Nonsection Radical

撮影と本の空間

年寄り文化?

2010年01月23日 | Weblog
某月某日
週刊現代、週刊朝日、週刊ダイヤモンドを買った。
さすがに胸の振り子さんが買った週刊新潮ほど年寄り雑誌ではないが(笑)、オヤジ雑誌である事は確かだ。
というより週刊誌などは多くがオヤジが買うものとなってしまった。
ジョシ雑誌はジョシ雑誌として芸能情報誌や、グッズ付録ファッション誌が別ジャンルで存在しているが。

それぞれ気になる記事があって買ったのだが、目的の記事は大した事がなかった。
そこでつらつらと別記事を読んでいたのだが、どうにもこうにも「読ませる」記事というのがない。
雑誌が売れなくなった原因として記事のつまらなさがあると思う。
おまけにエロ小説というのも「情」がない(笑)ものしか載っていない(週刊現代)。
お色気グラビア(死語)も沈没だ。
もともとコラムやエッセイが好きなのもあるが、それらは外部著者が書いているのでバラエティもありおおむね面白い。
つまり週刊誌で読むに値するのはコラムやエッセイしかないワケだ。
たしかに面白いが、これらのために毎週買うかというと値段との兼ね合いになる。現代は390円、朝日は350円、ダイヤモンドは690円だ。

一方ネットでコラムやエッセイを読もうと思うと意外に面白いものがない。
新聞社系はダメだ。
文芸雑誌社のサイトには多少あるが、雑誌ほど面白いものは載せられていない。
情報サイト系では、専門分野的なものが多少ある。
言われるほど糸井重里系のものは面白いと感じない。

エッセイやコラムの面白さは報酬に比例するのではないか?
つまりタダで読めるエッセイやコラムよりお金を出して読む方が面白い。
考えてみれば当たり前で、書く方だって報酬がある方が力を入れるし、その報酬が多ければなおさらだ。
想像だけど、活字媒体の方が報酬が多いのではないか?
そして活字媒体の方がシビアなのではないか?

こんな事はヤング諸君は多分思わないから、オヤジの考えなのだろう。
また年代にマッチしたエッセイやコラムがそれぞれあるのだろう。
でもエッセイやコラムなど読むのは年寄り文化なのではないかという気もしている。
コメント (2)
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