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あくまでキャンプツーリング用。

 いやはや。
最近すっかりキャンプ欲が強くなって困っております。

 某ゆるキャン△の影響も否定できないところがお恥ずかしいのですが、
もともとアウトドアは好きな方。
ツーリングは基本的に生身丸出しなのでドライブと違ってアウトドアのカテゴリだとは思いますが、
更に外での寝泊まりがプラスされる、キャンプツーリングがもっと好きなのも仕方がないのです。

 というわけで先月も寒波のなかソロキャンプをしてきたのですが、
流石に年齢も上がって代謝が落ちてきており寒さには弱くなっているようで、
最低使用温度 7℃ の 3シーズンシュラフ +薄手&幅の狭い超コンパクトなエアーマットでは、
他の熱源なしに地面からの寒さを”風情”だと乗り切るにはしんどい印象でした。

 まあ仮に熱源がなくても(房総半島ぐらいならば)死にはしないですし、
私の場合はかなり寒くてもそれはそれで結局楽しんでいるのでしょうが、
トシを取るとストレスには弱くなるもので、快適なのに越したことはありません。


 でも。やっぱり譲れないのは 装備はキャンプツーリングの範疇 であること。
ライダーのはしくれとしては、仲間とワイワイやれる 四輪&装備充実 のキャンプもいいものですが、
二輪&限られた装備 のちょっと不便なキャンプの方により愉しさを感じます。
ほかにも体一つでの登山や自転車のキャンプなども選択肢はありますが、やっぱりバイクがいいですね♪


 というわけで。
快適性追求のためにこんなものを買ってみました( ̄ー ̄)~♪

 商品名は 【 バッグインベッド CB1-150T 】

 ライダー的には CB1っつーと昔あったアレが浮かんで参りますが・・・
それはそれとして、名前のとおりバッグにインしちゃうベッド(ローコット)です。


 箱から取り出してみるとこんなサイズ。

 寸法でいうと幅51cmですからなかなかコンパクトです。
上にあるのは愛用の ライダーズタンデムテント ですが、それよりも2周りぐらい小さいですね。


 ブランドは ドッペルギャンガー 。
私のライダーズ装備シリーズとお揃いです。(メーカー自体はビーズ株式会社というのだそう。)

 ドッペルギャンガーの魅力といえば、
「やすい」「ちょっとおもしろい」「そしてやすい」・・・で「モノはそこそこ。」
そんな印象ですが、私の用途では 「ちょっとおもしろい」ことがとっても大事。もちろん安さも大事。
雪山に行くわけではありませんし、アラスカでキャンプするわけでもないので面白さ重視です。

 このメーカーのうれしいところは、
”ライダーズ”のキーワードの元でオートバイ旅と親和性の高い商品展開が行われているところ。


 そんなわけでお気に入りのブランドなのですが、
今回の バッグインベッド は”ライダーズ”の名前こそ付かないものの、
同社の製品ページなどではライダーズテントでの使用も前提として企画されている節があります。


 さて組み立ててみましょうか。
収納バッグから取り出して部品を並べてみます。

 内容物は ”折りたたみの脚×4本、ベッド面の布×1枚、ポール×2本 ”のみ。
重量は全部合わせて2.4kgしかありません。


 それでは組立て。

 ショックコード入りのポール×2本を伸ばしたらば。

 布の両脇にあるスリーブ状の部分に通します。イメージはまんま担架ですね。

 2本通してひとまずOK。


 次は脚の組立てと取り付けです。

 2つに折りたたまれている脚を繋げます。
(これもショックコード入りですぽんと挿すだけ)

 4本できました。これを先ほどの担架につなげてゆきます。
取り付ける場所は担架を裏返すと穴が開けられていますので迷いません。

 ネットのレビューなどを見ると、これが難しいような表現が散見されますが・・・
正直なんということもない印象です。説明書通りにやればできることは言うに及ばずですが、
構造的に弓みたいなものなので力のかけ方を工夫すれば実に簡単です。
あー。そういえば私はかつて弓道部でしたっけ。和弓だと思えばそんな感じなのかもしれません。


 脚がついたらばひょいっとひっくり返してもう完成です。
なにせ2.4kgしかありませんのでまるで重さを感じません。凧みたい。

 うむ。なかなかよい感じ。
肝心の寸法は次の画像の通り。

 183cm×72cm×15.5cm

 この寸法ですが、他社の同カテゴリ(軽量コンパクト)のローコットよりも幅が10cm程度広く、
成人男性が寝るにはかなりの魅力のある寸法です。

 価格のことはさておいて、私が比較検討したものは以下のものがありましたが、
(※比較対象は収納サイズが50cm程度のもの、大体2kgぐらいが目安でした)
それでも決定的だったのはこの幅。
先の1月のキャンプツーリングではマットの幅の狭さで、
はみ出た型なり腕が地面に触れることで冷えが伝わり悩まされましたので幅は重要です。

・ドッペルギャンガー
      バッグインベッド:72×183×15.5cm(収納時:51×13×16cm)

・ヘリノックス ライトコット:60×185×13cm (収納時:53×13×13cm)
・ヘリノックス コットワン :68×190×16cm (収納時:54×16×16cm)

・サーマレスト
 ラグジュアリーライト ウルトラライトコット
      レギュラーサイズ:61×183×10cm(参考値)(収納時:41×13cm)
      ラージサイズ  :66×196×10cm(参考値)(収納時:43×13cm)

・ロゴス アッセムコンパクトベッド
              :61.5×185×12.5cm (収納時:43×4.5×20cm)


 そんな幅72cmのバッグインベッドに愛用の モンベル U.L.コンフォートシステムパッド を乗せてみます。

 ちなみに U.L.コンフォートシステムパッド 180 の寸法は、
180cm×50cm×2.5cm ですので、インフレーターマットとしての機能は充分なものの幅は狭め。
(※尚、現在このマットは絶版となっている模様。
  U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180 が後継ですが、寸法が更に詰められています)

 そんなインフレーターマットより十分広く、他社のコットより幅が広いのが魅力でした。


 実際には広いことにより”沈み込みが強い”などの問題もありますが、
制限受領120kgのモデルですので大抵の人間ではそこまで沈みません。
かなり重い私でさえ、フレームや地面に沈み込んだ部分が触れるということはありませんでした。


 ここで愛用の封筒型シュラフ (7℃対応の3シーズンモデル)を乗せてみます。

 これまたぼちぼち丁度いい感じですね。
試しにこの組み合わせで寝てみましたがかなり快適でございました。
シュラフについてはそろそろ7年ですので、遠からず多少いいものを買ってもいいのかなあ。


 そんなわけでついに導入のコット。
値段は他社の1/4~1/2程度とかなり安いですがモノも悪くなさそうでした。

 余談ですがこの バッグインベッド。
発売された昨年の春~秋ぐらいまでに簡単に壊れたとの悪い評判がかなり出ていた商品。
原因は布の折り返しと縫製方法の不適切さが原因っぽいのですが、現行ロットは改善されているようです。

 旧ロットでは体重が50kg台であっても少し寝ると簡単に裂けたとか。
私もまだ長く使っていませんので不明ではありますが、自宅で何度か寝たぶんには平気そうです。
(※在庫の滞留しがちなショップでの購入は要注意です。回転のよいお店でお買い上げを。)

 

 最後に肝心のテントの中で使うことの想定ですが、
前述の寸法 183×72×15.5cm であれば、大抵の2人用サイズ以上のテントには入ると思われます。

 私が愛用の2つの室内サイズを例にとると、

・ライダーズタンデムテント:230cm×210cm
・ライダーズワンタッチテント:200cm×120cm

 また、持ってはおりませんが他のモデルでも。

・ライダーズバイクインテント:215cm×120cm
・ムーンライトテント3型:210cm×165cm
・ツーリングドームST:210cm×120cm

 どれも問題なさそうです。

 どちらかというと問題になるのは 『入り口から入るのか?』という部分ですが、
ムーンライトテントのような形状なら全く問題なし。
その他のテントのような丸形の窓から入れるモデルではおそらく苦しいと思います。

 ちなみに私のライダーズタンデムテントの入り口(少し見づらくて申し訳ない)
丁度”D”のような形をしていますが、
ライダーズワンタッチテントその他も大体同じでそのままでは間口が狭く入りません。

 そうなったらテント内で組み立てるしかありませんが、
そこまで大変でもないのでまあなんとかなるかなあ。
恐らく一部の脚だけ先に組んで、テント内で仕上げするスタイルならば問題ないと思います。
(ライダーズタンデムテントの場合は奥行きが210cmあるので無理はありません。)


 というわけで導入の新兵器。
サーマレストのように裏にアルミシートが貼ってあり断熱に強いなどの機能はありませんが、
サイズ感がよく、これでまたキャンプツーリングが快適になりそうです。

 今回は 黒とベージュ の2モデルあるうちベージュを選びましたが、
黒もなかなか素敵な気がいたします。ロゴのウサギっぽいのもなんかイイ。


 皆様もコットを導入して快適なキャンプツーリングは如何でしょうか( ̄ー ̄)♪

 そういえば来週末は3連休。
流石にこの時期に近場にキャンプツーリングに一緒に行ってくれる仲間はおりませんが、
ソロで気楽に走りに行ってみようかなあ。

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