ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




大嘉倉庫。中央区勝どき5-9。1989(平成1)年12月31日(3枚とも)

勝どき5丁目は隅田川、新月島川、朝汐運河、清澄通りで囲まれた地区で、清澄通りを対称軸に東側の6丁目とあわせてひとつの島である。この島が「月島3号地」の名称で埋め立てが完了したのは1913(大正2)年であり、2号地(現月島1~4丁目)の埋立てから20年近く後のことだった。
勝どき5丁目は、撮影時には建物というと倉庫と都営アパートそれに水産工学研究所が主なものだったが、大江戸線の開通以来、高層マンションに換わって来ている。



「レンガの倉庫ではないか、すごいなあ」と思って撮ったのだが、よく考えるとこの倉庫だけがレンガ造りというのは変だ。なんの店だか判らないが和風レストランのように改装した玄関がある。たぶんその改装に合わせて壁にレンガを貼ったものだろう。
左後ろは「都営勝どき五丁目アパート」。



撮影時は写真の倉庫と同じ倉庫が4棟と、その2/3程度の規模の倉庫が4棟、密着して建っていたが、現在では「大嘉倉庫勝どき西倉庫」という1棟の大きなビルになった。写真左後ろは「前川製作所月島冷凍庫」で、現在は取り壊されて駐車場になっている。

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