闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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ハードルが高い特許取得

2008年05月08日 21時41分28秒 | Weblog
今朝、顧問税理士さんから特許情報を送って頂きました。
もちろん現在開発しているソフトの仕様が、いずれかの特許に抵触していないか
調査してから作成し始めているのですが、ありますねー抜けが。
結局、税理士さんから送って頂いた特許情報には抵触してないようで
ちょっと安心していますが、このような事例はまだまだ出てきそうです。

特許は膨大な数があり、特許庁のホームページから検索できるようになっていますが
キーワードで検索する方法などしかなく、特許取得者側も防衛の意味で
検索キーワードに引っかからないようにしていますから、
どうしても検索の抜けが発生するのは、如何ともしがたいですね。

もちろん弁理士さんにお願いして調査をしてもらうという手もありますが
うちの会社のように体力のない企業では、高額な調査費用を捻出できませんから
結局、自分で調べるしか手がありません。

「特許は中小零細企業の権利を大企業から保護する」などのうたい文句を
どこかで聞いた事がありますが、それはまだ余裕のある企業の例です。
結局、金と人が多い大企業の方が断然有利な制度になっています。

特許取得までの費用は、本当に莫大です。
弁理士の方のサイトなどを見ると、「10万円くらいではとても足りないけど、
1000万円もかかることはないだろうくらいが目安」と書かれています。
どうやら、とりあえず100万円用意できれば、一安心というところらしいですよ。

まぁ、特許庁としては、何でもかんでも特許申請されたら困るので
ある程度歯止めの意味も兼ねて、高額に設定しているんでしょうけどね。
これは選挙の供託金と同じような意味合いがあるんでしょう。

今回、作成しているソフトでも、多分誰もやった事のないアルゴリズムを
用いているので、特許を取得できる可能性があるとは思いますが、
今すぐ100万円をポンと都合できるわけもなく、泣くしかありません。

ただ、特許出願すると広報に載るので、大枚はたいて審査を受けるならまだしも
広報で手の内を明かしてしまうわけですから、もし審査を受ける費用が
捻出できなかったり、審査で拒絶されてしまったら、
他の企業に容易に流用されてしまう危険性もあります。この点は、諸刃の剣です。

まぁうちとしては、早くアルゴリズムを組み込んだ製品を出して、
流通している事実を作ることです。
アルゴリズムは容易には解析できませんし、誰かが特許を出しても
うちが製品として出しているので、新規性が失われますからね。


今日目に付いた記事:
 ・自治体の基金、3年後ゼロに・全国知事会試算
  破綻する試算ばかりやらず、儲ける算段もしたらどうですかね。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 国と自治体の試算は、都合のいい試算だらけ