ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





やまきた駅前観音堂、岡本屋呉服店、ポッポ駅前屋
神奈川県足柄上郡山北町山北1917。2016(平成28)年4月22日

山北駅北口の広場の前を東西に通っているのが「山北駅前大通り」で商店街になっている。駅前から北へ、県道76号へ出る通りとの交差点(タケイ美容室と木川薬局が向き合っている)で、山北駅前大通りは「西大通り」と「東大通り」に区分される。対面通行はできそうな道幅だが、それぞれ山北駅へ向かう一方通行で、山北駅まで来てしまった車は県道へ向かうしかない。
駅前広場の東西の端の位置に、2013年頃まで「山北駅前大通り」のゲートがあったのだが、老巧化で取り外された。設置されて50年くらいは経っていたのだろうか? 写真は西大通りの入口付近だが、「岡本屋呉服店」の前にゲートがあった。
「ポッポ駅前屋」の真っ黒な建物が目をひく。看板に「休憩 お食事 お土産 鉄道模型」とあるが、食堂である。以前は「山北町観光案内所」だったが、それが「ふるさと交流センター」に移って、2011年4月にポッポ駅前屋が開店した。そのせいか、観光案内所で食事処を聞くとここを挙げてくれるとか。「食べログ」などを見ると、安価だし電車の時刻まで鉄道模型を眺めて時間をつぶせるらしい。もし機会があれば、カレーうどんを食べてみたい。建物は大正時代のもので、元々は茶舗だったという。

岡本屋呉服店の左は「やまきた駅前観音堂」。商店街のゲートが撤去されたとき、代わりになるものを、と商店街の有志で発案、地元の彫刻家蘭二朗氏が制作した観音菩薩を空き店舗に祀った。2014年10月24日が開眼法要。地域の安全を見守ってくれることになった。北山駅に下り立ったハイカーも安全を願って寄っていかなくてはならない。

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