3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

早世するということ-その人は25歳だった

2013-02-11 00:36:01 | 日記
3.11で18才の息子を亡くしたお母さんの話。毎日泣いて暮らしていたとのこと、学習塾をやっていたが、継続できなくなってしまったこと、でも、息子の友人が訪ねてきて、息子の知らなかった話を聞いて、また、がんばろうとおもって、塾を再開したという話。

早世した息子、親は泣いて暮らすという気持ち、わかる。
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その人は、25歳だった。
将来を嘱望された研究者の卵だった。
でも、病気でなくなってしまった。

今日は、その人の命日。
あれからずいぶん月日が流れ、私は、年に一回、命日ぐらいしか思い出さなくなってしまったけど、あの時は、毎日泣いて暮らしていた。

R.シュトラウスの「万霊節」を歌おうか、それとも『四つの最後の歌』の第3曲「眠りにつこうとして」を歌おうか。
老いることを知らず逝ってしまったその人のために、この二つの歌を捧げたい。


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