フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

小さい春 大きい夢

2009-11-28 21:44:14 | ハロプロ(娘。)
 久住小春ちゃんがモーニング娘。を卒業する日が迫ってきました。まだ実感は湧かないし、自分は卒業コンサートのチケットを持っていないから、卒業の日が過ぎても多分実感はないと思う。
 それでも、今の気持ちを一言で言えば「寂しい」。なぜか? これから小春を目にする機会が減ってしまうからかもしれない。そんな心配が頭をよぎるからです。モーニング娘。を卒業した小春が、ソロアイドルとして売り出しに向けたレールが敷かれていて、そのレールが我々にもうっすらと見える状況なら、寂しいという感情より「楽しみ」になるのだろうけれど。

 月島きらりの中の人として大活躍していた頃の小春を見て、この子ならあややみたいな存在になれるかもしれないと思っていた。
 去年の11月に行われたきらりん☆レボリューションコンサートを観に行き、その予感は確信と変わった。大勢のお客さんを一瞬にして自分のワールドに取り込んでしまうエナジー。黄色の可憐な女の子も、青い凛々しい女の子も、それぞれがアイドルとして良い雰囲気は出していたが、月島きらりのスーパーアイドルエナジーには敵わないと思えたあの日。それくらい月島きらりは凄かった。SHIPS? 彼らは、彼らが凄かったという以上にヲタが頑張った(笑)。あんなに男性の大声援と激しいノリを受ける男性アイドルは彼らしかいないのは確かだ。

 小春は物怖じしないし、凄い自分に自信を持っている。歌が下手?これが自分なんだ文句ある? くらい言えそうな自信がみなぎっている。
 だからこそ、事務所はきら☆レボと平行して、いやそれは月島きらりのイメージを守るために無理だったのならば、きら☆レボが終わってからでも大プッシュすれば良かったと思うのです。
 小春なら、ソロCMも明るく楽しくインパクトを与えられたし、ソロで歌番組に出ても視聴者の記憶に刻まれる印象を残せたと思うだけに、非常に残念で勿体なく思います。

 ハロプロの良い所でもあるのかもしれないけれど、グループにいる間はあまり突出してはいけないような風潮があります。長年、それがヲタにも染み付いているから、例えばさゆみたいに一人でテレビに出ていると非難が集まる。
 事務所も非難が怖かったのかもしれないし、小春は加入時から「ミラクル」という形容詞を付けられ、どちらかと言えば娘。ヲタには加入当初はウケが悪かったように思えたから、イメージを傷つけたくないという事務所の思いやりもあったのだろうとは思いますが。

 
 結局、きら☆レボ以外のソロ活動といえば、おはスタレギュラーくらいで、「モーニング娘。の久住小春のソロ活動」は幕を下ろします。
 来年から小春はどうなるのでしょうか? モデルって本当なんですか? 歌はもう歌わないのですか? ドラマは?声優は?

 「卒業おめでとう」とはまだ言えない気分。12月の卒業なんて何かペン。春はやってくるのでしょうか。
 小春ちゃんの本当の夢を聞きたい。そして、その夢を実現出来るように、事務所も応援する側も温かく見守っていけたらいいですね。
コメント (3)
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