバンドを付ける事になり、スタッフから受け取った「紫ピンク黄色」のリストバンドを装置。このリストバンドを最後まで付けたまま歌うのでした。

 MCに続いては、また三曲連続。「走れ!」、「オレンジノート」、「Believe」(玉置成実さんのカバー)。
 三曲連続とただ書くだけだと大した事がないように思われそうですが、暑い日差しが照りつけ、更にステージでかなりキレのあるダンスを踊るももクロちゃんの負担は相当なハズです。しかし彼女達は笑顔で歌い、笑顔で踊るのです。
、そのダンスは、文字通りの「ダンス」。上半身だけを動かす「振り付け」ではなく、足腰もフルに使ってのダンスです。目まぐるしくポジションチェンジをしながら全身を動かす。例えば、後退しながら体を沈ませるという背筋力が問われそうな踊りを涼しい顔でこなす。ステージ横に移動したので、そういう動きがよく見えます。
 みんな凄いのですが、特に緑の有安杏果(ありやすももか)ちゃんのダンスのしなやかさと言ったら。流石、元EXILEキッズチームメンバーです。

 ももクロちゃん達の動きは振り付けではなくダンス。それだからか、観客はフリコピなどしません。足を動かしたり移動が入ったりするから、コピー出来るものではないのです。サビで簡単な左右手振りとかあった場合は、それをみんなで真似る程度。日頃、フリコピはもう止めてほしいとハロプロ現場で願っている自分には嬉しい光景です。つまり、それだけダンスが高度という事でもあるのでしょう。横から見ていると、手足の動く角度が全員ピタリと揃っているのがよくわかります。

 ラジオだったかの企画で絶叫マシンに乗らされるメンバーを決める公開くじ引きコーナーを行なったりして、また三曲連続パフォーマンスに突入。
 まずは、「気分はSuper Girl」青(早見あかりちゃん)が優しい視線を客席に向けながら踊る。彼女は女性人気ありそうでした。
 続いて、「Words of the mind」。先ほどから、黄色(玉井詩織ちゃん)がやたらこちら側のサイドに来るのだけれど、彼女もちゃんと横のお客さんを見ている。何度か目が合ったような気がした。素直に嬉しいです。
 ラストは、デビューシングル「ももいろパンチ」。この曲、結構好きです。ダンスがコミカルでとても可愛い。

ももいろクローバー ももいろパンチ


 明るく激しく歌い踊りきったももクロちゃん。手を振りながらエスカレーターを上がっていきます。会場に響き始めるアンコール。
 メンバーが二階に達するとアンコールを求める声は更に大きくなりました。その瞬間メンバーはエスカレーターを下りてきました。オープニングと同じ元気さのまま。

 スタッフと何やら協議をしたあと、「アンコールありがとうございます!四曲続けてお聴きください!」なんたるボリューム感あるアンコールなんだ!

 アンコールは、「全力少女」からスタート。この曲が爽やかで気に入りました。タイトルはまさにももクロちゃんのパフォーマンスそのものの意味ですね。
 次は、「行くぜっ!怪盗少女」。先程は後ろに居たためよく見えなかった怪盗少女を、今度はじっくり見られます。やはりこの曲は会場が盛り上がります。疲れも見せず、赤(百田夏菜子ちゃん)が跳ぶ。相変わらず高い。カッコよすぎる。
 「ツヨクツヨク」、「あの空へ向かって」と歌い、ライブはエンディング。アンコールに歌った曲も全て良かったです。全体的に良曲が多いももいろクローバー。アルバムが発売される時が今から楽しみです。

 全13曲の「がっつりLIVE」が終わりました。ステージ袖で休憩するももクロちゃんの姿は、大勢の新規客(足を止めて観ていた多くの非アイドルヲタ含む)を含めた会場を埋め尽くした人々へ、自分達を力一杯見せる事が出来たという満足感に溢れていました。彼女達のパフォーマンスはファンならずとも足を止めてしまうような、確かな存在感に満ちたものであった事は確かです。

 しかし、まだここから次の大仕事が待っています。握手会です。私はステージ近くで様子を見てみる事にしました。

 最初は女性ファン。なんと握手をしたまま会話が長々と続いています。軽く五往復はしていると思います。メンバー一人に30秒くらいは出来そうな流れ。
 これはきっと女性ファンだからなんだろうなあ。そう思っていたところ、男性ファンの番になってもその速さ変わらず(笑)。
 スゴイ。今回は様子見したけれど、次回参加する時は握手しよう。そう思いながらステージを見つめます。スタッフは一応お客さんの後方に立っているもの押すような事はせず、何かあった時にだけ動きますという感じの姿勢。メンバーはフレンドリーな笑顔でファン一人一人と話をしています。

