ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




典文堂、梓屋、誠屋商店。中央区築地6-26。1988(昭和63)年10月9日

晴海通りの、かつて築地川に架かっていた門跡橋のすぐ東を南に入ったところ。滝沢商店の向かいで、写真の家並みの裏は、かつて築地川南支流だった。埋め立て後は駐車場になっていたが、現在は築地市場の豊洲移転に伴い、場内の仲卸業者を収容するための「築地魚河岸」の「小田原橋施設」を建設中だ。
写真の建物は店が変わった家もあるが今も健在。左から、宮崎ビル工事現場(下の写真では竣工している)、典文堂印刷所、梓屋と誠屋商店の長屋風建物、栄屋油店となか村の看板建築、太源ビル。


なか村、栄屋油店。築地6-26。1991(平成3)年5月5日


宮崎家。築地6-26。1986(昭和61)年6月

宮崎ビルに替わる前の、ほぼ総3階建ての民家。築地市場の関係者の住宅と思われるが、事務所も兼ねたものかもしれない。2階のバルコニーの手すりが凝ったものだ。昭和10年頃の火保図にすでに「宮崎」と記載がある。

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