闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

人間は間違える動物

2008年05月21日 21時41分24秒 | Weblog
いやぁ~、現在開発しているソフトの連続テストが6日目でストップ。
もちろん原因は、ソフトのバグです それもONとOFFの間違いという単純なもの。
たった1ビットの間違いが、システムを停止させてしまうのですから
本当にソフト開発の仕事は恐ろしいものです。
ON、OFFを直して、また連続テストの再開です。

上記のような単純なミスは、ケアレスミスなのですけど要注意です。
古今東西、大事故の一番最初の発端の多くはケアレスミスから発生していますから。
そのミスを軽視してしまい、何度も同じようなミスが発生した結果、
最後には大事故につながるような事になってしまいます。

昔から「蟻の一穴」という言葉がありますよね。
失敗学で有名な東京大学名誉教授の畑村洋太郎の「失敗学」の中でも
小さな失敗がやがて大きな失敗につながる事や、
他で発生した大きな失敗を他人事と思っていると、
同様の失敗で大きな事故につながると指摘されています。

よく銀行のATMが止まったとか、オンラインシステムがダウンしたという類の
ニュース報道があります、一体どんなテストをしたのだと思いますがね。
実はテスト段階で、そういう大事故に至る予兆は必ずあったはずです。
それを軽視したか見逃した結果、実稼動段階で大きな事故につながったわけです。

私は人間の素晴らしい能力の一つは、ある事象を見たり経験しただけで
他に起こるだろう事を予知できる事だと思います。いやゆる「勘」です。
「いつもと同じだが、何かおかしい」という感覚は大変重要だと思います。

「勘」というと、非科学的なモノと思われがちですが、
脳が状況を分析して、関連する過去の事例をデータベースから引き出し
次に起こるだろう事を予測するという、高次元なデータ処理の結果でしょう。
もちろん予測ですから、間違う場合も多々ある、
しかし、難しい予測をしている割にはよく的中していると思います。

少々、話が脱線しましたが、ケアレスミスを
決して軽視してはならないという事でした。

ミスをしない完璧な状態を追求するのではなく、
「人間は間違いをおかすのがあたり前!」から発想を始めて
「ミスをしているはず」という目でミスを見つけ出し、
おかしたミスを如何に最小限にとどめるかとうい事を考える、
またそれと同様な事例が外にないかを探し出す目を持つ事が大切ですね。


今日目に付いた記事:
 ・ホンダのカブ、累計生産6千万台に 世界最多記録を更新
  素晴らしい事ですね。その記録もさることながら、このように世間に
  受け入れられる製品をつくった事が実に素晴らしい!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 人間は、間違える葦である

経営者の謝罪の仕方

2008年05月20日 12時07分34秒 | Weblog
今朝、首都圏では悪天候の影響で、交通機関が乱れているようですね。
ニュース映像を見ると、傘が役目を果たせないくらいの強風。
関西圏では、昨日は強風が吹き荒れました、
今日は時折強い風が吹くものの少し治まっています。
通勤途上でびしょぬれになると本当に大変、朝からやる気がなくっちゃいますよね。

さて、会社の不祥事で経営者が謝罪する場面を今日までたくさん目にしてきました、
まだ今後も、たくさんの謝罪会見を目にすることでしょう。
会社といえども、人間が運営するからには失敗は付き物、仕方ありません。

しかし、謝罪の仕方でまわりの印象が天と地ほどの差ができてしまいます。
これは謝罪する本人の責任ではないのですが、謝罪する人の風貌や容姿、
全体から醸し出す雰囲気みたいなものでも、印象はかなり違ってしまいます。

例えばささやき会見でお馴染みになった「船場吉兆」の女将さん。
客の残した食材を使いまわしていた事件で、
正式な形式の記者会見ではありませんでしたが、
インタビューという形で、マスコミの前で再び謝罪しました。
あの映像を見られた方はどのような印象をお持ちになったでしょう?

