みちのく潮風トレイルも終盤戦へ、今回は宮古市南部~大槌町区間を2泊3日の行程で行ってきました。
この区間はまだルート設定はされていないけど、先日走った久慈市~野田村区間と同様、なるべく海岸線沿いにルートを取って走ってきました。
この区間の課題は巨大な重茂半島と船越半島の2つの半島をどうやって走りきるか。
1度半島に入ってしまうと宿泊する場所がないのだ。
いや、正確に言うと民宿が数件あるが、事前に問い合わせたら復興作業員の方達が数週間まとめて予約を入れていてどこも泊まることができなかったのだ。
事前に測った距離だと、宮古駅から大槌町中央公民館前のバス停まで約125km。
このうち宮古駅から重茂半島を経由して道の駅やまだまで65km、道の駅やまだから船越半島を一周して道の駅やまだまで40kmとそれぞれロングランになってしまう。
初日に65km走って次の日まともに走れるのかという不安から、初日はなるべく距離をおさえたいところ。
う~ん、どうしたものかと考えて、そういえば魹ヶ崎灯台に向かう入口にキャンプ場があったはず!
営業はしていなさそうだけど、どう考えても初日はここに泊まるしかなさそう。
距離的にも宮古駅から40kmほど。
ということで、朝ここにキャンプ道具をデポし、その後道の駅やまだに移動してバスで宮古駅に向かう計画とした。
早朝盛岡を発ち、本日のビバーク予定地の姉吉キャンプ場にキャンプ道具をデポ。
その後道の駅やまだに移動してバスで宮古駅に移動。
なんだかんだ宮古駅までスムーズに移動できた。
宮古駅からさっそく走り始める。
駅前の商店街を抜け、閉伊川を渡って国道45号線を南下。
途中までは宮古サーモンハーフマラソンで走ったルート。
向かって左手にこれから向かう重茂半島が見える。
津軽石の交差点まで約8km。
ここから長い長い重茂半島に入ります。
海岸沿いに走ること4km、白浜の集落に到着。
ここからトレイルが始まります。
とはいえ、海岸沿いに設定されている陸中海岸自然歩道の入口は、堰堤工事のため立ち入り禁止。
地形図では民家の裏からも波線ルートがあったのでよく探してみたらちゃんとルートがあった。
この民家の裏に入口がある。
少し坂を登ると陸中海岸自然歩道に合流。
ここからは明瞭なトレイルを走っていく。
落ち葉でふかふかのトレイルは気持ち良し!
スタート地点の宮古市街も良く見える。
途中から月山に向けて登りが始まる。
海岸沿いのトレイルには雪がなかったものの、標高200mくらいから雪が出てきて残り100mくらいは凍結していてトレランシューズで登るのはちょっと怖かった。
急な登りを上りきると林道に合流。
入口には標識がなかったけど、このルートは立ち入り禁止だったらしい。
特に崩壊しているところはなかったけどなぁ。
ここからは広い林道を上っていくと駐車場に到着。
なんと月山は車で山頂まで来られてしまうのだ。
駐車場からは3分ほどで頂上に到着。
山頂にはNHKの中継所があって見晴らしは最高!
