主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
師走ですね。工作でもしますか。
( ゚д゚)ハッ!?
もう12月も残り3週間ですかー。早い!
何してたかなあ・・・なんて思うに多分バタバタしていたのでしょう。
最近老化とともに時間が過ぎるのがとても速くなっています。
ちょっと前までの記事では欲しいモノをつらつら書いた気もしますが、
今年はスイフトスポーツも買いましたしそういえばお金がないっ!
働けど働けど暮らしは楽にならず。貧乏暇なしってやつでございます。
そんなときはお金に頼らずできることをするのが鉄則。
本日は朝からちょちょいと工作をしておりました。
と申しますのも。
最近CBRでのお出かけからすっかりご無沙汰になっておりますが、
この冬は多分キャンプツーリングにはゆくと思う。ので?
前から気になっていたキャンプ装備積載時の積み方を工夫することにしました。
そこでまず気になったのがこやつ。
※注:amazonリンク
【 TANAX グランド シートバッグ 】
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TANAX MOTOFIZZ グランド シートバッグ ブラック 容量70ℓ(上部40ℓ/下部30ℓ) MFK-222 |
バッグ下部のポリカーボネートのハードケースの効果で、
非常にまとまりがよいのが魅力でして、
シートにズレ止めの鞍を固定してポンと載せてベルトを張るだけで、
明らかにしっかりと積載できるのがとても素敵でした。
ただ・・・5万円 もするんですよね~これ。
用品店はモロ値で5万円ですし、ネット通販サイトでも4万円。
うーん。ちょっと躊躇う値段ですよね。
それに私はツーリングライダー定番の、
TANAX キャッピングシートバッグ2を使っていますのでそれを捨てるのもちょっと。
そんな感じでスルーしていたのですが今になり思い出しまして、
製品ページを見ているとむむっ。こんなものが
【 TANAX キャンピングシェルベース 】
![]() |
TANAX MOTOFIZZ キャンピングシェルベース ブラック 容量30ℓ MFK-242 |
なんと。下半分だけで売ってました。
しかもTANAXのいくつかのシートバッグともドッキングできるとのこと。
もちろんキャンピングシートバッグ2とも合体します。
こうなると俄然気になって来ました!
ふむふむ値段は3万円・・・?うーむ、そっかぁー。むむむ。
それに船部分はポリカーボネートですが、天板はセミハードなんですね。
そこで改めて自分の目的を考えてみますと。
最近の車種よりは気持ち広いとはいえそもそも狭いSSのシートにバッグ積むのに、
愛用のキャンピングシートバッグ2は滑り止めマットを敷いても荷物の重心や入り具合で意外とズレまして、
特にキャンプツーリング帰りに本体の布地が歪んで少し邪魔になることが多かったのですが、
それを改善するためより『がっちり積みたい』というのが目的でした。
キャンピングシェルベース自体はとてもカッコイイのですが、
そうなると私の目的とは少しずれる気がします。
あとは積載重量の上限が10kg。
サイズは190mm*600mm*350mmですのでほんのちょっぴりサイズ感がなあ・・・。
サイズ感で悩んでいると、
これまた貧乏ライダーのド定番 RV BOXにベストサイズが!
220mm*600mm*372mmとCBRのシートに載せるのにとてもよさげです。
耐荷重についても天板が30㎏と謳っていますのでBOX部分も30kgはあります。
『そんじゃまあまずはがっちり積める台座を作りますか!』となったのが2日前。
あとは部材を諸々手配して、土曜の朝にはホームセンターで板材の品定め。
本当はアイアンウッド系のものが欲しかったのですが、
田舎のホムセンに選べるほどの選択肢はなく、
雨的に圧縮系の木材は当然アウト。合板もアウトですので白羽の矢が立ったのが桐でした。
桐といえば重量の割にとても強度が高く腐りにくい、
日本でも古くから箪笥などに使われているとても高機能な木材です。
軽いということは空気の占める割合が大きいということでもあり、
となると熱的にも強くてオートバイ的な用途でありでしょう!
