岩手に転勤となり生活もようやく落ち着いたところでさっそく山に行ってきた。
当初岩手山に行こうと思ってたけど、少し調べてみたらなんと和賀山塊に日帰りでアプローチできるとか。
これは行くっきゃない!
主峰和賀岳も日帰りで行けそうだったけど地形図がなかったので、羽後朝日岳に行くことに。
ここは沢登りで2回登頂している思い出の山。
まさか残雪期に来れるとは登る前からウッキウキ。
自宅を5時に出て貝沢集落に5時40分着。
40分で着くとは奥多摩より近い!
今回のルート。
車を停める場所がなかったから近くで農作業をしていたおじさんに聞いたら、うちの敷地に停めていいよ、とのこと。
感謝。
こんな朝から農作業とは、農家の方には頭が下がります。
さて出発準備を整えてると、登山者がもう1人到着。
女性の単独行の人で、北上から来たとか。
同じく羽後朝日岳に登るみたい。
話を聞くと、地図を持ってきてないのでトレースを追わせてください、って、それはかなり危険!
私がいなかったらどうしたの?って聞いたら、1度登ったことがあるのでなんとかなると思って、でもお兄さんがいたのでラッキー、だって。
まぁいいけど。。
ということで出発。
大荒沢岳までは登山道があるけど、そこから先は登山道のない藪ルート。
残雪期限定のコース。
こういうコース大好き。
まずは大荒沢岳を目指す。
広い牧場を通り抜け、
小さい沢を渡渉。
大荒沢岳まで登山道通りに行くと遠回りになるので、途中で登山道を外れて別の尾根からアプローチ。
記録をみるとこの尾根が良く登られている。
尾根に取り付くとずっと雪の上。
出発して1時間ほどで稜線に出る。
振り返れば西和賀町の集落。
こういう牧歌的な風景いいなぁ。
ここからは樹林帯を抜けて気持ちのいい稜線歩き。
と思ったら、なんとここでスノーシューが崩壊!
昨年バックルを全部取り替えたばかりなのに…
さすがに今回は足元から完全に切れてしまったので修復不能。
とりあえず同じ道を戻ってくるのでここに置いておくことにした。
片方のスノーシューは大丈夫なので左足はスノーシュー、右足はアイゼンで歩き出す。
ところどころ藪が出ているものの、ほとんど雪の上を歩いていける。
途中ででかいシュルンドがあったりしたけど、そこはうまく迂回して歩いていく。
大荒沢岳着。
前方にはこれから向かう羽後朝日岳。
とりあえず先を急ぐ。
大荒沢岳から羽後朝日岳は快適な雪面。
一旦コルに下りてから一気に羽後朝日岳に登り返す。
羽後朝日岳を登っていたら何やら叫び声が聞こえた。
振り返ってみるとなんと先ほどの女性が追いついてきてるじゃない!
これにはさすがにビビる。
大荒沢岳から1時間かからずに羽後朝日岳の山頂に到着。
いや~、これは感慨深い。
羽後朝日岳はこれで3回目。
しかもまさか残雪期に来れるとは思ってなかったし、ましてや日帰りで来れてしまうとは。。
岩手は山好きにはたまらん場所ですな。
秋田駒ケ岳
和賀岳
岩手山
全部登るぞー。
和賀山塊は個人的には特別な場所。
なんか本当にものすごく嬉しかった。
山頂で休んでいると10分ほどして先ほどの女性が到着。
いや、これはかなり早いでしょ。
自分もそれなりに休憩しながら登ってきたとはいえ、普通の登山者よりはかなり早いペースで歩いてる。
話を聞いてみると、年間を通じてかなり山に登ってるみたい。
体力には自信があるけど技術がないとか。
それで和賀の残雪期に地図も持たずに単独で来るとはなんともなぁ。
遭難しないことを祈ります。
ちなみに普段は何をされているのか聞いてみたところただの主婦だとか、年齢は46歳。
とてもただの主婦とは思えない。。
ちょっと休憩して来た道を戻る。
大荒沢岳着。
まだ10時半だったのでモッコ岳を目指す。
大荒沢岳からモッコ岳まで30分。
このルートも夏道はないので残雪期限定ルート。
山頂に着いて三角点を探してみたけど雪に埋まってて見つからず。
標識はあるかなぁと思って探してみたけど標識もなかった。
とりあえず山頂だろうと思われる地点で写真を撮ってもらった。
ここからの景色も絶景。
モッコ岳を背景に1枚撮ってもらった。
この後はひたすら下山。大荒沢岳から登山口まで1時間半で着いてしまった。
登山口近くは水芭蕉とか咲いててステキ。
主婦の方とはここでお別れ。
下山は一緒に下って、岩手の山の話がたくさんできてなんだかんだとても楽しかった。
でも、夏山ならともかく、雪のある時期は地図を持ってきてねとお話しした。
帰りは銀河高原ホテルで温泉に入る。
ここにはあの大好きな銀河高原ビールの醸造所があるのだ。
せっかく来たから見学しようと思ったのだが、見学はできなかった、残念。
なんだかんだで山に来たのは12月以来だったけど、体もけっこう動いたしかなり楽しかった。
せっかく岩手に来たので普段登れないマイナーな山を今年はどんどん攻めていきたい。
(コースタイム)
貝沢集落(6:20)~大荒沢岳(8:30)~羽後朝日岳(9:30)~モッコ岳(10:30)~貝沢集落(13:00)休憩含む
当初岩手山に行こうと思ってたけど、少し調べてみたらなんと和賀山塊に日帰りでアプローチできるとか。
これは行くっきゃない!