展望台からの宮古市街。
太平洋
浄土ヶ浜をズーム。
180度の大パノラマを堪能。
月山は山頂まで車で来られるので超オススメスポットです。
地図を見ると月山は陸中海岸自然歩道の中間地点。
少し休憩して、鵜磯集落を目指して下る。
急な下りを一気に下ると林道に合流し、しばらく行くと道路に出る。
まずは重茂中学校を目指して走る。
音部の海岸を過ぎて
音部漁港を過ぎて
しばらく行って振り返ると先ほど登った月山が良く見えた。
こうやってみると、標高400mとはいえ、けっこう高い山に見えるから不思議。
重茂中学校を通過。
半島のこんな奥にも人々の生活の営みがあることに何だかロマンを感じてしまう。
与奈漁港を過ぎて与奈トンネルを抜けるといよいよ魹ヶ崎灯台を目指して最後のトレイルに入る。
与奈から姉吉キャンプ場へと続く自然歩道は津波の影響によって現在は通行止めになっているらしい。
果たして入口がわかるかなぁと心配していたけど、ちゃんと目印があって迷うことなくトレイルに入ることが出来た。
案の定、立入禁止になっていたけど、なすびさんも公に通行していたので気にせず通過。
入口付近は津波の被害が大きく更地の状態。
現在工事中なのでそのうち入口も変更されるかもしれない。
ここからは快適なトレイル。
少し登ると標識が出てきた。
与奈から魹ヶ崎までどのくらいか読み取れないけど確か6kmくらいだったはず。
しばらくいくと種刺海岸。
ほとんど人が来ることもない海岸は波の音だけが聞こえる静かな海岸だった。
種刺海岸から魹ヶ崎灯台まであと3km。
松林の中のトレイルを走ってようやく魹ヶ崎灯台に到着。
元旦には沢山の人であふれていた魹ヶ崎灯台も今日は静寂そのもの。
東屋にある来訪者ノートにメッセージを残し、本州最東端の碑を経由して、
今日の最終到達地点、姉吉キャンプ場を目指す。
魹ヶ崎灯台から姉吉キャンプ場までは3.8km。
陽も暮れてきて寒くなってきたので一気にゴールを目指す。
ようやく下り坂にさしかかり、入口の姉吉漁港に到着。
ここから姉吉キャンプ場は目と鼻の先。
4時半にキャンプ場に到着しました。
宮古駅から約39kmの道のりでした。
ちなみに、このキャンプ場はデイキャンプ専用ということで本来は宿泊できない。
今回は巡回してきた管理人さんに事情を説明し宿泊について了承いただきました。
感謝。
さすがにこの時期に姉吉キャンプ場を訪れる人はいなくて、夜は静かなソロキャンプを満喫。
三陸の海から見える満点の星空が素晴らしくきれいだった。
この区間はまだルート設定はされていないけど、先日走った久慈市~野田村区間と同様、なるべく海岸線沿いにルートを取って走ってきました。
この区間の課題は巨大な重茂半島と船越半島の2つの半島をどうやって走りきるか。
1度半島に入ってしまうと宿泊する場所がないのだ。
いや、正確に言うと民宿が数件あるが、事前に問い合わせたら復興作業員の方達が数週間まとめて予約を入れていてどこも泊まることができなかったのだ。
事前に測った距離だと、宮古駅から大槌町中央公民館前のバス停まで約125km。
このうち宮古駅から重茂半島を経由して道の駅やまだまで65km、道の駅やまだから船越半島を一周して道の駅やまだまで40kmとそれぞれロングランになってしまう。
初日に65km走って次の日まともに走れるのかという不安から、初日はなるべく距離をおさえたいところ。
う~ん、どうしたものかと考えて、そういえば魹ヶ崎灯台に向かう入口にキャンプ場があったはず!
営業はしていなさそうだけど、どう考えても初日はここに泊まるしかなさそう。
距離的にも宮古駅から40kmほど。
ということで、朝ここにキャンプ道具をデポし、その後道の駅やまだに移動してバスで宮古駅に向かう計画とした。
早朝盛岡を発ち、本日のビバーク予定地の姉吉キャンプ場にキャンプ道具をデポ。
その後道の駅やまだに移動してバスで宮古駅に移動。
なんだかんだ宮古駅までスムーズに移動できた。
宮古駅からさっそく走り始める。
駅前の商店街を抜け、閉伊川を渡って国道45号線を南下。
途中までは宮古サーモンハーフマラソンで走ったルート。
向かって左手にこれから向かう重茂半島が見える。
津軽石の交差点まで約8km。
ここから長い長い重茂半島に入ります。
海岸沿いに走ること4km、白浜の集落に到着。
ここからトレイルが始まります。
とはいえ、海岸沿いに設定されている陸中海岸自然歩道の入口は、堰堤工事のため立ち入り禁止。
地形図では民家の裏からも波線ルートがあったのでよく探してみたらちゃんとルートがあった。
この民家の裏に入口がある。
少し坂を登ると陸中海岸自然歩道に合流。
ここからは明瞭なトレイルを走っていく。
落ち葉でふかふかのトレイルは気持ち良し!