 それを見届けると、私は心の中に涼しい風が吹いたような気分になって会場を後にしました。最後までいた人達の話によると、握手会は三回の休憩を挟み、その都度会場に流れていたアイドルソングに合わせてメンバーが踊るサービスを見せてくれたそうです(休憩中なのに、なんと素晴らしいサービス精神)。
 一回目の休憩→スマイレージの夢見る15歳
 二回目の休憩→東京女子流のおんなじキモチ
 三回目の休憩→AKB48のポニーテールとシュシュ

 更に並び疲れた人達へサービスとして、急遽ライブとして、「Believe」と「行くぜ!怪盗少女」の二曲を披露。これは、メンバーの提案で実現したとも聞きました。

 握手会から、2ショット撮影会を経て、抽選で当たった人が参加した「メンバーによる似顔絵会」まで、全て終わったのは19:30過ぎだったそうです。なんとタフなアイドル。
 ももクロちゃんは、昨年行なわれた全国ヤマダ電機周りツアーを、マネージャーの運転するワゴン車で移動し、しかも車中泊だったと聞きました。そういう体験が、彼女達を心身ともにタフにしているのでしょう。

 ももいろクローバー。この日初めて生の彼女達を観たアイドルヲタは、おそらくほぼ全員がリピーターになったハズ。自分もそんなリピーターへの道を歩み始めた一人です。

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ももいろクローバー 「ももフェス in ららぽーと新三郷」 ~潜入レポート前編~

2010-06-07 23:28:40 | ライブ!2010
 MJを見たハロヲタの何割かはわかりませんが(中には、ハロプロ以外は見なかったという人もいそうですから)、「ももいろクローバー良いね!」となった人が結構いたようです。
 そんなももクロヲタ候補生達は、「出る杭は打たねば!まずは敵を知るためには現場に潜入すべし」などと大義名分を作って、6月6日ららぽーと新三郷へとやってきたのでした。イベントタイトルには「がっつりLIVE」とあり、公式サイトには10曲以上を予定と書いてあります。無料イベントでこのミニライブ。行かなきゃ損損ってもんでっせ。と、やって来ました新三郷。初めて降りた駅です。会場は駅からすぐでした。


 公式サイトの挨拶文
かなりガッツリなLIVEももフェス(無料)を行います!
みなさん、ぜひ遊びに来て下さい☆☆

日時 : 2010年6月6日(日)
会場 :ららぽーと新三郷

☆12:00~ フェスもも(LIVE)
フェスももとは!?
ららぽーと新三郷をももクロ一色に染める無料フェスティバル(全10曲以上を予定しています)。


 家から二時間かけて11:30過ぎに武蔵野線新三郷駅に着き、ららぽーと内に入ると、真ん中辺りの吹き抜け広場にステージが見えました。まだ観覧スペースに人は入れておらず、入場列が出来ています。
 ステージは高さ30cmくらいの低さで、広さも一辺が10mなさそう。これではダンスで側転出来ないんじゃないか?と、ももクロちゃんの側転パフォーマンスを観たい自分は、小さいステージを恨めしげに見つめるのでした。

 観覧スペース後方にテーブル&チェアがあるので一休みしていると、同行のハロヲタ友人がももクロパンフレットをもらってきてくれました。



 カラー両面。これは新規ファンには有難いし、良いお土産になります。メンバーを完全に色分けしているのは、新規にとっては助かる演出ですね。

 開演時間は12:00なんですが、なかなか始まる気配がなく、観覧スペースの入場が始まったので、とりあえず観覧スペースのすぐ後ろに着きました。観覧スペースには女性子供ゾーンもありました。予想以上に女性ファンいます。そして、全体的に観客が若い。なんか明るい雰囲気だなと思っていると、紙袋を提げた男性が近づいてきました。
 「スイマセン。リストバンドをまだお持ちでない方いますか?」
 聞くと、今日ステージ上で六月生まれの三人、高城れにちゃん(紫)佐々木彩夏ちゃん(ピンク)玉井詩織ちゃん(黄色)の誕生日を祝うので、皆さんでリストバンドを付けて雰囲気を盛り上げてほしいという趣旨。三曲まず歌い、そのあとMCがあり、その中で誕生日を祝うコーナーがあるから、そこで着用開始してくださいとの事。
 私の前にいたカップルの女の子が「これは貰えるんですか?」と質問。答えは勿論「YES」でした。
 ちなみに、紙袋に入っていたリストバンドの色は三人のカラーであるピンク、黄色、紫。紫を貰いました。ちょっと気になっているメンバーなのです。

 なんか楽しい雰囲気になってきました。ふと、二階を見上げると、バルコニーには人が鈴なり。四方を囲むようにビッシリと人が立っています。
 「これがMJ効果。テレビ効果というものなのか」
 二年間、路上ライブを行なってきたというももクロちゃんが、いつもの観客より遥かに多いであろう客数を前にステージに立つ。
 12:20。イベントに備えて稼働を停止した二階と一階を結ぶエスカレーターのところに、メンバーが現れました。

 ~潜入レポート後編に続く~
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