態度と言葉は丁寧な謝罪ではありましたが、
ずっと伏せ目勝ちで目が見えないので真意が図りかねず、
余計に不信をつのらせた人も多かったのではないでしょうか。

それに遡る事、最初の記者会見での「ささやき」の件で
経営者の息子を操るフィクサーのような悪い印象を与えてしまい、
また、それに連なる一連の発言なんかでも、良い印象を与えていません。

それで上記の謝罪時には、見る側も最初から悪いイメージを持ちつつ
あのインタビューを見ていますから、女将が誠心誠意謝罪していたとしても
更に印象が悪くなる事はありますが、好転する事はありません。
それに、相手の目を見ながら話をしない事自体、大体胡散臭く思えます。

では、経営者としてどのような謝罪の仕方が一番良いのでしょうか?

まずは事実を全面的に認める事から始まるでしょう。
しかし、東横インの某社長のように能天気ではダメですね、しっかり言葉を選び
その問題を重く受け止めている事を態度で示さなければなりません。

次に、問題に至るまでの経緯の説明です。
これは理路整然と時系列に事実だけを列挙するのがいいでしょう。
もちろん言い訳などをしてはいけません、それは聞く側にとって保身や
責任転嫁としか見えませんから、火に油を注ぐようなものです。
決して、「60キロ制限の道路を67~68キロで走ってもまあいいかと思っていた」
などという発言は、『この人は法令順守の気持ちがない』と思われてしまいます。

そして、具体的な再発防止策の提案です。
何時いつまでに何々をするというようなに、これは具体的であればあるほどいい。
まだ十分考えていないのなら、再発防止策を表明する期日などを示す事です。
決して「再発防止に努力します」で済ませてはいけませんね。

何故なら、努力の程度には幅があり、根本的に改革する努力もあれば、
「改善に努めましょう」と朝礼で1度だけ従業員に言うだけかもしれません。
「再発防止に努力します」は、何もしないと殆ど等価ととられかねません。

最後に、経営者の進退の明言です。
それは問題の程度によりまちまちですが、もし退任するな期日と
残務整理のないようなどにも触れた方がいいでしょうね。

記者会見などでは、事実を知りたいという記者から、
明らかに悪意を持った記者までの質問を受けるわけですから、
理路整然と冷静に対応するのが原則でしょう。
もちろん問題を起こしているのだから、マスコミは突っ込むに違いありませんから。


今日目に付いた記事:
 ・「フェースブックは強力な口コミツール」・国際担当責任者に聞く
  私も使ってみましたが、今一、3年前なら斬新だったでしょうがね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 目は心の眼、口は脳の口

すぐに思い出せない横文字

2008年05月19日 23時03分23秒 | Weblog
今日は遅い時間のブログ更新となっちゃいました。
朝から明日の締め切りに間に合うように、雇用保険の申請書類を作成し
その後、すぐに開発の仕事に取り掛かりましたから。

さてさて、最近、様々なメディアでも書籍でも、横文字がいーっぱいですね。
現在、開発しているソフトの関係で、1つの文章に対する横文字の割合を調べたら
多いものだと25%を超えるものまでありました。
まぁそれは特殊な例だとしても、かなり多くなっているのは事実です。

これは私だけの事かも知れませんが、これだけ横文字が増えると
その単語どういう意味だったのか、即座に思い出せない場合があります。
思い出せないというレベルには、様々な段階があり
いくら考えても全く思い出せないもの、感覚として分かっているけど
すぐさま日本語にできなもの、少し考えたら思い出せるものなどです。

さぁ、このブログの読者の方にテストです。次の単語の意味は?
 1.コンプライアンス 
 2.ポータビリティ 
 3.イノベーション
 4.コーポレートガバナンス 
 5.コ・ジェネレーション 
 6.オンデマンド
 7.リテラシー
 8.コア・コンピタンス
 9.レバレッジ
10.ミューチュアル・ファンド

ダメダメ!Wikipediaをカンニングしちゃ!
いずれもニュースやCMなどで1度は耳にされた事があるはずですし、
日経新聞などでは、しばしば出てくる用語よ
これらをすらすらと答えられたあなたは素晴らしい!

