Nonsection Radical

撮影と本の空間

バカになった

2010年01月03日 | Weblog
某月某日
今回はニコンのフィルムカメラFM3Aに35PCと50を持ち、フィルムはコダックエクター100を13本。ポケットにはリコーのGX100というスタイル。
セーターを着てフリースを重ね、ポケットいっぱいのフィールドジャケット。
裏付きのズボンに防寒シューズ。
ほぼ仙台石巻に行ったスタイルのまま。
朝5時の起床で6時に出発。
電車を乗り継ぎ小田原から新幹線で某所へ。
10時に降り立ったそこは地方都市。
ホームで立ち食いうどん屋さんが見つからなかったため(帰りに見たらあったが)駅前をうろつくと、「へいわどう」というタテモノがあり。
パチンコ屋さんのようなタテモノで無視しようとしたが、よく見るとショッピングセンターであった。
前もって調べてあったマクドはそのタテモノの中にあった。
マクドでセットメニューを食べ朝食兼昼食。
マクドは胃がもたれて食欲をなくすので行動食としては最適だ。

天気予報は降水確率60%ということで降雪の準備もしたのだが、ドンヨリ雲と晴れ間の繰り返し。
風だけが常に強い。
平均で10mぐらい、時折20mは吹き、真っ直ぐに歩けない。
鳥も前に進めない。
カメラを構えると体がゆらゆら揺れて落ち着きなし。
寒さと強風に悪態をつきながら5時間半歩き通しで終了。
駅に戻ると雪が吹き荒れる状態に。
なんとかウマいタイミングで撮影出来た。
撮影は7本。デジカメは出番なし。
というよりフィルムカメラを持った時にはデジカメの事を思い出しもしないし、レンズもつけっぱなしのPC35だけで50も使わず。

電車を乗り継ぎ京都・山科の姉の家へ。
読んだ本を6冊譲るためにザックの中に入れておいたのだ。
すこしだけ居座る。
あとで「オジさん、貧乏そうだからお年玉は遠慮しとくわ」と姉に子供が言っていたそうだ。
お年玉など考えもしなかった。
というより正月という意識はまったくなしのここ数年。
毎日が何もない平凡な時間である事が何よりの証拠。

数年ぶりの実家に行く。
夜は何もする事が無いので持参の文庫本を読みがてらテレビを垂れ流し。
普段テレビとは無縁の生活なので特に見たいとも思わない。
もっとも正月前後のテレビなど何も中味が無い事がわかっている。
ただひたすら時間を垂れ流すだけの役割。
それでもチャンネルをカチャカチャ(死語)してみるが、本当に何もない。
こんなものを見たい人も多くはないだろうからスポンサーがつかないのも道理だ。
何局かつぶれてもいいのではないか。
テレビを「眺めて」いるだけでバカになった。
あわてて文庫に目を戻す。
結局2日で2冊読破。

画像は日記とは無関係の「ありネガ」。
後日フィルム現像後に旅日記開始予定。
コメント (10)
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