闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

私はゼンソク持ちのリーダー

2006年07月21日 22時03分51秒 | Weblog
今日はダウンしてます、起きがけから熱っぽいので体温計を取り出して計ったら
37.5度、42度弱を記録した事がある私にとっては平熱みたいなものだが
疲れが溜まっている結果だと思われるので仕事を休んだ。

親から熱出しとまで言われるほどよく熱を出す私ではあるが
最近なかなかダウンする事が無かったのに
ここ数日の涼しい毎日と身体を酷使したのだろう。

確かに数日前から喉に違和感があったが、咳も殆どでないし
鼻水なども全くない、しかし寝不足は超寝不足だ。
食事の時間と薬を飲む時間が密接に関係しているので
現在のプロジェクトの労働時間では日常生活が破壊的だ。

私をよく知っている人たちは私が喘息とアレルギーが酷い事はご存知だが
自分自身の免疫が自分自身を攻撃するので薬を飲まなければ死があるのみだ。
ずぼらな私でも死にたくないので薬だけは決められた時間に必ず飲む。

問題は夕食だ、午後11時頃帰宅すると、先に風呂に入って食事になる。
食事でも他の人と同じように何でも食べられるわけではなく
かつてアレルギーを起こした食物は極力食べないようにしている。
何故ならアナフィラキシショックになる可能性があるからだ。

だから極力外食は控え、自炊するから実際に食べ始めるまでに半時間はかかる。
午後11時頃の帰宅だと午前0時頃に夕食となる。
夕食後にはアレルギーの薬を飲まなければならない。

そこで直ぐに眠りにつけるかというと次の薬のスケジュールで
3時間後に服用する薬があるから、途中は例え眠っていても
3時間後には必ずおきなければならない。

ともかく3時間後の午前3時過ぎに薬を飲んで眠りにつく。
私の起床時間は4時半、即ち前回薬を飲んで1時間半後には起きなければならない。
何故4時半起床か? 様々な理由はあるものの、一番大きな理由は
喘息の発作が一番起き易い時間だから起きている事にしている。
ちょっと前までは眠っていたが、現在、私の肺機能は普通の人の
80%くらいしか働いていないので発作も起こりやすい、

4時半に起床すると交感神経と副交感神経の優位が逆転するので
喘息の発作が起こりにくくなるから4時半に起床する。
それから柔軟体操をする、これも肺機能をできるだけ高めるために必要だ。

その後、晴れていたらジョギングに雨だったら読書をする。
今のリズムでは6時から8時まで2時間程眠る。
次は8時に起きて朝食を取り、また食後の薬を飲んで
8時45分頃家をでるという毎日だ。
連続で2時間以上眠れないし、トータルでも
3.5~4.5時間ほどしか眠れない。

普通のリズムなら午後7時に夕食を食べ、薬を飲んで
午後11時に3時間後の薬を飲んで眠る。
4時半に起きても5時間半は眠る事ができる。
4時半におきて運動してゆっくり朝食を食べても
午前7時から仕事ができる、おまけに喘息に対しても万全。

現在のプロジェクトのリズムでは、いつ喘息やアレルギーの
発作が起こるかとビクビクしながら毎日を送らなければならない。
それ以上に、寝不足が続くのでメニュエルの再発も心配だ。
現在のプロジェクトも7時から仕事をして欲しいとは言わないが
せめて9時から仕事をしてもらいたいと希望しているが無理だろうな。

まぁどこまで現在のリズムでいけるかわからないが
チアノーゼが起こるような発作だけは避けたい。

以上は殆どカミングアウトのようだが、リーダーは健康でなければならない
と言われる、正論だ。 リーダーが病気がちでは正確な指示が出せない。
しかし、私の知っているある会社のトップの方は、首から下が動かない。
自分一人では日常生活はおろか何もできない障害者の方である。

