闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

北条早雲の家訓

2008年03月15日 00時40分26秒 | Weblog
先日、NHKの「その時歴史が動いた」という番組でも少し触れていましたが
日本初の戦国大名「北条早雲」という人を知れば知るほど偉い人ですね。
リーダーたるもの斯くあるべきです。

小田原の北条早雲や国取り物語でお馴染みの美濃の斉藤道三など
典型的な戦国大名ですが、北条早雲の場合は民衆に対する考え方が
他の戦国大名とは異なっていました。

その考え方や日常の教えなどは、「早雲寺殿廿一箇条」として
現代でも有名な早雲の家訓として残っています。
その家訓は代々子孫に受け継がれ、秀吉に小田原城を落とされた時にも
あやういところで命が助かり、江戸時代にも断絶しなかったのでしょう。

この家訓、現代にはもう会わないところも一部あるとしても
今の日本の総理大臣以下、特に霞ヶ関の役人に励行させれば
日本の将来ももっと明るくなると思いますがね
もっとも私自身も学ぶところは沢山あります。

だた、不思議なのは室町幕府から正式に守護大名に任じられる事がなく
言わば地方分権のような戦国大名とならざるを得なかった北条早雲が、
この家訓の中に主君への振る舞いなども書いていることです。
従って、この家訓を励行すると中央集権における守護大名や
藩主にはなれても、天下取りにはなれないかもしれません
多分、北条早雲は天下取りになるつもりは毛頭無かったのでしょう。

少し話は変わりますが...
ちょっと前、セルビアのコソボ自治州が独立を宣言し
大国の新たな対立を生む結果となっています。
もちろんセルビアは、独立など認めていませんが、
コソボ自治州の方にはアメリカ・イギリスなどが後押ししているので
単なる暴動だと鎮圧するのも危険です。

日本でも北条早雲のような人が出てきて、コソボが独立を宣言したように
「九州を日本から独立する!」とか「四国の独立を宣言する」な~んて
言い出すような人が出てくると面白いんですけどね~

実際、独立というのは無茶な話ですが、
少しは道州制の議論も活発化するだろうし
意外と早く中央集権が弱まり、霞ヶ関の弊害も少なくなって、
本当の地方自治が確立するかもしれませんよ。

そうしたら「どげんかせにゃいかん」知事も、
道路特定財源をあてにする必要がなくなり、
道の予算で独自で道路をつくることもできるだろうしね


今日目に付いた記事:
 ・年金記録「名寄せ」、2025万件が特定困難
  こんな事態になる事はずっと前から目に見えていましたよ。
  与党の皆さんの目は節穴か?それとも目と口が違うのか?

今日の気持ちステータス:
 教訓:モノづくりは、3歩進んで4歩下がって、また2歩進む。

今日のオススメサイト:
 ・ギガジン
  どういうサイトか良くわかりませんが、面白い記事が時々あります。