goo blog サービス終了のお知らせ 

教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

湿原の春秋

2016年05月16日 | 自然

入笠湿原へ車で行った旅行は2010年9月、6年前の話。
あらためて調べると、入笠地区は2008年12月に日本ジオパーク認定を受け
2014年6月にはユネスコエコパークに登録されたとのこと。


マイカー規制、2016年は4月29日~11月6日の午前8時~午後3時まで、
規制区間は町道102号線「沢入登山口」から林道入笠線「御所平峠」。
(地図の白い太い道ですね)が車両通行止ということで、多くの方が
富士見パノラマリゾートゴンドラリフトに乗ってゴンドラ山頂駅に行って
いるようでした。

地図の下のほうにある大阿原湿原にも行きたかったのですが
今回は時間がなく断念しました。


沢入登山口からゆっくり歩いて100分。入笠湿原に着くと肌寒いほど。
カラマツは芽吹きはじめでふわふわしたサルオガセが涼しげでした。


小さな花の桜が満開で、ミズバショウの花はほぼ終わっており
ちいさなリンドウが見られました。


湿原を見下ろしたようす。6月スズランが咲く頃になると多くの人が
訪れるそうです。

以下の写真は6年前の9月1日に撮影したもの。
同じ場所でも早春と初秋ではまったく様相が違います。
(6年前の記事はこちらこちら☆やっぱり生き物を探しています)


この時も人が少なくのんびりしたものでした。


リンドウやシシウド、キク科の花々が咲き乱れて


このギンボシヒョウモンをはじめとするヒョウモンチョウの類、アゲハ、
シロチョウ、セセリ類とチョウ好きにはたまらない蝶天国となっていました。

この時は今回断念した大阿原湿原も車で立ち寄りました。


木道ばかりではなく小川の流れる苔むした道もあり、アケボノソウが
咲いていて高山に棲むヒカゲチョウがいて楽しかった思い出があります。


保護活動が進んだ今はどのようになっているのでしょう?


大阿原湿原を歩くのは次回。いつ来れるかな~?楽しみです。

今回の旅で小さな生き物たちと出会ったのはもう少し標高の低いところ
でした。つぎにご紹介いたします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする