goo

冷たい雨の底から

 週の中頃から急激に冬がやってきた感もありますが、
それが冷たい雨に変わってからは殊更感ずるところです。
 
 朝からの冷たい強雨を目にすると、
流石にオートバイで出掛ける気分にもなれず、
前夜に充電だけしてあったCBRのバッテリを取り付けると
あとは自宅で大人しくしていることに致しました。

 半年前に予約してあったBlu-Rayも、
結局発売日の12/2には届かなかったですし”konozamaだよ”と。

 夕刻。ポストになにかが投函される音が聞こえたので確認に。

4th

 ポストに投函されていたのは、一番右の灰色のソフトでした。
【 MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN ep.4 -重力の井戸の底から-】
4巻のスリーブはデルタプラスでした。

 楽しみにしていたものですから、
それはすぐ観るでしょうということで早速視聴。
 
 「瞬きをする暇がない」とはこういう事でしょうか。
世代ど真ん中の私には”ガンダムバイアス”がかかっている事も否めませんが、
別に「ロボットだから」「アニメだから」「キャラクターが…」等は無く。
(写真の後ろにロボットが写っている辺り説得力がありませんね)

 種類を問わず、あらゆる映画や小説、ライブ会場などで、
人間ならばどなたも感じた事があるであろう、後頭葉から頭頂葉が震える感覚。
平たくいうと”背筋がゾクゾクする”とでも表現するのでしょうか、
そういう感覚が襲ってくる作品は、大抵よいものなのだと思います。
 
 
 でもageにはそれが1ミクロンもない。
”ガンダム”ならなんでもいいわけじゃないみたいですね(笑
あの”G”にさえちゃんとあったのに。

 
 と、話が逸れました。

 今回購入したガンダムユニコーンのepisode4は、
”重力の井戸の底から”という副題通りに地上でのお話なのですが、
この辺りに原作でも一番好きなシーンのひとつがありましたので、
そこがどう表現されているのかがとても気になっていました。
 
 アメリカ的な荒野の道路脇にある、
場末のバーでの老店主と、妙齢の女性の一連のやりとり。
各々の人生観を踏まえた上での”善意とエゴ”の話であり、
この物語のテーマそのものを象徴する1つのシーンだと感じます。
そこにはロボットもアクションも一切が無いのですがここが好きです。
 
  
 マンガというだけで拒絶反応が出る方々に無理にとは申しませんが、
それはBEATLESを忌み嫌った大人達(笑)と同じ感慨です。
プロ野球だって、流行りのアイドルだって、サッカーだってみんな同じ事。
自分が好きなものを責任の範囲で楽しむことに、善し悪しはありません。
 
 ガンダムUCは意外といいものですよ( ´ー`)。
さて、忘れないうちに次巻を予約しよっと。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする