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秋色メッシュ

 初めてのお客さまと常連のお客様とが同時になる場合がよくある。初めて同士でも食べ物や飲み物を共にするのは、お互いを思いやる気持ちが
直ぐに芽生えて、よいかと思いそうしているのだが、そうせざるを得ない理由にテーブルがひとつしかないからなのだ。

始めて来るお客さんが、いつ頃から始めたんですか?とか、どうしてこの仕事を始めたんですか?と具体的な質問が多い。
そして常連さんの方でも「どうしてこの仕事を始めた?」と聞く人は少なくない。そんな日々を送りながら、櫻珈琲に焙煎釜が設置され火が焚かれたのが2000年8月22日だった。2009年の初秋を迎える今、9年前の初秋を思い探り、新客さんとお話していると和んでゆくのも直ぐで、「ご来店は初めてですよね?」などと再確認してみたりする今日の店内だった。






櫻珈琲駐車場に隣接する『漆の樹』


 今日と昨日と各々の会社さんに行って、珈琲のお試しとおしゃべりをしながらの行商で、慣れた所ではあるものの少々気ぜわしく行動していた。
小さいながらも出店が終わると仕事に一区切りついたかのような安堵感があって、外の空気を感じたくなりエアコンを切って窓を開けて車を走らせた。
開店時間間際に到着した櫻珈琲駐車場、秋のメッシュが織り込まれた樹木の側に車を止めて夏の終わりに深呼吸。ちょっと夏の物足りなさを感じつつ・・・


今年
も栃木県内の契約農家より美味しい梨を直接お届けします!



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『だましの手口』





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夏の余韻

 梨の季節が来るとほぼ夏も終わる向きになってほっとする気持ちと夏が終わってしまう寂しさの気持ちが交差する。
午前から午後にかけて配達に出かけて帰ってくると櫻珈琲の玄関に風鈴が風に揺れ音を立てていた。黒子の早業でとりあえず格好が付
いていて、なかなかいいなぁ!と感心しつつ眺めた。





ウッド珈琲の実の風鈴。


 お客さんがテーブルの下に立てかけていた夏のバッグがコロンと転がった。夏向きのグッズも夏の余韻があってなんとなくよかった。朝夕涼しくても夏の午後は暑く、汗を拭きながら入ってくるお客様とは夏の思い出話に花が咲く。
お客様と飲む珈琲は「マイルドブレンドやイタリアンブレンド」を少々薄めに淹れ、香りとコクと水分補給。
そんなお気軽な午後の時間もいいかなぁ!





夏のお荷物。


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暖簾を入れる時。

 やらなければならない日程がこの夏にあったせいか、もう処暑を迎えていたことに気がつき秋の気配を思わせる夕暮れ時。
夏に水出し珈琲、初秋には梨とその時になると訪れてくるお客さんがいて楽しみでもある。そしてこの夏には新しい生命に対面できたことも大きな変化で、新鮮な気持ちでいられる今日この頃。お店の暖簾をしまう時、正面に見る空の表情に心を動かす思いがあった。





8月23日の夕暮れ。


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戸惑いのミニチュア

 4日間の夏休みを甲府で過ごした。娘夫妻に赤ちゃんが誕生したので会いに行った。

初めての赤ちゃんで戸惑っているらしく「ムクムク動くよ!」と抱かせてくれた。

手も足も口も肩もこじんまりと小さく、指にはお印程度の爪が載っていて、全部が大人のミニチュアなのが面白く可愛い。
4日間を有意義にしたいと思い、出来るだけ赤ちゃんのそばにいて、昔を振り返り、思い出をよみがえらせて、娘に話をした。





甲府市内荒川河川敷。


 甲府3日目の夕方、甲府市を北から南へ流れる荒川の河川敷を自転車で走ってみた。
そよそよと吹く風は秋を思わせ、草花には秋の景色があったが一輪のひまわりが誇らしげに咲いている姿は一際映えて夏らしい。




生後9日目。


 生まれたばかりの赤ちゃんの一日の成長は大きく、3時間間隔でお乳を飲み排便排尿をして、眠っては起き、そんな繰り返しをしているとムクムクと大きくなって、3ヵ月後には生まれた時の体重の約2倍に達する。
今8cmの足のサイズは将来大人になった時にはきっと28cm位になってしまうのだろうなどと考えつつ写真に納めてみた。


