橡の木の下で

俳句と共に

草稿09/11

2011-09-11 09:25:51 | 一日一句

沼茅に錆のひと色池の秋

蝶蜻蛉ときにとんぼの翅づかひ

いく千の沼の精霊蝶とんぼ

赤蜻蛉なれど糸より身の細き

狸藻の花首出して深泥池

幻の平安窯や秋の声

真おもてに比叡澄みたり軒廂

街川の水より街に秋立ちぬ

 


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