フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ハロモニをまた見たい

2010-06-17 23:22:45 | ハロプロ2010

 昨日、「ハロモニが終わってからずっと淋しい思いをしてきたけど最近アイドリング!!!が面白い」という意見をネットで見かけました。アイドリング!!!はグループの意味ではなく番組の方の事でした。確かに、最近のハロプロに足りないものの一つが、かつてのハロモニ的世界だなあと、自分も心から同意でした。
 ハロモニと言っても、「ハロー!モーニング。」の事です。それも晩年のハロモニではなく全盛期のハロモニ。どのあたりからが晩年なのかは、人によって意見が違って来ると思いますが、ハロモニ@へ移行する一年以上前から、内容はイマイチになっていたと記憶。

 さて、何故今ハロモニ待望論なのか? 「美○学」がつまらないから?それも確かにあります。「美女○」はバラエティに徹していないし、情報番組としては中途半端。せっかくハロプロ内のグループの枠を超えた共演があるのに、もっとバラエティな内容で見たい。はっちゃけた絡みが見たい。そう思うのです。
 ハロモニはコントで変なメイクをさせられたり、ゲームでメンバーが泣かされたり、そういうコンサートのステージでは見られないモーニング娘。が見られるのが楽しかったです。
 思い出すのは四期メンバーの頑固一徹一家。そして、メイクで別人になりきっていた小川麻琴さん。

OPV 小川麻琴 青空がいつまでも続くような未来であれ

 (コントの動画が見つからなかったので、この動画を貼ります)

 小川麻琴。モーニング娘。五期メンバー。オーディションでは最初に名前を呼ばれた事でもわかるように、期待されていた好素材な子でした。ダンススクールに所属していた事からダンスはなかなか出来る子でした。
 しかし、モーニング娘。に入ってからは自信を喪失したかのように失速し、いつしか地味な存在になりかけていたマコが、ハロモニコントで笑われ役を演じる事で活路を見いだしたのです。
 マコも本心では「カッコイイ娘。メンバー」で在りたかったと思います。しかし、アイドルとしての自分の立ち位置を見つけるために、敢えて笑われ役の道を選んだ。そして、やるからには徹底的にやり、共演していた中澤姐さんが笑ってしまい顔を直視出来ないくらい役を作り込んでいたのでした。

 今のハロプロはそういう事をさせなくなりました。アイドルである以上にアーティストであり、お笑いタレントではないからという見解からでしょうか。なんか勿体ない。
 せっかくハロプロが集まって、深夜とはいえ30分の番組をやっているのですから、楽しいバラエティが見たいです。変な言い方になりますが、今の内容では見られない地域の方々も悔しくならないような内容です。
 やるからには、メンバー皆が、普段は見られないような姿を披露してほしい。モーニング娘。八期メンバーはコント向きだと思うし、コンサートでタイの恰好をしたりしているBerryz工房のメンバーなんて、きっとノリノリで笑わせに来るかも。
 かつてのマコみたく、気取った姿を横に置いて、はっちゃけた姿を晒してほしい。例えば、夏焼雅ちゃんあたりがコントで奇抜なキャラを演じたら、その意外性で面白いと思うのです。

 お笑い的な部分も持ち合わせているからこそ、ステージでカッコイイ事をやれば、そのギャップがカッコ良さを引き立てるような気もします。
 今だからこそ、ハロモニ復活。熱望します。

 ※ 上で書いた、最近アイドリング!!!が面白いという人が挙げていた「赤タイツ軍団」。
赤い武田信玄? 再UP

 (アイドリング!!!の番組はCSフジテレビか、地上波ではダイジェスト版をフジテレビ系列で放送。CSのチューナーないけど見たい人には、WEBによるオンデマンド放送もあります。)
http://blog.fujitv.co.jp/idoling/C1352.html

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カタルーニャの象徴

2010-06-17 21:19:09 | サッカー
 スペインという国は、いくつもの国が一つの国を形成しているようなもので、そのため地域間対立やスペインという国に対する帰属意識が低いと言われます。
 バスク人が多く住むバスク地方の強豪サッカークラブであるアスレティック・ビルバオは基本的にはバスク人が入団出来ません。クラブはバスクの誇りである訳です。スペインのクラブでありながら名前に「アスレティック」などと英語が使われているのは、ビルバオが貿易港として栄えた町であり、船でやってきたイングランド人からサッカーが伝承された事にちなむそうです。

 カタルーニャ地方の代表都市であり、スペイン第2の都市であるバルセロナには、FCバルセロナという世界的に知られたサッカークラブがあります。FCバルセロナは胸にスポンサーは付かず、ソシオと呼ばれる後援組織からの会費、試合の入場料やグッズ売上、そしてテレビ放映料で運営されています。
 スペイン最大のスタジアム「カンプノウ」を常に満員にする人気クラブFCバルセロナの宿敵は、首都マドリードをホームとするレアル・マドリード。レアルとは英語でロイヤル(王室)。つまり、王室が認定したクラブである訳です。
 我々はスペイン人ではなくカタルーニャ人であるという想いを抱いているバルセロナの人達にとって、レアル・マドリードは中央集権国家の象徴であり、カタルーニャのプライドをぶつけるべき相手なのです。
 そんなFCバルセロナ対レアル・マドリードの試合は「クラシコ」(伝統の一戦)と呼ばれ、スペイン代表の試合以上の注目を集めます。

 FCバルセロナのエンブレムに書かれてある黄色と赤の横縞模様はカタルーニャの「国旗」です。カタルーニャの人々が「我々」を代表して戦うチームはスペイン代表ではなく、FCバルセロナなのです。

 ワールドカップで毎回優勝候補に挙げられながら、いつも良い結果を得られないスペイン。代表チームには、レアル・マドリードの選手もいれば、FCバルセロナの選手もいる。果たして今回はどんな結果を手に入れるのでしょうか。
コメント (2)
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