答えは、
 1.コンプライアンス=法令遵守、
 2.ポータビリティ=移動・移動しやすい
 3.イノベーション=変革、技術/経営革新、
 4.コーポレートガバナンス=企業統治/内部統制、
 5.コ・ジェネレーション=エネルギー効率を高めた総合的な熱電併給
 6.オンデマンド=ユーザーの要求にすぐ対応する/対応できるサービス
 7.リテラシー=読み書きや情報処理の能力
 8.コア・コンピタンス=他と競争しても上回る能力
 9.レバレッジ=他人の大きな資本を利用して自己資本だけの時以上の収益を
   上げること
10.ミューチュアル・ファンド=アメリカのオープンエンド型投資信託

さてあなたは何問スラスラと答えられましたか?

今後、横文字が氾濫する傾向はますます強くなるでしょう。
少なくとも、社会人として恥をかかない位にはしておきたいものですね。
特に、経営者の方や起業家は、同じ立場の人と話す場合には
これらの用語は必ず出てきますから、必須単語ですね。


今日目に付いた記事:
 ・インドネシア人看護師・介護士受け入れ・覚書調印
  この傾向は、今後ますます強くなるでしょうね。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 学生時代は英単語帳、社会人は現代用語帳

安定は幻想

2008年05月18日 11時32分18秒 | Weblog
今日も初夏を思わせるいい天気です。
以前は、衣替えと言えば6月からという習慣でしたが、
連日夏日となっている状況では、衣替えを待っておられません。
衣替えの時期もフレキシブルにすべきでしょうね。

習慣にしても、話し言葉にしても、法律にしても
状況に応じて臨機応変に運用したり、改変すべきものだどと思います。
「最近の若者の言葉のみだれは・・・」なんて嘆く人もおられるようですが
言葉も進化し淘汰されて行くものなので、目くじらを立てても仕方ありません。
もしそれを許さないのなら、私達は未だに平安時代の言葉を使っているはずです。

私の基本的な考えの一つは、全ての物事は流動的だと考えています。
「時間」というものが、宇宙の真理かどうかわかりませんが、
全ての物事は「時間」と同じで、時々刻々変化を続けていくものです。
一瞬、「安定」と思っても次の瞬間、もう事情は変わってしまっています。

状況が変わるのですから、人間の方が柔軟に対応するしかない。
個人でも企業でも国家でも、状況に応じて対応しなければなりません。
20世紀に大成功した企業でも、21世紀になって大変苦慮しています。
変化に対応する事に成功した企業は、現在、勝ち組などと言われている企業です。
20世紀のやり方・考え方に固執している企業は、大変苦労しています。

現在の勝ち組も、次の時代にも勝ち組である保証はありません。
逆を返せば、今、辛酸をなめている企業でも、変化の時流に乗ったら
勝ち組に化ける可能性は大いにあるわけです。
個人でも、大企業に入社したら定年まで安心という神話は崩れましたよ。

そこで個人としては、どう対応したらよいかですが、手段は2つ。
即ち、消極的に変化に対応していくか、積極的に変化に対応していくかです。
まず多くの人は前者でしょうね、居心地のいい現在を捨てたくないですから。
私なんかのバカモノや冒険好きは後者です。
積極的に変化に対応するどころか、変化を起こしてやろうと思っているくらいです。
さて人生としてはどちらがいいでしょうかね~、まぁ正解はありませんから。

少数派の私として言えることは、毎日がインディージョーンズの映画のように
ハラハラドキドキの連続だという事です。
目一杯頭を使わないと、変化についていけないし、情報収集も必須です。
集めた情報を整理・分析して、次の変化を予測して手を打っていきます。
まぁいわば、人生を賭けた博打のようですけどね
それだけに、絶対負けるわけにはいきません。


今日目に付いた記事:
 ・小中生の携帯所持禁止を提言へ=教育再生懇が一致
  趣旨には賛同するが、一度開けたパンドラの箱を閉めるのは難しい

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 時を駆けるオジサンは変か?(変化) ← ついに出た!オヤジギャグ

社長業とはこんなもの

2008年05月17日 17時13分39秒 | Weblog
今日は天気がいいので午前中だけ仕事をして、
午後からは自転車でちょっと遠出しました。

自転車は脚に過度の負担もかからないし、今日のように良い天気には
自然の風を受けてはしるのがいいですね、それで十分運動にもなるんだから。

経営者は従業員以上に健康には気をつけなければなりません。
従業員のように有給休暇もなければ、労災保険も適用外、
万が一、倒れて失業しても、失業保険すらありませんからね。

