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無邪気と期待

 「家の庭に咲いていたの・・・」と、フリージアの花を届けてくれる人がいました。花を頂くってとてもうれしいものです。
花の量に見合った白い器があったので活け始めました。茎がくねくねと曲がっていて、活けても想うように納まらず、勢いの良さを感じました。
花器に納まったフリージアの花を見て、花言葉は?と思い、調べてみると「無邪気」「清香」「慈愛」「親愛の情」「期待」「純潔」「 あこがれ」とありました。
フリージアの花の表情は無邪気で、くねくね曲がっていた茎は何か期待を抱かせるようにも思えました。フリージアを活けている時、鶯が「ホー♪ホケキョ~♪」と上手にさえずる声が聞えました。
もうすっかり春ですね。




フリージャーの花を店の奥に置きました。


 櫻珈琲の焙煎釜では、パチパチパチパチとコーヒーの豆がはぜる音で賑やかです。コロンビアエスメラルダ、ブラジルサントス、サントアントニオ・ショコラを焙煎しました。
来週から新年度です。年度始め(4月1日、2日)の櫻珈琲は静岡県庁での展示販売です。




白い器に緑の茎と葉と黄色い花弁が清楚な感じで満足です。



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晴れたらよかったね!

 栃木に住む姉と姪、そして姪の娘たちが来た日には日本平から富士山は見えなかった。
しかし見下ろす風景はとても素晴らしいのに歓声をあげ喜んでいた。
ホテルの6階ラウンジへ行くと個室に案内されゆったりとした場所で食事をした。
個室からの眺めも良く、清水の町と海を見下ろしながら旅の疲れを癒す昼食だった。
たった一泊の滞在なので、もしかしたら富士山が見えないかも知れないと思い、皆が来る2日前にこの場所に来て写真を撮っておいた。
「栃木の人たちに、こんな風景を見てもらいたかった!」とつぶやきながら投稿してます。




3月22日、日本平ホテルロビーにて撮影。


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姉の思いを・・・

 栃木に住む姉が初の静岡入り。病により少し身体が不自由なので、車椅子をレンタルして娘と孫たちと4人で来てくれた。車椅子持参で来るのではたいへんだろうとホームへ迎え出た。
東京駅での新幹線乗換えをJRの職員の方が手伝ってくれたので本当に助かったと姪が言う。
慣れない車椅子移動と混雑する東京駅を通過してきた一行の疲労の色は隠せません。



到着した静岡駅ホームにて。


 たった一泊の急ぎの旅ではあったが姉の思いは叶ったようで私も嬉しい。何と言っても姪が母と娘を連れ、母の思いを叶えようとする姿に胸が詰まる思いである。




改札で車椅子のサポートをして欲しいと伝え、乗車をサポート。
東京駅での乗り換えもサポートしてくれるそうです。
心強いサポートにお任せして新幹線に乗車。
静岡駅ホームにて。




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庭梅の花

 早く寝たわけではないが、なぜか早い目覚めで、3時から活動開始、冷蔵庫の清掃を初め、あれこれと手際よく片付いていく。ゴミだしついでに駐車場の草取りをして、家事は終わりにした。ワンカップ珈琲の“恋し春ふれ”を珈琲カップに注ぎ、カップを持って庭に出た。夜半まで降った雨でみずみずしい草木を眺めながら珈琲を飲む朝、庭梅の花に和まされる時間があった。



庭梅の花が咲いよ!。


 戸外は春の光がまぶしく、野鳥の声も聞える。さぁ!作業開始の時間である。
午後1番にキリマンジャロを焙煎する。20日(春分の日)は櫻珈琲定休日になります。








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庭の草木・あっ朝ですよ!

 今朝は思い余って庭の草取りをした。もちろん花粉の季節なのでマスクとメガネとつばの広い帽子かぶって1時間ほど。
その後庭の草木が芽吹いているので、堆肥を土に混ぜ盛り土をしてあげた。
鉢植えの植物の一部を植え替えたり、鉢に栄養剤を入れたりして、移ろう季節に夢を託した。朝仕事とは言え、汗ばむ陽気である。




一年中軒下にあるクジャクサボテン、寒くてうまく咲けないのかしら!と気にかけていたが、陽射しを浴びて輝く開花。


 明日は“あっ朝市”があります。焙煎を繰り返しています。
朝陽が昇るのも早くなって来て、あっ朝市が始まる頃はもう明るいのでうれしいです。
香り高い珈琲を淹れて、ご来店お待ちしています。




サントアントニオショコラ焙煎中、釜の温度150℃の豆の状態。




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前と後の5年間

 午前、静岡市葵区昭府町にあるピリパラさんへ珈琲豆の配達に行ったら、「おかげさまで5周年になります」と記念の手作りクッキーを頂いた。
オーナーさんご夫妻と娘さん他スタッフと協力し合って、ランチを中心におもてなしをするミュージアムカフェはとても感じのよいお店である。
5年前の開店の時は10日間程、お手伝いをさせていただいたが、それからずっと珈琲豆のお届けをさせていただき、ありがたいな!と思いながら帰ってきた。




閉店時間の櫻珈琲。


 午後になって食品衛生の講習を受講して来た。講習の内容は再認識を促す事項であるが、とても必要な事の再認識だったので充実感があった。講習が終わると新しい営業許可証を手渡され、新しい営業許可証でこれからの5年間歩む。心機一転した気分である。






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旬の味・味の質感

 花粉症がキツイ!と悲鳴を上げる日々です。
目とまぶたのかゆみのおかげで小じわの増加、切ない花粉症の季節であるが季節が運ぶ贈り物もある。
お裾分けですと可愛いふきのとうを頂いたので早速てんぷらにして食べた。
芯にほろ苦さがあってまさに早春の味である。そしてこのようなほろ苦さは大人にならないと美味しい!と感じられないのかもしれない。




ふきのとう。

 代表的な珈琲でブラジルとコロンビアの味の違いを言葉にしてみたら・・・と思い、同じ条件で抽出して飲んでみた。味の個性に大きな隔たりはないがコロンビアにはパワーを感じる。それがどんな質感か!と問うと“弾力性”をなのかも知れない。珈琲の質感にもこのようなものがあるのだと改めて思った。弾力性と言う質感、それは飲む比べてみないと感じ得られないものなのかもしれないが確かな違いはそのあたりにありそうな気がした。
今日の焙煎豆はゴールデンマンデリンとイタリアンブレンドでした。店内はいつまでも芳醇な香りが漂っています。




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啓蟄の頃の感想

 冬眠していた虫たちが穴から這い出るようなこの季節は、甘酸っぱい物が飲みたい陽気でもある。
朝食はパンにして、しめじとほうれん草とハムのクリームスープ、そして夏みかんのマーマレードに橙の絞り汁を加えた自前のジュースとコーヒーを淹れた。
特に花粉症で渇いた喉を湿らせる甘酸っぱい飲み物が美味しいと思った。そしてその直後にコーヒーを飲むと、何か共通する味わいを感じた。
コーヒーの味わいの甘味や酸味は、果実に含まれる甘味や酸味に共通する味わいがある。
果実を使ったお菓子にもコーヒーは愛称が良いと同じように、ジュースの後のコーヒーも決して不釣合いな味でないことを感じながら、しみじみとコーヒーを飲む朝だった。




夏みかんのマーマレードに橙の絞り汁注いでみた。飴色、オレンジ色、黄色のグラデーションが綺麗。

 月初めの静岡県庁出店でも、“ブレンド恋し春ふれ”を味わってもらい、客様の感想を頂きながら、ブレンドを作った意図と照合させる2日間だった。






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