橡の木の下で

俳句と共に

令和6年「橡」7月号より

2024-06-30 12:56:21 | 星眠 季節の俳句
樅秀で梅雨爽涼の月あかり  星眠
                   (テーブルの下により)

 星眠先生には梅雨の文字を使った句がかなり多い。雨が好きだったとも思えないが、雨をちっとも厭わない人ではあった。男の孫が生まれた時、この句の爽の字をその子に与えた。
                            (亜紀子・脚注)