ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




左:吉成商店、北区滝野川6-9。右:榎本家、滝野川6-11。1990(平成2)年1月14日

二軒長屋の銅板葺き洋風の看板建築があったのは旧中山道の「滝野川銀座通り」で、明治通りの掘割交差点から入ってすぐのところ。長屋の左が商売の内容は判らないが「吉成商店」。現在は「第二三恵コーポ」(2008年3月築、4階建)という小さなマンションに替わっている。
「榎本家」は吉成商店の並び、100mほど北へいったところにあった。写真はもう少し引いた位置から建物全体を撮ればいいのに、我がことながら理解に苦しむ。幸い『東京―昭和の記憶―』の「中山道 西巣鴨~板橋>2頁」に写真がある。2006年撮影の写真もあり、その時点では残っていたと判る。現在は「日神パレスステージ板橋滝野川」(2012年3月築、8階建54戸)というマンションが建った。
滝野川探検隊>種屋街道』によると、大正初期の建築で瀬戸物店だったという。

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