ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




しみず食堂。神奈川県足柄上郡山北町1889。2016(平成28)年4月22日

山北駅北口の駅前広場の西の端から西の方向を撮った写真。写真右の通りが御殿場線と平行に走っている「山北駅前大通り(山北駅前商店街)」。450m先で、駅前大通りの北を平行に走っている国道76号と合流する。はるか先まで同じ外観の長屋風の店舗が続いている。この建物群の向かい側に、今まで紹介したポッポ駅前店、マルカデンキ、魚浅などがある。
「長屋群」は二軒長屋を基本に9棟、15軒ほどの店がある。現在営業しているのは半分くらいだろうか。広い山北駅構内に国鉄が建てた家作ではないかと想像する。この長屋群があるので、山北駅前商店街が商店街の体裁を保っている感じがする。
「しみず食堂」は、看板は「食事処」と暖簾の「しみず」だけだが、ネットでは盛んに「しみず食堂」で出てくる。土地の人もその名前を使うようだ。ラーメン、カレーライス、オムライスなど大衆的なメニューで、お勧めはカツ丼だという。メニューが実にもう伝統的な田舎の駅前食堂である。是非ともこの方針で続けてほしい。



長屋群の真ん中あたりにある駄菓子屋「やまだや」

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