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山登りと旅行の雑記帳です。

八久和川中俣沢(1日目)

2016年08月10日 | 東北地方の沢
憧れの名渓、八久和川に行ってきました。
八久和川は朝日連峰の三方境を源頭に八久和ダムまで約23kmの流程を誇る長大な沢。
今は絶版になってしまった"関東周辺の沢"でこの沢の記録を見て以来、いつか遡行してやるぞー、と思っていた。
今回、山の後輩のU君を誘ったところ、ぜひ行きましょう!ということでお互い休みを調整して行くことができました。

東川口駅を19時半出発、八久和ダムに2時到着。
高安沢手前の駐車スペースで仮眠。

朝5時起床7時出発。


車は高安沢の少し先まで入ることができた。

天気は晴れ。
事前の天気予報だとここ一週間は天気が安定しているということなので、雨の心配はなし。

スタート地点からしばらく登山道が続くものの、藪が生い茂ってる。
朝露で歩くこと数分でびしょ濡れ。
自分はすでに沢履なので問題なかったけど、U君は登山靴だったので履き替えるはめに。

1時間ほどでムカゲ沢の出合に到着。


この先フタマツ沢まで踏み跡が付いてるらしいけど、途中で踏み跡は消えて藪漕ぎに。
かなり高い位置まで巻いているのと、アブの襲撃に嫌気がさして途中で沢に降りることにした。

ちょっと崖になっていたので懸垂で沢に降りる。


フタマツ沢までの踏み跡は顕著なはずなんだけど、どこで間違えたんだろう。。

でもようやく沢歩きができる喜びの方が大きい。
いよいよ八久和川の遡行が始まる。


いきなり泳ぎが出てきてこの先のワクワク感がハンパない。

序盤から泳ぎ、スクラム徒渉、ヘツリと沢の要素満載の遡行が続く。








11時半にフタマツ沢出合に到着。


この先もゴルジュを泳いだりヘツッたりしながら進む。








14時にカクネ沢出合に到着。


今日は、もう少し先の芝倉沢まで行きたかったけど、釣りをしたかったのでここまでとする。

カクネ沢に入ってすぐの左岸台地にビバーク適地があったのでそこで泊まることにした。
ちなみにここは森の中で水場は遠いし虫の数もすごくて、河原でビバークしなかったことをちょっと後悔した。
天気が安定しているなら河原のビバークをオススメします。

タープを張って寝床完成。

今日の食料を調達するため釣り開始。
カクネ沢を少し登ったところで釣りを始めたら、あれよあれよと1時間で4匹も釣れてしまった。


思わずドヤ顔。


2人で食べる分だけあれば十分なので釣りはこれで終了。

テン場に持ち帰って、塩焼きと唐揚げと骨酒のフルコースで山の恵みを堪能した。






初日から最高のスタートです。

(コースタイム)
高安沢駐車スペース(7:00)〜ムカゲ沢(8:40)〜フタマツ沢(11:45)〜カクネ沢(14:20)

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