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風に向かう刻
CBR1000RRのプラグ交換
イヤァ。慣れって良くないですよね。【14000kmも走った後のプラグ交換記事です】
プラグ交換後1速で多めにスロットルあてたらホイルスピンしましたよっと。
全然全開でも無かったんですが…。
そもそもが、NSRの強制開閉キャブ癖で
無駄にガバ開けしないタイプなので
ホイルスピンとかあまりさせないんですよね。
その感覚+αでも、しっかりパワーが出ていました。
そんな前置きは、
今回のプラグ交換による副産物。
まずは、
素材を準備~
手っ取り早く、
タンクカバー除去、タンクを持ち上げます。
それにしても小汚いなぁ。
近場にバイク洗車屋さんとか無いかしら(汗
5~6千円ぐらいなら、安いと思うんです。
さてさて続き。
ECUが上に乗っているエアクリーナーBOXカバーを外し、
エアクリーナーエレメントを取り外す。
エアクリBOX後方に留められている
セカンダリインジェクタをベースごと取り外す。
一度、疑問に思いながら
サービスマニュアルのノリでやろうとして
何故か燃料パイプ側(燃圧の掛かっていない部分)を
外してしまったのはナイショ。
インジェクタのイメージは、如雨露のまんまですね。
今度はファンネルを取り外す。
この部品を見るとつい、
『ふぃんふぁんねる!』ってなるのは僕だけじゃないはず。
漸く、スロットルボディとプライマリインジェクタ、
エアインテークの出口が見えました。
★上側の作業はひとまずここまで。
続きまして~
ちゃちゃっとサイドカウルと、ロアカウルを外す…
はずだったんですが。
毎度ここで時間がかかります。
カウル止めのクリップが外しづらいんですよね。
1本だけ外れにくいのがあり、30分ぐらい格闘してから
トサカに来たのでニッパで切断(笑
外れました。無理矢理入れたHIDのバラストが見えます。
ラジエータのアンダーマウントをステーごと外します。
ステーの位置的に、ラジエータコアを傷めますので。
続いて、アッパーマウントボルトを抜きます。
…エキパイが酷い状態ですが、
フルカウル車のエキパイがぴかぴかなヒトは
エライとは思うんですが…よくやるなぁ(笑
機能と関係がないので放置。
そいやCBRのエキパイってチタンだったような。
ラジエータファンのカプラを抜いてから
もう一方のマウンタからラジエータを外し、
ラジエータを下方に移動してフリーの状態に。
これで、エアインテークダクトが外せます。
バキュームチャンバの接続ホースを抜き、
ダクトを固定しているネジを4本外してから
手前方向に引き出します。中央の格子状の網は、
トリムクリップで留まっているだけなので
カンタンに外れます。
この状態(エンジンoff)ではフラップは開いたまま。
遂にシリンダーヘッドが眼前に!
マニュアル的には、
上側のエアクリなどは外さずに交換できる…とありますが
正直言って、余計な作業なようですが
外したほうが遙かに楽な気がしますね。
プラグキャップを外すと…
なっが~いんですよね、コレが。
ダイレクトイグニッションコイルってんで
プラグキャップ内部に、イグニッションコイルが内蔵されています。
先述の、エアクリーナーやら
インジェクタやらECUやらがギッシリ詰まっていますので
非常に合理的な手法だと思います。
イグニッションコイルも、キャップも消耗品ですし
同時に交換出来るのもよいですよね。
いよいよ投入の、新品プラグ。
CBR専用という訳では無いようですが、
普通の店では売っていません。
ネット経由で取り寄せたもので、13,000円ぐらいかな?
専用の箱に入って、4本セットになっています。
横に映っているプラグレンチは
購入先のサイトで【ご一緒に如何ですか?】と
マクドのポテトみたいな売り方をしていたモノ。
ま、当然のように使えなかったんですが(笑
レンチは結局車載工具を利用することに。
NSRの時もそうでしたが、
HONDAの純正プラグレンチの出来は秀逸です。
使用前、使用後。
目視では、あまり損耗が無いように見えますが
シックネスゲージで計ると、
イリジウム電極が0.1mm程消耗しているようです。
結局14,500km程走っての状態がコレ。
4本ともモリブデングリスを薄く塗って組み込み。
"Plugs with gasket
:Finger tight until seated then 1/2 turn."
って書いてあるので、180°締め込みます。
イグニッションコイルの端子には、
接点復活剤を利用して導通改善を行いました。
あとは、逆の手順で組み付けるだけ。
途中、ブリーザーホースの取り回し変更をしたり
カウルの着脱で随分時間をロスしましたが
これだけの作業で大体4時間ぐらいでした。
HONDAのDREAM店の整備員の方が、
(プラグ代+交換工賃)で、
大体\30,000~と言っていましたが、
まぁ妥当なんじゃないでしょうか。
ガソリンを入れがてら、
テスト走行に近所を走り回って来ましたが
冒頭の通り、絶好調で御座いました。
多少面倒ですが、次は半分の時間で出来そうです。
よく考えると、プラグが新品の頃は馴らし運転でしたし
徐々に性能が落ちているのは、
ニンゲンの感覚的に気が付かないものですから
これが本来の性能かと思うと、勿体ない事をしましたね。
NSRの様に、1000km交換とまでは言いませんが
5000kmごとぐらいには交換するとシアワセになれるかも。
CBR1000RRユーザーの方は
気楽にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
それにしても、NSR250Rは素晴らしいバイクでした。
あの整備性、構造であの性能。
CBRのように、詰め込みすぎてないのに…
いつにも増してNSRが欲しくなったのが今回の教訓
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