フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

真野ちゃんPVで迷う秋の夜長

2009-11-09 23:01:32 | ハロプロ(ソロ)

 先週から、一つ悩みが生まれていました。どうしようか、伝えるべきか、伝えないべきか。
 やっぱりや~めた。と週末に決意したつもりだったのですが。
 などと書くと、まるで恋愛話みたいだけれど、そうではなく(笑)ブログの話。伝えるべきか悩んだのは、今回記事にするこの話題。
 「真野恵里菜新曲PV公開」
です。

 「なぁ~んだ」と、ズッコケたそこのあなた。これでも、私は悩んでいたのです。何故悩んだのか?
 まずは、そのPVを見てください。

真野恵里菜「Love & Peace=パラダイス」resized

 いかがでしょうか。既にご覧になられた方も多いと思いますが、見ての通り「もはやピアノは飾り」です。「そこで弾くのか?」という唐突な展開付きです。
 PV全体を漂うカワイイ感が、真野ちゃんをアイドルである事を主張します。そのアイドルスマイルは、これぞアイドルという笑顔で昭和風味。

 真野ちゃんには年上のファンが圧倒的に多いと言われます。最近はハロプロの現場には学生年代のファンが増えてきた印象がありますが、真野ちゃんはまだまだです。多少は増えた気はしますが、それでもファンの主力は社会人ファン。それも真野ちゃんとは一回り以上違うような人々が少なくない。

 何故、真野ちゃんに年上ファン達は惹かれるのかと言えば、アイドルとしての真野ちゃんのキャラクターが、「昭和の時代のアイドル」そのものな事が大きいと思われます。
 セルフプロデュースの介入する隙がないほど、ガチガチにキャラクターが固められた今の真野ちゃん。本来はプライベートな部分を垣間見せる事によって、素の部分に少しだけ触れられる(触れられた)気分になる芸能人ブログでさえ、真野ちゃんは「アイドル真野恵里菜」を徹底しています。
 それを窮屈に感じるか、徹底っぷりに感心するか。年上ファンは後者が多いのでしょう。そして、徹底するからこそ、むしろ心地よいし、安心して見ていられる。この「安心して見ていられる」が重要で、そこに癒し系ボーカル真野ちゃんボイスが加わるからアイドル度強力アップという事なのでしょう。

 今回のPVは、そんなアイドルの中のアイドル真野恵里菜の可愛さをぎっしりパックしました。そんな一作です。
 でも、何か物足りない。多分、足りている方もいらっしゃるとは思いますが、自分は足りない。
 なんだろう?と考えても、正解は出てこないし、面白いネタも浮かばない。こうして、分析不足に発想の不発で、私はブログ記事に書くのをためらって数日を経過させてしまいました。

 でも、真野ちゃんの宣伝をしたいので、こうして無理に(?)記事にしてしまいましたが、やはり結論は出ません。
 ただ、思うことは二つ。いくら、甘いものが好きだからと言って、その人向けに砂糖をたくさんまぶしたお菓子を作っても必ずしも喜ばれるとは限らないように、どこかバランスを欠いた作りに思えて仕方がないという事。
 そして、これは言っておきたい。
 「S/mileageが目立ちすぎ」
 真野ちゃんのアクの弱さVS新人タレント売り出し作戦の図。なるほど、どうやら、今回の真野ちゃんPVの見所が見えてきた気がします。

コメント (4)
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