フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

席交換と割り込みについて思う事

2009-11-27 22:32:09 | ハロプロ2009
 先日の℃-uteイベントで気になった事があるのですが、多くの人は「イメージカラー変更」「新曲のパート割」に気が行っているみたいで、触れている人があまり居ないので、その事について書きたいと思います。今回のテーマは「ファンのマナー」です。割り込み、席交換について書いてみたいと思います。

 席交換の事などは以前から書こうかなと悩んでいました。敢えて取り上げなくても、他に書くべき話題はあるだろうと思っていました。客の事など書くより、メンバーの話を書くべきという事です。でも、このブログの読者数を考慮すると、書く事によって一人でも多くの人が考えるきっかけにしてくれるのではと思い、こうして記事に書く事にいたしました。

 ℃-uteの現場に限った話ではなく、席交換や割り込みはハロプロ界隈で発生しています。席交換のパターンとしては、前の席にいる人に替わってほしいというパターンと、友人などと連番で観たいから替わってほしいというパターンです。
 前者はともかく、後者は今いるポジションより前になるケースもあるため、交換に応じてしまう人もいる事でしょう。一応、℃-ute現場では「席交換の禁止」がアナウンスされていますが、アナウンスされていなくとも他の現場でも禁止という認識がほしいものです。
 ただし、席交換という行為そのものは、100パーセント駄目とは言い切れない性質のものです。例えば、子供連れのお客さんなどが見辛くなっている状況にあるとか、困っている人に手を差しのべる意味での席交換はアリだと思います。
 でも、己の私欲のための席交換はNGです。前で観たいからとか、友達と連番したいからとかは、「そこまで望むなら、前もってチケットを調達しておけ」と言いたいですね(笑)。あと、コンサート中の二時間くらい一人が耐えられないのか?とも。
 コンサート慣れしていないと一人はキツイとは思いますが、そもそもそういう場慣れしていない人は席交換などという大胆な事はしない筈です。
 思い通りにならないからと、ワガママを貫くのは止めにしてほしいものです。

 そして、割り込み。
 よくイベントなどで並んでいる列に割り込んでくる人がいます。知り合いなどが並んでいて、そこに入れてもらうというパターン。
 これは常識というものをわきまえていない行動。友人知人と一緒に観たければ、後から来た人に合わせて後ろに並び直すのが常識です。この常識を理解していない人が意外にいます。友人知人が前に居たら割り込んでも良いなどという理屈が通用したら、それこそ集団が有利になり、代表者を一人並ばせておいて、そこに10人でも100人でも割り込ませて良いという理屈になってしまいます。そんな馬鹿な理屈は有り得ないですよね。

 そして、先日の℃-uteイベントで私が目撃して、これはある意味「イメージカラー変更」なんて事より問題視すべきだと思ったのが、「握手列割り込み」
 この日の握手は右側のブロックから行いました。私は右側、それも横通路の後ろの席だったので、事の顛末を目撃していたのですが、早く握手をしたい人達が横通路に殺到して、どさくさ紛れに握手列に加わろうとしたり、右側ブロックで空いている席を見つけるや、そこの席の人のフリをして握手列に加わったりしている人を多数見かけました。スタッフも、これらの行動は想定外だったのか注意が行き届かず、結果何人もの不届き者が順番を無視して握手を早々と済ませる結果になりました。

 ちなみに、私の友人もトイレ行っている間に自分の席を奪われたそうです。

 こういう風に書くと、「アイドルヲタって、やっぱりマナー悪いな」と思う方もいると思うのですが、割り込みを実行している人達の多くはヲタTやグッズなどを身につけていない、見た目普通のいわゆるライトファン風な人達でした。つまり年齢も若い。ちなみに、席交換を持ちかけてくるタイプも、この手の風貌の人が多い印象があります。

 通路に人が溢れている様子を見ながら、私は「ライトファンなんて、やっぱりいらない」とさえ思いました。今まで、ハロプロにライトファンが増えてほしい。それは人気回復のための大事な事であると思ってきたのですが、そんな気持ちが一瞬で吹き飛びました。
 つまり、彼ら彼女らは目の前のアイドルに対して実はそんなに思い入れは強くない。気持ち的には応援はしているが、他に魅力的な存在が出てくれば乗り換えるし、そもそもハロプロ、或いはアイドルというジャンル自体にはどっぷり浸かっていないから、マナー違反をする事がどういう意味を持つか考えていないのです。
 ℃-uteの現場でマナー違反を犯せば、℃-uteの看板に泥を塗る行為になる。もうこういうイベントは出来なくなるかもしれない。そして、この日初めて現場に来た人が呆れて二度と来なくなるかもしれない。
 私は℃-uteが大好きで、彼女達がもっと上に行けるように願っています。だからこそ、ファンもしっかりしていてほしい。そして、ハロプロを愛するものとして、ハロプロのイメージを悪くしてほしくない。こういう事があると業界内でもイメージが悪くなるのです。

 誰だって最初はライトファン。でも一人でも多くの人に、ライトファン→熱狂的なファンになってほしい。そのパワーが人気を盛り上げていく力になるのだと思っていた私は、ふざけあい笑いながら握手列を乱していく「ライトファン」に軽い怒りをおぼえました。

 しかし、こういう事をしている人達はほんの一部。この日の会場の雰囲気からすると、多くのライトファンが駆けつけたと思いますが、その多くは自分の順番が来るまできちんと待っていた人達です。
 私はその事に気づき、「やっぱりライトファンは来て欲しい。来なくてもいいと一瞬でも思ってゴメンナサイ」と思うのでした。

 今、℃-uteやモーニング娘。は若いファン率が上がっていると言われています。新しいファンを迎えていく上で、今後のためにもライトもコアも関係なく、マナー向上を強く意識しながら行動していく事が必要だと私は思います。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする