闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

汚れた経営者

2007年11月15日 00時57分35秒 | Weblog
先日録画したNHK特集を今日見ました。
「ヤクザマネー~社会を蝕む闇の資金~」という物騒なタイトル!
最近の暴力団は、投資で資金を増やすんですね~。

この番組録画を見て驚いた事が2点。
1つは、情報網の凄さ! 広域暴力団となると、その情報網は広いですからね。
投資する会社の詳細な経営情報が、株価が変動する前に入ってくるらしい、
ほとんどインサイダー取引に近いような状況だ。

もう一つ驚いたのが、資金を必要とする企業経営者、
特にベンチャー系企業の経営者が、暴力団に頭を下げて融資をお願いに行くそうだ。
実際、その番組の中で、融資を願い出たある経営者のインタビューがあった。

その経営者の弁はこうだ、
「金は金、銀行などの融資は時間がかかる、ベンチャーキャピタルの審査は厳しい
 だから暴力団と知りつつも、融資をお願いするのだ」
確かに暴力団側の窓口の人間は「明日にでも1億円融資できますよ」と言っていた。

「金は金」には間違いないのだが、ブラックマネーを当てにするとはね・・・
その金のために、何人の人が泣いているか、また何人が首をくくったか
を考えると、ブラックマネーを元手にして、企業を大きくするなんてもってのほか。
到底、まともな商売をしているとも思えない。

会社を大きくするためだったら、何をしてもいいのか!?
そんなにしてまで、会社を大きくして何の意味があるの?と思ってしまう。
それに一度ブラックマネーに染まってしまうと、もう切り離すことができない。
いわば覚せい剤のようなものだろう。

そのような経営者を見ていると、悪魔がイエス様にささやいたように
「自分に魂を売り渡せば、世界中のありとあらゆる栄華や名声を与えてやる」
とささやいているのを聞いて、魂を売り渡したようなものだ。
そんな事までして手に入れた栄華や名声は、所詮、砂上の楼閣。

こんな経営者がいるとは、同じ経営者として情けない限りだ。
この経営者、従業員にどんな顔を見せるんでしょうかねーー
そしてどんな製品やサービスを売るんでしょうか。

確かにうちの会社は、資金面でもかなり厳しい、
でも「サタンよ立ち去れ」という姿勢であり、万が一これで立ち行かなくなっても
悪魔に魂を売り渡さなかったという自負は残るだろう。
その自負があれば、また再起する気持ちにもなるだろうしね。

たかが1つテレビ番組だが、いろいろ考えさせられる事も多かったですね・・・


今日目に付いた記事:
 ・<救急搬送拒否>交通事故の79歳女性死亡 福島
  受け入れ拒否した病院への罰則も法制化しないといけません!

今日の気持ちステータス:
 教訓:病気の後にチャンスあり

今日のオススメサイト:
 ・SNOOPY公式サイト
  こんな楽しいサイトご存知?