ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




豊田運送店の五軒長屋。荒川区南千住3-24。2019(平成31)年4月13日

旧東京ガス千住工場の敷地の東と北に沿った通りが交わる信号のある交差点がある。その交差点の北西角に古い五軒長屋が残っている。長屋の前の通りの街路樹が桜で、北の南千住地域安全センター前交差点までの間に7本が並んでいる。長屋の端の家には、看板に「豊田運送店」の文字がかろうじて読める。北側の端の家は、1986(昭和61)年の住宅地図に「八百坂」とあるから八百屋だったらしい。
五軒長屋の北に、以前は同じ規模の長屋が路地を介して直列で並んでいたが今は個々に建て直されている。2010年のストリートビューで、古い長屋のうちの2軒が見られる。



幸食堂の長屋。南千住3-24。2019(平成31)年4月13日

1枚目写真のところから北へ戸数で5・6軒先の場所。二階が引っ込んだ二軒長屋があるが、元はその造りで5・6軒長屋だったと思われる。二軒長屋の右の看板建築は、長屋を改装してのものかもしれない。1986(昭和61)年の住宅地図に二軒長屋(の左?)が「幸食堂」となっている。
写真の長屋の裏には古い長屋が3棟、平行に並んで残っている。1棟が十軒長屋位になりそうな細長いものだ。

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