橡の木の下で

俳句と共に

草稿12/27

2009-12-27 11:30:33 | 一日一句
形のよき聖樹ぽつんと売れ残る  亜紀子

お祭りのあとのケーキの投げ売り
花舗の裏手に樅の木ひとつ
サンタクロースに頼みごともなくなって久しいが
なんとなく心惹かれる小さな樅の木

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草稿12/26

2009-12-26 08:53:26 | 一日一句
雨がちにいささか怯む年用意  亜紀子

年々歳々手を抜く年用意

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草稿12/25

2009-12-25 07:51:50 | 一日一句
霜厳し夜明けの星の消ゆるころ
忘年の人の中なる寂しさよ 
                亜紀子

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草稿12/24

2009-12-24 09:48:34 | 一日一句
しみじみと師走の雨や灯が流れ  亜紀子

喧噪と
束の間の静寂と

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草稿12/23

2009-12-23 08:50:56 | 一日一句
松手入れ鋏の音も気持ち良き
冬至けふ南瓜買ひ足す夕間暮れ
柚子湯して誰かれの上想ふかな
               亜紀子

いよよ押し詰まる年の瀬

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