主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
なにごとも礎が大事よね
仕事帰り。
会社の最寄り駅から数駅のところで途中下車をしまして、
ちょっと気になっていた品物を見にカメラのキタムラさんへ。
本当ならば「カメラ用品と言ったらヨドバシでしょ。」が、
一番確実な答えではあるのですが、
少々過去の仕事絡みで足が遠のいておりまして。
といっても、悪い事ではなく良すぎて遠慮してしまう方で(苦笑
そんな理由で割合身近に店舗が存在するキタムラさんなのですが、
(私のデジタル一眼もキタムラさんで買いました)
期待して立ち寄った駅近くのキタムラさんはこぢんまりし過ぎでした。
種類も僅かしかなく、低コストで低品質なものばかりでがっかり。
仕方がないので、一旦帰宅してからカブに乗り換えて別の店舗へ。
こちらは郊外型の店舗なので売り場はそこそこ広いのですが、
残念ながらこちらにも目的のものは影も形もなし。
諦めきれず、10kmほど先のショッピングモール内の別店舗でもまた空振り。
そもそもモール内の店舗はDPE(現像コーナー)だけという有様でした。
本当は少々高くても店舗で実物を触り、
店員さんとお話しながら買いたかったのですが無いものは仕方がないです。
・・・というのが昨夜のお話。
結局実機を見ないまま、今朝amazon先生で当日配達にて発注してしまいました。
いい時代なんだか、悪い時代なんだかわかりませんね~ホント。
少しの残業を終え帰宅すると、丁度発注品が到着する所でした。
【 Velbon ULTRA LUXi L 】
所謂ひとつの”三脚”ですが、安いカメラ用のエントリーモデルです。
前回の記事にUpした画像は像が甘くブレが酷かったものですが、
そもそも、光を素子に充分に取り込まなくてはならないカメラという装置では、
単位時間あたりの光の量が減少してしまう様な
夜間の撮影は物理的に向いていないのは仕組み上致し方のないところ。
となると必要になるのが”光を取り込む時間を延ばす”ことなのですが、
人間なんて所詮はマリオネットみたいな構造をしておりますので、
一定の空間座標で静止する事は不可能です。
そこで活躍するのが静置する為の固定台となる三脚です。
もちろん夜間以外にも様々なシーンで活用できます。
開封してみると専用バッグに入っていました。
煙草はやりませんが、旅用にオイルライターは持っているので比較用に。
中身はこんな感じ。
今度は懐かしのタミヤセメントと比較してみました。
縮長:390mm(降り畳んだ時の長さ)というコンパクトな三脚ですが、
敢えて高剛性で安定した三脚を選ばなかったのはこのサイズこそが目的。
私の用途の場合【オートバイに積んで行く】というのが大前提なので、
収納時にシートカウルから大幅にはみ出すようなものは考慮外なのです。
なるほど、先日まで持っていたホームセンターの安物とは大違いですね。
剛性は言うに及ばず、各所のレバー類、クイックシューの機構まで別物です。
マニアの多いカメラ界では、これでもかなりの安物とはいえ別次元です。
因みに”先日まで持っていた”三脚をどうしたのかと申しますと、
前回、夜の紅葉を見に行く途中でどこかに落としたからだったりします。
クイックシューベース部。
前の極端な安物の時は”引っ掛けているだけ”の構造でしたが、
しっかりした物はレバーを引くと確実に圧が高まって固定されるようです。
冷静に考えてみればそうでなくては困るのですが、
この商品を買うまで知りませんでした。知らないって恐ろしいですね。
ちょっと感動した機能がこれ。
”脚の開き方が3段階に調整出来る”というもの。
レバーをスライドするとかなり開脚ができ、地上190mm迄下げられます。
最後に肝心の”脚を伸ばした状態”
子供の頃に買ったそれなりに使える品質の天体望遠鏡との比較も。
脚を一番伸ばした状態では、私の頭よりも上までカメラが出るほどです。
全伸状態ではまず使用しないでしょうが、
意外にもそれなりに安定しているようにも見えます。
今まで敢えて手を出さないでいたカメラ機材ですが、
どんな道具でも一定の水準以上の品質がないと出来ない事はあります。
その意味で、この三脚で自由度が上がったことにはワクワクしますね。
ま、カメラで蘊蓄を語る趣味は無いので後は使い倒すだけです♪
とりあえずは、今度は走行中に落とさないようにしないとですね(苦笑