スタート地点の宮古市街も良く見える。
途中から月山に向けて登りが始まる。
海岸沿いのトレイルには雪がなかったものの、標高200mくらいから雪が出てきて残り100mくらいは凍結していてトレランシューズで登るのはちょっと怖かった。
急な登りを上りきると林道に合流。
入口には標識がなかったけど、このルートは立ち入り禁止だったらしい。
特に崩壊しているところはなかったけどなぁ。
ここからは広い林道を上っていくと駐車場に到着。
なんと月山は車で山頂まで来られてしまうのだ。
駐車場からは3分ほどで頂上に到着。
山頂にはNHKの中継所があって見晴らしは最高!
展望台からの宮古市街。
太平洋
浄土ヶ浜をズーム。
180度の大パノラマを堪能。
月山は山頂まで車で来られるので超オススメスポットです。
地図を見ると月山は陸中海岸自然歩道の中間地点。
少し休憩して、鵜磯集落を目指して下る。
急な下りを一気に下ると林道に合流し、しばらく行くと道路に出る。
まずは重茂中学校を目指して走る。
音部の海岸を過ぎて
音部漁港を過ぎて
しばらく行って振り返ると先ほど登った月山が良く見えた。
こうやってみると、標高400mとはいえ、けっこう高い山に見えるから不思議。
重茂中学校を通過。
半島のこんな奥にも人々の生活の営みがあることに何だかロマンを感じてしまう。
与奈漁港を過ぎて与奈トンネルを抜けるといよいよ魹ヶ崎灯台を目指して最後のトレイルに入る。
与奈から姉吉キャンプ場へと続く自然歩道は津波の影響によって現在は通行止めになっているらしい。
果たして入口がわかるかなぁと心配していたけど、ちゃんと目印があって迷うことなくトレイルに入ることが出来た。
案の定、立入禁止になっていたけど、なすびさんも公に通行していたので気にせず通過。
入口付近は津波の被害が大きく更地の状態。
現在工事中なのでそのうち入口も変更されるかもしれない。
ここからは快適なトレイル。
少し登ると標識が出てきた。
与奈から魹ヶ崎までどのくらいか読み取れないけど確か6kmくらいだったはず。
しばらくいくと種刺海岸。
ほとんど人が来ることもない海岸は波の音だけが聞こえる静かな海岸だった。
種刺海岸から魹ヶ崎灯台まであと3km。
松林の中のトレイルを走ってようやく魹ヶ崎灯台に到着。
元旦には沢山の人であふれていた魹ヶ崎灯台も今日は静寂そのもの。
東屋にある来訪者ノートにメッセージを残し、本州最東端の碑を経由して、
今日の最終到達地点、姉吉キャンプ場を目指す。
魹ヶ崎灯台から姉吉キャンプ場までは3.8km。
陽も暮れてきて寒くなってきたので一気にゴールを目指す。
ようやく下り坂にさしかかり、入口の姉吉漁港に到着。
ここから姉吉キャンプ場は目と鼻の先。
4時半にキャンプ場に到着しました。
宮古駅から約39kmの道のりでした。
ちなみに、このキャンプ場はデイキャンプ専用ということで本来は宿泊できない。
今回は巡回してきた管理人さんに事情を説明し宿泊について了承いただきました。
感謝。
さすがにこの時期に姉吉キャンプ場を訪れる人はいなくて、夜は静かなソロキャンプを満喫。
三陸の海から見える満点の星空が素晴らしくきれいだった。
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