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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

この曲をもっと評価してほしいという話

2010-06-04 22:41:23 | ハロプロ2010

 先日、某掲示板で「ハロプロ曲で過小評価されている曲」というスレを見かけました。これはヲタの間であまり話題にならない曲という解釈をすると、そういう「支持者が少数派」な曲ってヲタなら誰もが心当たりがあるのではないかと思います。楽曲の好みは人により様々です。勿論、自分もいくつか思い当たる曲があります。

 過小評価と知名度の低さというのは意味が違うと思うけれど、松浦亜弥さんのここ数年の楽曲はもっと評価されても良いのにと思います。アルバム「ダブルレインボウ」、「想いあふれて」には佳曲がズラリ。

松浦亜弥 灯台


 アルバム「ダブルレインボウ」収録。この曲は好きでカラオケでも歌います。

 支持者が少ないのは、セールスの問題、ハロヲタの松浦さんへの関心度の低さの問題が原因だと思いますが、楽曲が等身大的な恋愛ソングなのも理由かなと思います。つまり、生々しさという点で聴いていられないとか、普通の恋愛ソングは好みではないというアイドルヲタ的感情。
 ハロプロの音楽(もう松浦亜弥さんはハロプロではないですが)を選んで聴くという行為には、アイドル的なものへの興味以外にも、既存のJ-POPのありきたりな世界観は物足りないという思いもあったりするのではないでしょうか?いかがですか? 日常に転がっていそうな恋愛感情を歌う歌手なんて他にもいるんだから、それをわざわざハロプロでまで聴きたくはない。そんな思い。
 上辺の部分だけ見てみれば、確かにここ数年の松浦亜弥ソングは、どこにでもありそうな恋愛ソングではあるのですが、これが結構良い。何故だろう?自分はコンサートで生で観ているから印象が良いのか、いえ違うのです。

 これは、肩の力の程よい抜き加減が良いのだと思っています。ハロプロもそうだし、AKBもそうですが、アイドルの恋愛ソングには、ありがちな、どこか肩に力の入った感じがあります。可愛い子達がレッツ恋愛!とばかりにノリノリで歌う。そのギラギラ&キラキラな感じこそがアイドルソングそのものなんですが、現在の松浦さんの歌は、そういう所から突き抜けた感じがあります。

松浦亜弥 中央改札

 アルバム「想いあふれて」収録。この曲も好きです。

 ただ、曲的には肩の力抜けた感じがあるものの、本人の歌唱自体は「自己陶酔型」だから好きになれないという意見も目にします。この辺が評価の分かれ道で、それが過小評価な印象に繋がっているのかもしれません。

 過小評価と言えば、後期きらり曲もそう感じます。初期のきらり曲は「バラライカ」を始め、評価や人気が高い曲が多く、自分もこのブログに「月島きらりにハズレ曲無し」なんて書いたりもしました。確かに初期曲も良いんですが、後期も良いんです。
 Milky Wayの曲だと「タンタンターン!」が結構好きです。ゆったりしたメロディにダンス。でもそこに散りばめられた多幸感のような気分が、この曲を非常にポップで可愛くしている。三人の表情がなんと優しい事か。

MilkyWay  タンタンターン!

 月島きらりシングル曲では「はぴ☆はぴサンデー!」がとても好きです。Bメロからサビへのメロディの持っていき方がちょっと強引な感じがしないでもないけれど、この感じがまさに久住小春なのですよ。滑らかに行くより、ジグザグな感じで先が読めない面白いキャラ。小春らしさが月島きらりと同化して、二人分の魅力のパワーで素敵なコラボレーションになった。そんな気分になれる曲です。

はぴ☆はぴサンデー! 月島きらりstarring久住小春(モーニング娘。)

 この「タンタンターン!」と「はぴ☆はぴサンデー!」を作曲したのは同じ人です。ニコニコ動画で有名なヒャダイン氏。良い曲を書きますね。そんなヒャダイン氏が最近作った曲についても語ってみますが、次回はそのテーマで書きます。

コメント (4)
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