闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

プロの仕事

2008年05月09日 13時44分58秒 | Weblog
今日は、私用で午前中仕事を休みました。

実は、自宅の庭の桃の木が大きく傾き、道路にいつ倒れてもおかしくない状態なので
桃の木の傾きをもう少し垂直方向にして、支えを取り付ける工事だったのです。
家側に倒れそうならまだしも、道路側に倒れて、万が一けが人でも出たら
大変な事になりますからね。

この桃の木は私が今の借家に引っ越してくるずっと以前からあったものらしく
かなりの老木ですが、毎年、きれいな花をいっぱいつけるし
切ってしまうには忍びないので、今回の工事になりました。

いやぁ~工事業者の人はさすがプロですね、実に手際がいい。
職人さん同士の阿吽の呼吸もいいし、動きに無駄がありません。
職人さんは職人さんの技があるらしく、仕上がりもとってもきれいです。
こういう世界では、技術革新のスピードが遅いので、
歳をとればとるほどノウハウが貯まり、息長く仕事ができる職種でしょう。

一方、私達の仕事は、ある種職人芸的な部分がありますが
技術化革新が激しく、技術の移り変わりが速いので
それまで蓄え来たノウハウが、利用できない世界です。
結局、新しい技術を早く吸収して、仕事に生かすことができた人が勝ちですから
脳ミソが硬化している年長者には、全く不利な仕事です。
そういう意味では、プロ中のプロが出てくる事が難しい世界かもしれませんね。

住宅建築などでも、昔に比べて技術革新の結果、随分工期が短縮でき
あたかもプラモデルを組み立てるような感じで家が建っていきます。
昔は現地で柱を削ったりしたものですが、最近はまさにプラモデル。
運ばれてきたパーツを組み合わせるだけです。
なので、全部のパーツが揃って、時間が十分あれば
私一人でも家一軒を建てられそうな気すらします。

先日、ご近所で新築家屋が建ったのですが、
最初から最後まで多分1ヶ月前後で見た目立派な家が建ちました。
私の子供頃などは、1軒の家が建つのに数ヶ月かかっていましたら、
業者が休みの日などは、子供の恰好の遊び場になっていましたのにね。

まぁ、近所で建った家も隠れた部分、土台から浮いた柱や
U字金具で無理やり柱同士をくっつけたりしていたりしてない事を
全くの他人事ですが、心から祈るだけです

工期短縮結構、パーツだけの組み立ても結構、
しかし、本当に高品質な製品を提供するという観点から見ると
やはり疑問を持ってしまうのは、私だけでしょうか。

今日目に付いた記事:
 ・手足口病で28人死亡 五輪観光への影響懸念も
  聞きなれない病気ですね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言
 私に~も建てられます♪