よく「俺達の上前をはねて、社長は月80万円ももらっているらしいぞ」のように
従業員から陰口を言われる場合も多々ありますが、
その殆どは、労災保険や失業保険の代わりのようなものです。
社長業は、事業のリスクを負うと同時に、
それらセーフティネットがないリスクも負わなければなりません。

うちの会社の場合などは、私の役員報酬を大幅にカットしていますから
病気=失業という、きわどい綱渡りです。
ですから、他の儲かっている企業の社長さん以上に、
健康には気をつけているつもりです。

大企業の社長さんならいざ知らず、例えば京都なら、祇園界隈に繰り出して
毎夜、遊びまわっている社長さんは、不景気な今ではそうそう居ません。
私の知り合いの企業の社長さんなんかも、実につつましい毎日ですよ。
まぁ接待とか、友人とたまに飲みにいく場合は、ケチケチせず
年に一度くらいは、パーっと豪華に行く事はありますけどね

特に接待などでケチケチしていると、ケチな結果しか生まれませんし、
こちらの懐具合を相手に悟られてしまいますから、
領収書の金額を思い浮かべながら、大汗をかいてでも豪華にやります。
誰も危ない企業へは、仕事を発注しないでしょう?!
まぁ、こうやって度胸も付いていくんでしょうけどね。

私みたいなサラリーマンのドロップアウトした社長さんの多くは
最初から社長の器ではありませんから、こうやっていいろいろな場面で
冷や汗を流しながら、少しずつ自分の器を広げていくものです。

逆にそれだけ厳しい事柄を乗り越えて、目標を達成した時の達成感は
従業員の仕事の達成感の比じゃありません、まさに「やったー!」です。
それで会社が急成長したら、天狗さんが出てくるのも理解できるところです。

まぁいろいろ厳しい面もたくさんあるし、リスクを背負っている社長業ですが、
自分なりの夢を追いかける事ができる職種でもあり、やる気は出ますね。
だから、一度やったら止められない魔力があるんでしょう。


今日目に付いた記事:
 ・友好の印でカネ取るな!石原都知事やっぱりパンダいらない!
  先日テレビで聞いたアンケート調査でも9割もの人がNoと答えていました。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 苦労は器の栄養剤

マイクロソフトの戦略の一端

2008年05月16日 12時09分47秒 | Weblog
中国の地震は、予想以上に大きな被害が拡大していますね。

何でも、内陸性の地震では、過去に遡っても最大級の規模だとか、
動いた断層が東京~名古屋間ほどというから驚きです。
更に驚きなのが、地震波が地球を2周したという気象庁の観測結果、凄いですね。
今回の巨大地震の地震のエネルギーが何らかの形で保存できれば、
現在世界が抱えているエネルギー問題も簡単に解決するでしょうに。

さてさて、日本ではあまり話題になっていませんが
先日、マイクロソフト社から、パソコンで宇宙探査ができる「WorldWide Telescope」
というソフトのβ版がリリースされました。
(β版:広くユーザの意見を聞くためや不具合を拾い集めるために、製品発売前に
 出される試用のソフトウェア)

これは従来の天体ソフトと同様なものですが、面白いのがハッブル宇宙望遠鏡の
高解像度な画像や他の地上の高解像度な天文台の画像がみられるのが嬉しい。
β版なので、まだまだ使いづらいところや、明らかにバグのような動きがあるが

ツアーメニューでは、これまたハッブルの画像などがふんだんに使ってあり
宇宙ツアーらしいBGMが流れたりと、結構、楽しいソフトに仕上がっています。
多分、将来は探査衛星などの最新の画像が盛り込まれ、更に
ツアーコンテンツのライナップが増えていく事でしょう。

このソフトがもう少し使いやすいものになったら、
教育の現場でも十分使用可能なものになると思われます。
うちの会社でも、このくらい楽しいソフトを使ってみたいものです。

