ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




九ちゃん。文京区根津2-13。1992(平成4)年4月29日

不忍通りの裏通りで、当ブログ前回の近藤電機店(現・ゆうカフェ)からすぐ南に続く家並み。看板建築の三軒長屋、やはり看板建築の二軒長屋、出桁造りの二軒長屋、と戦前から変わらない家並みだ。店は左から、居酒屋の九ちゃん、森永牛乳販売店、喫茶店のピッコロ、大川原表具店、住居、小野畳店、長坂タバコ店。
現在は九ちゃんが店構え、看板ともそのまま。隣の牛乳店もビヒダスの看板はなくなったが店は続いている。九ちゃんの横の路地は、写真では砂利道のようだが、今は舗装されている。小野畳店の長屋は取り壊されて時間貸しの駐車場になってしまった。


ピッコロ。根津2-13。1987(昭和62)年8月1日


小野畳店。根津2-13。1989(平成1)年2月26日



長屋の背後の家並み。写真手前の屋根が、1~3枚目写真の3棟の長屋。右に中庭のような空地があるが、根津二丁目児童公園。根津2-13・14。1989(平成1)年2月26日

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
残念ながら (あお)
2014-07-17 20:17:41
九ちゃんから小野畳店までは取り壊され、マンション建設中です。
 
 
 
>あお様 (流一)
2014-07-18 11:49:33
ストリートビューで小野畳店の長屋がなくなったのを見て、アリャリャと思ったのですが、その並びの2棟もですか! 戦前からあったと思われる家並みがまとまってマンションに建て替わってしまうと、街の雰囲気も一新しますね。外部の人間からみればつまらなくなるのですが、しかたないでしょうか。
 
 
 
再度 (あお)
2014-07-19 02:44:30
http://www.i-nezuekimae.com/index.html

小野畳店の隣は震災で瓦が落ちて危ない状態でした。その前から住む人がなく軒が下がっていました。
 
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