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山登りと旅行の雑記帳です。

南八甲田 黄瀬川(1日目)

2015年07月11日 | 東北地方の沢
盛岡から1泊2日で焚き火ができてイワナも釣れてキレイな沢を探していたところ、南八甲田の麓に黄瀬川(おうせがわ)という素敵な沢を発見。

いくつか記録を見てみるとナメあり滝ありイワナあり湿原ありと沢登りの全ての要件を満たしている。
これは行くっきゃない!ということで行ってきました。

盛岡を朝4時半出発、黄瀬川の出発地点となる車止めゲートに7時半着。


準備を整えて出発。
黄瀬川には日本名瀑百選の松見の滝の下流部から遡行するかもしくは松見の滝の上から遡行する記録があった。
時間短縮のため、今回は松見の滝の上から入渓することにした。

最初の分岐は右へ。


まっすぐ進むと堰堤方面。

車止めゲートから歩くこと2時間、松見の滝入口に到着。


松見の滝の看板脇から登山道をはずれ、沢筋に下降する。


明瞭な沢筋を下降していったら松見の滝の上に簡単に出た。


ここから沢登り開始。
入渓してすぐにキレイなナメや淵が連続する。






滝、釜、淵が連続して出てきて思わず歓声を上げたくなる。








8m幅広滝。


ここは左岸を登る。

滝の上から見たところ。


滝を越えるときれいな淵。


まるでプールみたい。
その先はプチゴルジュ。

ここは左岸を通過。

深い釜を持った4m滝。


左岸をへつって取り付く。
ホールド、スタンスともに豊富。

幅広小滝7m。


ここは右岸を登る。
ホールドが細かいので注意。

滝の上から。


滝の上は大きな釜になってて不思議な光景。


この滝を越えて少し行くと長根沢出合に着いた。


ここまでおよそ2時間。
まだ時間は12時半と夕方まで時間はたっぷりある。

まずは今日の寝床を整備。


その後薪を集める。
集めると言ってもテン場周辺に大量の薪が落ちていたので集めるまでもなくすぐに焚き火を開始できた。
ちょっとゆっくりしてから釣りに出かける。
本流を遡っていって竿を入れてみたものの全く反応なし。
1時間ほどやったが全然釣れないので一旦テン場に戻る。
長根沢から上流は魚影が薄い、というか魚影を見なかったのでこの辺までが釣れるポイントなのだろうか。

少し休憩して仕切り直して長根沢に入る。
最初の3mほどの小滝の滝つぼに竿を入れたところ1発でヒット!
形も良形の天然イワナを釣ることができた。


とりあえず1匹釣れたので満足、長根沢をもう少し遡ってみたら巨大な滝が出てきた。


30mくらいはあるだろうか。
地形図を見てみると確かに滝のマークがあった。
これは一見の価値あり。
その後も長根沢で1時間ほど粘ってみるものの釣れないので釣りは終了しテン場に戻る。
長根沢は魚影が濃かったが素人には1匹が限界だった。

テン場に戻って一人宴会。
今回もスナック菓子とビールを4本持ってきた。


焚き火の前で菓子を食いつつビールを飲む。


至福の瞬間。

天気は高気圧に覆われていたため、1日中雲ひとつない晴天。
夜も天の川を見つつ8時には寝てしまった。

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