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山登りと旅行の雑記帳です。

岩井又沢~畑沢(2日目)

2014年08月04日 | 東北地方の沢
沢登り2日目。
今日は中俣沢のゴルジュまで行く行程、張り切って行きましょう!

遡行開始してすぐにヨージロウノ滝。


簡単に越えられる。

ここを越えたところで正面のルンゼにスノーブロックが出てくる。


前回豊野さんが来たときはもっと大きかったと言うので、今回は上部に雪渓もなさそうかな。

途中水量の多い徒渉ではお助けロープを出したりしながら進んでいく。




いやらしい徒渉やへつりもあって結構シビア。




これより20~30cm水量が多かったらかなり危険だった。

この後も泳ぎ→徒渉→へつりを繰り返しながら進む。






途中の廊下状のゴルジュはすごいキレイだった。




滝もキレイ。


それにしても水量が多い。
丸2日歩いているというのにこの水量。




朝日連峰の沢はスケールがでかい。

大上戸沢出合で大休止。
ここで時間は11時。
このまま中俣沢に突っ込むとおそらく今日の夜はゴルジュ帯でビバーク&イワナなし。
さらに明日は高巻き泳ぎの連発に下手すると高巻きの途中でビバークになるそうな。
豊野さんはそのまま突っ込む気持ちのようだが、他4名はイワナ釣って焚き火して楽しければそれでいいっしょ!みたいな雰囲気。
豊野さんから意見を求められて、即"中俣沢は辞めましょう!"に決定!!

ということで明日は中俣沢改め、畑沢を詰めることになった。
とはいえ、中俣沢の5級に対して畑沢も4級上とかなりのレベル。
ただ行程は少し短くなったので今日は昼からイワナ釣りをすることになった。

ちなみにこの休憩中にKさんは2匹のイワナをゲット。


Kさんはエサ釣りではなくルアーで釣っているんだけど、目の前で簡単にヒットさせるから凄い。

畑沢出合付近に12時半着。
豊野さんの嗅覚で見つけたテン場はなんとかつてのマタギが使っていた場所。
ちょっと森の中に入ったところなので分かりにくいけどさすが豊野さん。


ブナの大木にはマタギが記した古の記録が刻まれていた。

昭和廿八年(28年)って1953年かよ。


そしてニ頭取りって熊のこと??


豊野さんの話によると、マタギは春先に山に入って狩猟してここで熊を解体して麓に運んだそうな。
ここは悠久のロマン溢れるテン場なのだ。

この後さっそく釣りに繰り出す。
今回は豊野さんのアドバイスを受けて釣ることにした。

まずはHさんが豊野さんのアドバイスで始める。
あの辺に竿入れてみな、と言われた通りに入れてみるとなんと立て続けに3匹ゲット!


そして自分も言われた通りにやってみたところ2匹ゲット!


豊野さん、やっぱり神ですな。
豊野さんは今日はみんなの指導だけで釣りは1匹のみで終了。
できる男はかっこいい。

結局みんなでイワナ17匹を吊り上げ今日もイワナパーティー。
そして今日のイワナ料理はこれだ!


昨日に引き続き、刺身に唐揚げ、そしてイワナの卵と刺身を醤油と生姜で漬けたイワナ漬け。
これにイワナの塩焼きも加えた超豪勢なフルコース。


もちろん骨酒も加えて明るいうちから大宴会。


焚き火はいいね。
今日も楽しい夜が過ぎて行った。


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