主峰和賀岳も日帰りで行けそうだったけど地形図がなかったので、羽後朝日岳に行くことに。
ここは沢登りで2回登頂している思い出の山。
まさか残雪期に来れるとは登る前からウッキウキ。
自宅を5時に出て貝沢集落に5時40分着。
40分で着くとは奥多摩より近い!
今回のルート。
車を停める場所がなかったから近くで農作業をしていたおじさんに聞いたら、うちの敷地に停めていいよ、とのこと。
感謝。
こんな朝から農作業とは、農家の方には頭が下がります。
さて出発準備を整えてると、登山者がもう1人到着。
女性の単独行の人で、北上から来たとか。
同じく羽後朝日岳に登るみたい。
話を聞くと、地図を持ってきてないのでトレースを追わせてください、って、それはかなり危険!
私がいなかったらどうしたの?って聞いたら、1度登ったことがあるのでなんとかなると思って、でもお兄さんがいたのでラッキー、だって。
まぁいいけど。。
ということで出発。
大荒沢岳までは登山道があるけど、そこから先は登山道のない藪ルート。
残雪期限定のコース。
こういうコース大好き。
まずは大荒沢岳を目指す。
広い牧場を通り抜け、
小さい沢を渡渉。
大荒沢岳まで登山道通りに行くと遠回りになるので、途中で登山道を外れて別の尾根からアプローチ。
記録をみるとこの尾根が良く登られている。
尾根に取り付くとずっと雪の上。
出発して1時間ほどで稜線に出る。
振り返れば西和賀町の集落。
こういう牧歌的な風景いいなぁ。
ここからは樹林帯を抜けて気持ちのいい稜線歩き。
と思ったら、なんとここでスノーシューが崩壊!
昨年バックルを全部取り替えたばかりなのに…
さすがに今回は足元から完全に切れてしまったので修復不能。
とりあえず同じ道を戻ってくるのでここに置いておくことにした。
片方のスノーシューは大丈夫なので左足はスノーシュー、右足はアイゼンで歩き出す。
ところどころ藪が出ているものの、ほとんど雪の上を歩いていける。
途中ででかいシュルンドがあったりしたけど、そこはうまく迂回して歩いていく。
大荒沢岳着。
前方にはこれから向かう羽後朝日岳。
とりあえず先を急ぐ。
大荒沢岳から羽後朝日岳は快適な雪面。
一旦コルに下りてから一気に羽後朝日岳に登り返す。
羽後朝日岳を登っていたら何やら叫び声が聞こえた。
振り返ってみるとなんと先ほどの女性が追いついてきてるじゃない!
これにはさすがにビビる。
大荒沢岳から1時間かからずに羽後朝日岳の山頂に到着。
いや~、これは感慨深い。
羽後朝日岳はこれで3回目。
しかもまさか残雪期に来れるとは思ってなかったし、ましてや日帰りで来れてしまうとは。。
岩手は山好きにはたまらん場所ですな。
秋田駒ケ岳
和賀岳
岩手山
全部登るぞー。
和賀山塊は個人的には特別な場所。
なんか本当にものすごく嬉しかった。
山頂で休んでいると10分ほどして先ほどの女性が到着。
いや、これはかなり早いでしょ。
自分もそれなりに休憩しながら登ってきたとはいえ、普通の登山者よりはかなり早いペースで歩いてる。
話を聞いてみると、年間を通じてかなり山に登ってるみたい。
体力には自信があるけど技術がないとか。
それで和賀の残雪期に地図も持たずに単独で来るとはなんともなぁ。
遭難しないことを祈ります。
ちなみに普段は何をされているのか聞いてみたところただの主婦だとか、年齢は46歳。
とてもただの主婦とは思えない。。
ちょっと休憩して来た道を戻る。
大荒沢岳着。
まだ10時半だったのでモッコ岳を目指す。
大荒沢岳からモッコ岳まで30分。
このルートも夏道はないので残雪期限定ルート。
山頂に着いて三角点を探してみたけど雪に埋まってて見つからず。
標識はあるかなぁと思って探してみたけど標識もなかった。
とりあえず山頂だろうと思われる地点で写真を撮ってもらった。
ここからの景色も絶景。
モッコ岳を背景に1枚撮ってもらった。
この後はひたすら下山。大荒沢岳から登山口まで1時間半で着いてしまった。
登山口近くは水芭蕉とか咲いててステキ。
主婦の方とはここでお別れ。
下山は一緒に下って、岩手の山の話がたくさんできてなんだかんだとても楽しかった。
でも、夏山ならともかく、雪のある時期は地図を持ってきてねとお話しした。
帰りは銀河高原ホテルで温泉に入る。
ここにはあの大好きな銀河高原ビールの醸造所があるのだ。
せっかく来たから見学しようと思ったのだが、見学はできなかった、残念。
なんだかんだで山に来たのは12月以来だったけど、体もけっこう動いたしかなり楽しかった。
せっかく岩手に来たので普段登れないマイナーな山を今年はどんどん攻めていきたい。
(コースタイム)
貝沢集落(6:20)~大荒沢岳(8:30)~羽後朝日岳(9:30)~モッコ岳(10:30)~貝沢集落(13:00)休憩含む
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