Nonsection Radical

撮影と本の空間

8月15日 土曜 安くなる電子書籍

2015年08月15日 | Weblog
以前のように電子書籍が話題になることもなくなり、もはや下げ止まり状態になっている感もあるが、サービス合戦は激化している。
期間限定で大幅割引セールをしたり、ポイントを割りまししたりと、買ってもらって、さらにリピートしてもらおうと実質値下げに走っている。
電子書籍サービスが開始された頃は、紙の書籍とほとんど値段が変わらず、ガッカリ感が大きかったのだが、それでは競争にならないと気づいたのだろう。
それでも電子書籍で”読まれて”いるのはコミック中心で、もともと文字を読む人など紙でも少なかったので、電子書籍になろうと文字を読む人など増えることもない。
これは日本だけのことではなくて、西欧でも文字離れが進んでいるとの話を知り、なんでかなぁと思うこの頃だ。
理由なんかわからないし、どうすることでもないのだけれど、まあ面白い話というのは多くの人が知っているよりも、少数の人だけがコッソリ楽しむ方が楽しいものなので、幅広くいろいろなジャンルの本が少しずつ発行されるという状況が悪いものとも言えない。
でも電子書籍販売サイトで本を探すというのが、なぜかひどく億劫になるのは、画面の作りが悪いからで、モニター画面を睨みながら本探しという行為自体に疲れを感じるのは他の人にも当てはまるのではないのか?
そうだとすると、そこで読者獲得のチャンスを逃しているはずだ。
中吊り広告やちょっとした短文で内容を知り、それにひかれて購入するという気楽さがモニターからは得られない気がする。
もう少し工夫をしてみることも必要ではないのか。



高屋町2丁目の街並み
岐阜県大垣市高屋町3,2丁目
撮影 2014年12月23日 火曜日 14時15分
コメント
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