最近のマイクロソフトが発表するソフトやサービスの傾向を見てみると
マイクロソフトがどうしてYahooを買収したがっているかの一端が見えますね。
マイクロソフトとしては、基本ソフトはもうガッチリ握っているし
戦略の方向としては、サービスを絡めたソフトへと重心が移っています。
それで、googleに対しては、かなり脅威を感じているんでしょう。

確かに、現在、ソフト業界はインターネットの利用を前提としたソフトや
動画コンテンツが扱えるソフトが主流になりつつあり
それらを使ってのコンテンツやサービスが拡大しています。
この傾向は更に強まるでしょうから、うちの会社でも遅かれ早かれ
その時流に乗っかるようなソフト開発をしなければならなくなるでしょう。
あーますます人手が必要になりますなぁー


今日目に付いた記事:
 ・DDoS攻撃後に電子メールで恐喝 ラックが注意喚起
  こういうサイバーテロに対抗するソフトもつくってみたいです。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
  本当に重要なバグは、テスト段階では発生しない

国民は生かさぬよう殺さぬよう

2008年05月15日 14時49分42秒 | Weblog
先日、NHK総合テレビのNHKスペシャルで
「セーフティーネット・クライシス・日本の社会保障が危ない」
と題された番組をやっているのを見ました。
この番組では、私達のセーフティーネット、即ち、健康保険・年金・介護保険
・生活保護などの現状を踏まえて、本来如何にあるべきかを討論していました。

健康保険料が払えず医者にも罹れず苦しんでいる人やそれで亡くなる人、
年金から更に後期高齢者医療保険料が天引きされて、今日食べるものがない人、
病気や怪我で介護が必要なのにもかかわらず、介護が途中で打ち切られる人、
生活保護を受けたくても、申請が受理すらしてもらえない人など
到底、文化的な最低限度の生活ができているとは思えない人たちが
日々来るしんでいる中、まぁ悠長に「どうあるべきか」と机上の空論を
討論する番組を流しているなぁと思いましたね。

もはや「どうあるべきか」ではなく「どうすべきか」でしょう。
上記の人たちにとっては「明日」でなく「今日」なんですよね。
やっぱりNHKも「準官僚組織」でお役所体質ですから、
現状の危機感が全く感じられませんね。

大体、政府や役人の考えている事は、根本的に間違っていますよ!
特別会計という別の財布を隠しておいて、表の空の財布の中だけを見せ
如何にして無いところから取り立てるかしか考えていません。

そのやり方を続けたら、国民はジリ貧状態、特別会計で政府は潤っても
国民は誰もいなくなってしまいます。行き着く先は、結局国家の崩壊です。
脳が機能不全を起こしているか、脳に牛の糞しか詰まっていない先生方には
それ以外の発想が出てこないのでしょうけどね。

では、如何にして表の財布の中身を増やすか?

もっと国民を良い意味で利用すればいいんですよ!
例えば、働ける高齢者には、働く場を提供して、年金以外の収入を得てもらうとか
外貨獲得のために、海外進出する企業や交易したい企業を全面的に支援する等、
また、最近の産油国のように、海外企業にガンガン投資するなども手でしょう。
あと海外からの労働者の受け入れ枠も大幅に広げる事が大事です。
治安の悪化を懸念する人が居ますが、馬鹿げた発想です。

そういう人に聞きたい!
治安悪化を懸念して、ずっと鎖国していたら経済大国になれたでしょうか?
これは、病気の時に飲む薬のリスクばかりに目が行って、
薬を飲まず、病気がなかなか治らないのと同じですよ。
リスクヘッジは大事な事ではありますが、リスクを恐れるあまり冒険せず
ミスミス大きな利益を逃してしまうのは、おろかな事だとおもいますね。

まぁでも、裏帳簿に近い特別会計があるならそこまではやりませんか


今日目に付いた記事:
 ・中国、日本の救援要員受け入れ・四川大地震
  中国も打つ手が遅いですな。中国政府が今回の地震を宣伝に使っているのは
  見え見えなのだが、もうそうも言っていられない状況か?!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 いつまでもあると思うな国民と金

健康診断の結果

2008年05月14日 14時43分04秒 | Weblog
今日は朝から外出、いい天気で助かりました。
最近、近場への外出や近場での打ち合わせでは、自転車で行くようにしています。
環境的にも金銭的にエコになるし、おまけに運動にもなりましすしね
だから雨だとたちまち困ってしまいます。