それでも日々会社は大きくなり、その社長さんの意思は
末端の社員まで行き届いている。
要は健康・病気の問題ではなく、仕組みと意識の問題である。

政治の世界でも民主党の小沢代表が病気を抱えているので
リーダーとしてどうかという議論があるが、それは思慮が足りない。
小沢氏がどれだけの事ができるか、民主党がそれを補うための
強固なサポートの仕組みがあるのか、末端の民主党員が
同じ条件を与えられたら小沢代表と同じ結果を出せるのかという事が重大だ。
政党という雑多な集団では後者はまず期待できないだろうが。

いずれにしても、私には大きな夢がある。
夢を達成するまで、薬を飲んでも、入院しても
坂本龍馬さんのように「例えドブの中でも前のめりに死にたい」。


今日目に付いた記事:
 ・本日は殆ど眠っていたのでありません。

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・グラクソ・スミスクライン株式会社
  スピードスケートの清水選手も喘息なんですよね、同じ喘息患者として
  とっても勇気を与えられます。 芸能人の中でも沢山喘息患者の人がいます。

ベストの技術を駆使した製品は素晴らしい製品ではない

2006年07月21日 00時02分11秒 | Weblog
現在参加しているプロジェクトで開発した製品のα版を昨日リリースしたが
思いの外好評だったと納品に行った人に聞いた。
駆け込みの力技でやっつけたから、バグ発生の心配があり冷や冷やしていたが
好評だったと聞いてホッと一安心。

好評だった事は良いのであるが、そうなるとお客さんは次期バージョンに
更に大きな期待をかける。
そうすると通常では、少々使い辛いけど、まぁまぁ許容範囲という所でも
期待が大きいだけにクレームとしてあがってくる。

製品としてはいつもベストのものを提供するのが常識だが
戦略としてはちょっと難がある。
最初に悪いモノを出すと、次が普通のレベルでも素晴らしいものに見える。

この手は不動産業では当たり前で、最初に客の予算内の悪い物件を見せて
次に予算を少しオーバーした本命の物件を見せるのだそうだ。
客は予算をちょっとオーバーしていても、後の物件がずっと良いものに
見えてしまうので、ご契約となるわけだ。

うちの会社のコンセプトは「お客様に感動していただく」であるが
いつも素の状態で対処しない、何段階かステップを経て感動して頂けるよう
戦略をもって製品を提供する。
こちらが成長する姿も見て頂きたいという気持ちもあるからだ。

それに技術者の考える素晴らしい製品と経営者が考える素晴らしい製品は違う、
技術者にとって素晴らしい製品とは技術的にベストであり
技術者の作品として素晴らしいものが素晴らしい製品である。

経営者にとってはそれは素晴らしい製品ではない。
素晴らしい製品とは、お客様に感動して頂き、会社のファンになって頂いた上で
キャッシュフローに寄与できる製品が素晴らしい製品である。

現在、ブローバルスタンダードになっている製品も
黎明期には技術的に最も素晴らしい製品ではなかったものが多い。
Windowsの前身のMS-DOSなどいい例だ。
OSとしては、CP/MやコンカレントDOSの方がはるかに優れていた。

Windowsにしても初期の頃では、技術的にはMac-OSの方が素晴らしかった。
しかし、ビルゲイツさんの取り巻き達の営業戦略は素晴らしく
Windowsをグローバルスタンダードに押し上げた。
その結果、マイクロソフトは世界的企業になったのだ。

日本のSORDという企業はコンピュータのハードメーカだが
現在世界的企業になった某企業からコンピュータを買いに来た庫とがあった。
しかし、SORD社は自社の技術を守るためにコラボしなかった。
現在では、その海外企業は世界的企業になったが
SORD社の知名度は日本国内でもあまり高くない。戦略の失敗である。

日本人の場合はどうも戦略を立てるのが下手であるように思える。
私自身もマッキンゼーの手法などを学んだが実践できていないのが
自分自身歯がゆいところだ。


今日目に付いた記事:
 ・ワイヤレスジャパン 携帯電話の新時代実感 都内で始まる
  実際どの位実用に耐えられるのか見てみたいですね

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・IT+Plus
  日経産業新聞サイトのサブサイトで産業関連で面白い記事が多い