ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




中村洋傘雨衣店。墨田区京島2-27。2013(平成25)年4月11日

キラキラ橘商店街の南端、東武亀戸線の踏切際に建つ三軒長屋。左と真ん中の2軒が「新友寿し」のようだが、この店はネットには出てこないので営業はしていないのだろう。「中村洋傘雨衣店」は閉店して久しい感じだ。看板には「各種祝額調製」とも書いてある。店主は趣味で絵を描いていたのかもしれない。この店の線路に向いたトタンの壁に傘のマークが付いている(Kai-Wai 散策>カサツキトタン家)。
踏切りの東側、三軒長屋の横になるが、「十間橋通駅」があった。1945年5月に使われなくなり、1946年12月に廃止されている。
三軒長屋の左は路地が入り、その左は現在「京島まちづくり事業用地」の空地。その空地のさらに左は真新しい住宅が3軒並んでいる。その住宅になったところには、以前、四軒長屋があった。『 Kai-Wai 散策>陽炎町京島 (8)』に記録されている。1985年の地図では「イナデンキ、八千代クリーニング、住居、どか弁」。

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