昨日、先日受けた健康診断の結果が届きました。

運動を続けて節制しているので、「一部」を除いては問題ない範囲。
昨年指摘された逆流性食堂炎も、アルコールを控えたお陰で治っていたし
ここ15年くらい毎年指摘されている尿酸値も、今年は正常の範囲でした、
また禁煙が効いているのか、20年来指摘されてきた赤血球の量も
初めて正常範囲になりましたよ

その「一部」、中性脂肪と視力です。
中性脂肪値は標準の1.5倍、視力は左が0.2ポイント低下です。

高い中性脂肪値は何が原因でしょうかね・・・

脂っこいものはあまり食べないし、食事も肉より魚メイン、
野菜は毎日たくさん食べているし、最近はアルコールも殆ど飲みません。
んーー思い当たる節としては、ご飯の量かな?
私の使っている茶碗は、普通の人のサイズではなく丼サイズですからね
中性脂肪を減らすのが、今年1年の課題ですね。

視力の低下は、白内障初期の影響も考えられますが、
右目は昨年と同じですから、左目の視力低下がちょっと気になります。
この値だと、免許更新時の適性検査がかなり危ない値です。
老眼も入ってきていますから、近くもよく見えない、
近視で遠くもよく見えないという状況ですから、本当にうっとうしい!
回復する手段はあるのでしょうかね・・・

今の形の健康診断では、あまり意味がないと仰るお医者さんもおられるようですが
病気の早期発見という意味では、確かに検査が甘いところもあるでしょう。
しかし結果を見て、自分の身体の状態を知り、改善しようと目標を立てられるし
こういう習慣を行うと、こういう結果になるという因果関係も見えてくる。
自分の努力目標の指針と活用するには、大変意味があるものだと思います。

検査だけでなく、様々な事柄には完全にダメだとか、完全に良いとか
100%なんてありえないわけですから、ダメな点は他で補ったりするとして
良い点については、最大限に活用するのが前向きな姿勢ではないでしょうか。

それに時間と金と労力を使ってせっかく受けた健康診断ですので
その結果を最大限に生かさないのはもったいない!


今日目に付いた記事:
 ・住宅接近、工場街悩む・騒音に苦情、移転なら雇用維持できず
  この問題、知り合いの企業さんでも発生しています。
  ちなみに知り合いの企業さんが創業された当時は、まわりは荒地ばかりで
  民家など殆ど無かったのに、現在は住宅地と化して問題が発生。
  別にその企業さんの方が後から移ってきたわけではないのですがね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 物事には必ず次のステップへの鍵が隠されている

緊急地震速報システムの有効性

2008年05月13日 10時55分16秒 | Weblog
昨日は、急遽、緊急対応の仕事が舞い込んだのでブログを休みました。

昨日、中国四川省あたりで大規模な地震が発生しましたね。
何でも1万人もの死者が出たとか、学校が倒壊して子供が多数生き埋めになった
とも聞きますし、交通も寸断しているようです。

中国はユーラシア大陸の東の端で、ユーラシアプレートに乗っかって
大陸棚から離れているのに、どうして大地震が起こったの?と疑問を持ちましたが
テレビの報道番組で、今回の地震のメカニズムを詳しく解説しているのを聞いて
納得、あらためて地球規模の運動エネルギーの凄さを認識しました。

今回の地震は、インドがユーラシア大陸に衝突して、
今なお北方向に押し続けているのが原因だとか。

インドがユーラシア大陸に衝突して、ヒマラヤ山脈などを形成した事は
周知の事実ですが、現在でもインドがユーラシア大陸を北に押し続けているので
そのエネルギーが中国側に逃げるような形になり、中国側でエネルギーが蓄積、
そしてそのエネルギーを解放するように、大地震が起こるらしいです。
実に地球規模的なお話ですね。

一方、日本でもここ数ヶ月、震度4クラスの地震が、
栃木、北海道、千葉、青森、茨城、宮崎と立て続けに起こっています。
いずれもプレート境界面近くで発生していますから、
今回の中国の地震とは無関係でしょうけど、不気味な感じ。
大地震の前触れでなければ良いのですが・・・