となれば早速買ってあとは工作開始です。
厚さは13mm。サイズは54cm*40cmぐらいにまずはカットします。
そしたらば各部に加工のための印を適当にペンで記入。
余分な角を落としつつ、固定のための一工夫を講じつつで加工してゆきます。
ズレ止めは愛用のVENTURAのキャリア自体を利用します。
20mmほどの穴をあけてそこにパイプ(キャリアのレール)を通してズレ知らずにしましょう。
ピッタリです♪
続いては板自体にテンションを掛けておかないと左右のズレが懸念されますので、
そのへんを加工。
よし。こんな感じかな。
それでは【 RV BOX 600F 】を載せた状態を確認してみましょう。
流石に色は定番の緑を避けて黒にしました。
概ね良い感じですね。
次はこのBOX自体のズレ止めをしなくてはりませんが、
それはアルミで固定の爪でも作りましょう。と、その間に塗装。
木材の表面保護も兼ねて黒で塗装してゆきます。
都合4層ぐらい塗ったかなあ。時間をケチったので多少タレましたが概ね良好。
速乾塗料ですので夜までには大体乾きました。
それでは合間に作ったアルミの固定具や、前述のフックを取り付けてゆきます。
よしよし。
固定具とフックは共締めして無駄な部材は省略しつつ穴開けを減らしています。
それではRV BOXをセット。
ポンと置くだけで、前と左右の3辺はアルミの爪で固定されます。
後ろはVENTURAのキャリア(グラブバー)で固定して全方向にずれません。
台座左右に取り付けたフックについては、
これまたライダーではユーザーが多いと思われる ROKstraps で、
台座左右方向にテンションをかけるのに使いました。
ROKstrapsは両端がベルトループでバックル接続、1本で18kgまで許容、リフレクタ付き、
そして間に強化ゴムベルトがあるおかげで常にテンションがかかり続ける素敵アイテムです。
左右以外にも、荷物が想定以上に重くなった場合に備えて、
ケース全体を巻けるサイズの45kg耐荷重/本のものを2本購入してあります。
これで台座と箱がばっちり取り付けられました。
それでは最後に キャンピングシートバッグ2を取り付けてみましょう。
おおっ。ぴったり収まってよい感じですね~♪
サイドケースと合わせても幅が丁度ぐらいに収まっていますので、
運転時に引っかかったりする懸念がありません。
キャンピングシートバッグ2については、
前後に2本ずつのベルトでテンションをかけて固定する作りなのですが、
前方の2本については台座の前側のアルミ爪と共締めしたフックで固定、
後ろはVENTURAのキャリアベースに固定してありますので、
バッグを積んでテンションをかけることで全体ががっちり一体化して安定感抜群です。
ちなみにRVBOX 600Fの強度は折り紙付き。
世間一般に広く愛用されている箱は伊達じゃありませんね。
この600Fも天板の耐荷重は30kgですので、キャンプ装備一式積んでもまだまだ余裕です。
元々の キャンピングシートバッグ2 + VENTURAのキャリア だけですと、
どうしてもテント(ライダーズタンデムテント)がキャリアの上に載せざるを得なかったり、
電気系のデバイスを入れるのに無理があったりでしたが、
これで概ね不自由ない装備が入れられる見込みです。
キャンプツーリングは荷物を減らすのも楽しみの一つではありますが、
オートバイなのに不自由ないツーリング、というのもまたよいもの。
これでこの冬は『シーズンオフ最高!』なキャンプツーリングができそうです。
今回の費用:台座+BOX+ベルト込みで大体1万円ちょっと。
目的も果たしつつお安く済みました♪
さーて、あとは行くだけですね( ̄ー ̄)。
この時期はどこも凍結の恐れがあるので房総半島エリアにはなりそうですが、
年末年始あたりで1回いければいいなあ。
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