闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

JR北海道は現代の企業か?

2013年09月25日 21時23分08秒 | Weblog
また形ばかり頭を下げているシーンがニュースで映っていました。 JR北海道ですよ。
頭を下げれば許されると思っています。

国鉄時代は、一応、国というタガがあったから何とか行っていったものの、
民営化され国という命令者が居なくなったから、完全にタガが外れ、
お役所感覚だけが残っていて、普通なら気がつくようなミスでも、
上からの命令がないので気付かないという腐った烏合の衆になっています。

昔のように国鉄マンとして仕事に誇りを持っていたような人がいなくなり、
他人に指示されないと動かないバカ者の集団に、人の命を預かるような仕事を
させては駄目ですね。

私はこの不祥事ニュースを見た時、JR北海道では「コンプライアンス」や
「ガバナンス」という言葉は無縁だと思いましたね。
ということは、企業組織というより、経営陣以下、ただの人の寄せ集めだという事です
大体、経営陣には、コーポレートガバナンスという意識が全くないように見えます。
だから、赤字体質からも脱却できないし、今回のような不祥事が多発するんですよ。
ガバナンスがしっかり利いていれば、多少コンプライアンスの意識が低くても
今回のような不祥事は、もっと少なくて済むと思いますよ。

現代の企業にとって、ガバナンスは経営上、もっとも重要な概念であり
社会に対して、如何にしてコンプライアンスを実行するかによって
法人として、企業としての価値が決まるという事をJR北海道の経営陣は知りませんな
最初から経営学を勉強しなおさなければなりません。

私は現在、ピーター・ドラッカーやマイケル・ポーターの著書を読んでいますが
彼らのいう経営と、JR北海道の経営は、180度真逆であり
いずれ企業として破たんする事は目に見えています。
それでもインフラですから、東電のように破たんしても国が支援するでしょうけど。

いずれにしてもJR北海道の経営陣は、まず彼らの経営哲学を勉強して
意識改革を行わない限り、様々な形でほころびが出るのは間違いなく、
それらは大惨事の前触れになるでしょう。

以前も何かで言った事がありますが、もう今は昭和じゃない。
感覚や経験だけの経営などクソの端にもかかりませんよ。
しっかりしたコーポレートガバナンスの上に経営を確立し、
人命を預かるためにもコンプライアンスの順守は必至の事でしょう。

腐ってもJR北海道ですから、働いている人間も多いので
コンプライアンスの順守という精神を根付かせるには、かなりの時間と費用がかかります。
それだけ長い間、経営陣が努力を続けられるかです。多分、中途半端に終わるでしょうね。
何故なら、経営陣がそれらを理解していないし、それが現代の企業にとって
最重要課題の一つである事がわかっていないからです。

本当にJR北海道が生まれ変われるチャンスがあるとすれば、
経営陣の総入れ替えと、若い社員の徹底的な意識改革です。
もう30歳台以上は全員クビにするくらいでないと駄目です。
何故30歳台以上か? それはそれ以上の年齢になると、
意識改革くらいでは深層の意識が変わらないからです。


今日目に付いた記事:
 ・安倍首相、来月1日夕に記者会見=消費増税と経済対策
  国民の理解が得られないと思いますよ

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 やっぱり企業って最終的には経営陣の質だね~~