みなさんは、気象庁のサイトの地震情報を見られた事があるでしょうか?
過去の地震を遡って震源地や地震の規模などを見る事ができます。
このデータベースを見ると、まさに地震列島!
地震が起こった事のないの地域は全くありません。

昨年から始まった緊急地震速報、どうも評判が悪いですね。
地震が来てから速報が来るという、少々マヌケな事が起こっていますからね。
特に地上デジタル放送では、3~6秒のタイムラグが発生するから
大地震のP波が到達してからS波が到達するまでの数十秒を利用するために
緊急地震速報を出すわけですから、数秒のタイムラグでも大きな問題です。

緊急地震速報が始まった当初は、便利なシステムだと思いましたが
実際、運用してみると、当初説明されたほど便利さを感じませんし、
足元で起こる直下型地震では、殆ど意味ありませんので、
何十億円も突っ込んで開発されたシステムへの疑問すら感じます。

ひょっとしてこのシステム、もうちょっと精度が上がらない限り
地方の1日に数十台しか通らない立派な道路の二の舞になりかねません。


今朝目に付いた記事:
 ・道路特定財源、09年度からの一般財源化を閣議決定
  政府は完全にどうかしていますね、矛盾を抱えつつ数の多さだけで
  押し通してしまう政府・与党のやり方は、完全に正気を失っています。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 マーフィーの法則の補足:
  何十億円もかけたシステムは、その金額に反比例していらなくなる

浅はか

2008年05月11日 14時35分30秒 | Weblog
今日は母の日、みなさんもお母様に感謝を送られたと思います。
私も母が一番喜ぶものをプレゼントしました。母親とは本当にありがたいものです。
できれば年1回だけ感謝するのではなく、毎日感謝すべきものでしょうけど。
母の日の起源は、17世紀のイギリスにあったようです、
現在のような形になったのは、19世紀のアメリカのようですが。

母の日の話はさておいて...

最近、様々なニュースを見ていると、もう少し後先の事を考えれば
重大な事件に発生しなかったのにと思う事が多々ある。
事件当事者の思慮の浅さに驚かされてしまいます。

今朝のオンラインニュースでも、灯油をかぶった男性を保護し
灯油のついた衣服を着替えさせず、おまけにライターなどを取り上げなかったとか。
結果、その男性に何らかの火がついて全身やけどを負った事件。

これなどは、衣服についた灯油に引火したら大変な事になる事を
少し頭を働かせればわかるような事であり、一部の報道では落ち着かせるために
署員がタバコを吸わせようとしたとも報じられており
灯油に引火する危険性を全く認識していない。
同署では、内部規定に違反しているおそれがあるとしているが
内規以前の常識の範囲内の問題だと思いますがね。

先日も小学校の教諭が「一番嫌われている人」のアンケートを取り
それを公表した事件でも、教師がそのようなアンケートを取る事が適切かどうか
また、その結果を公表しても良いかどうかなど全然考えずに行ってしまっている。
その結果、公表された子供はいじめにあって転向するはめになった。
教師としてというより、一人の人間としてあまりにも浅はか。

その前の吉兆の食べ残しの使いまわしの事件でも、全く思慮が足りない。
三流の怪しげな店がやるような行為を日常的におこなっている事実は、
素晴らしい食材を最高の状態で客に提供するという本来の目的を忘れ
それに加えて「一流料亭吉兆」という誇りをすっかり忘れてしまっている。
自分が一流料亭で使いまわし食材をだされたらと考えりゃ分かりそうなものだ。
こちらも余りにも浅はか、それどころか悪意すら感じてしまう。

最近、おバカブームなどといって、常識的なクイズにロクロク答えられない
芸能人が持て囃されているが、彼らをテレビで見て笑っている間は良いとしても
日常生活において、思慮の浅い人間をみていると、全く嫌になってしまう。


今日目に付いた記事:
 ・宮崎・小林市で震度4、都城市では震度3…津波の心配なし
  最近、これくらいの規模の地震が各地で多発していますが・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 芸能人以外の笑えないおバカブーム