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暑中お見舞い申し上げます。



今日から数日間、櫻黒子が店番をいたします。

8月18日(火)は都合によりお休みさせていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。

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あっ朝市で~~す。



 夏らしい日が続くようになりましたね。しかし暑いのは辛いです。
でもコーヒーの実は暑いところでないと育ちません。赤い実の中にある種子を私は焙煎しています。
もちろん焙煎するまでの工程にさまざまな手が施されていることは承知していますが、こんな実が80粒ないと一杯のコーヒーに
ならない事はあまり気にかけていませんでした。改めて考えます80粒の珈琲が一杯のコーヒーなることを。

8月16日は「あっ朝市」です。エスパルスドリームプラザ駐車場にて。
朝7時~9時20分まで、是非お出かけください





問屋さんのコーヒー農園視察写真です




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桃の葉と汗疹

 私が育った頃は、父(亡き父)と母は葉タバコの栽培をして生計をたて、
水田ではなく陸稲で麦の種を蒔き、苗が少し伸びてくると麦踏を手伝っ
たことを思い出す。次第に陸稲から水田に切り替えるため、たいへんな
苦労をしていることをおぼろげに記憶にのこっている。94歳の母は農家
の変化を見届けながら農業にたずさわって生きてきた。小柄な体でも手
はしっかり太く、日焼けで茶色に染まった手は、現役を退いても白くはな
らない。





桃と洋ナシ(コスミ)


 葉タバコの作業はたばこの脂と汗で汚れ、父は汗疹で悩んでいたことが
あった、汗疹には桃の葉が効果があると言って何らかの使い方をしてい
たことをこの緑のはっぱを見て思い出したが、どのように使っていたの
かは覚えていない。子どもの頃の思い出が次々と回想する。故郷はタイ
ムスリップが生じるようで面白い。


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梨園と風景

 梨農園の棚のところどころとに巻きつけてある赤い針金のようなものは、ある種の害虫の雌の匂いを吐き出すもので雄の害虫が近づいてきて受精を促すのだが、実際には雌がいないため、害虫を増やせず、減農薬で梨栽培が出来るのだそうです。





農園1000㎡あたりに100本くらい巻かれてある交尾撹乱剤。


 スイカは土間で食べたことを思い出した。今はその土間も立派な玄関になっているのでスイカを持って庭に出て、お気に入りの場所を探す。






昔の思い出をたくさん積み上げた94歳。


 私がこの家に行くといっしょに梨園に行くのを楽しみに待っていてくれる。
農園を見て来たら気がすんだらしく上機嫌、腰をかけてスイカを食べる姿がなんともいい感じに見えた。


今年
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梨農園では

 秋の味覚品、幸水の収穫を控えて、梨の木の根元の草を刈る仕事をしていました。
実った梨に病気が発生していないか、生育に問題が無いかなど梨の表情をチェックする作業の最中でした。






梨畑の草を刈る作業と点検作業。


 このように実ってゆく農園の梨(幸水)が8月20日頃から収穫になり1週間程で収穫が終わり次に豊水の収穫に移って行きます。
今年のように梅雨明けが遅いと収穫も遅くなるのかと思い、聞いてみたらそうではなく5月の花の開花が去年より2日早かったので収穫も2日程早いのだそうです。
花の開花からの日数で美味しい梨の収穫となるのだそうです。


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63時間の旅・視察

 8日(土)の早朝3時に東名高速を走っていましたが、
沼津あたりから交通量が多く下りは渋滞が始まっていました。
やはり普段と違って、上りも車の数は多く、ナンバープレートは遠方からの車が目立って
長崎ナンバーの乗用車もあって、やはり高速料金の安さに頑張る人がいることを痛感しました



郷里の庭の片隅に咲くフヨウの花。


 63時間の旅をしてきました。
庭の隅に咲くフヨウの赤が緑に映えて美しく心うたれました。

今朝(11日)、東海では地震があって大きく家が揺れました。
9日には栃木の郷里で地震を体感してきました。

故郷には年に1~2回、2泊3日の滞在ですが、度々地震を体感します。
「関東は地震が多いね!」と話しながら揺れの治まるのを待ちましたが、今朝の東海の地震では飛び起きました。

真夜中に赤ちゃんが生まれたようです。生んだ本人は即メールをしてきて地震の無事を確認してきました。
元気のようです



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