ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




左:滝沢商店・和田商店、右:海老豊商店。中央区築地6-24。1991(平成3)年5月5日

晴海通りの、かつて築地川に架かっていた門跡橋のすぐ東を南に入ったところ。この横町には築地場外が形成された昭和初期に建てられた商店建築がまだ何棟も残っている。滝沢商店・和田商店の建物は銅板貼りの看板建築で、デザインはよく目にするものだ。建物は残っているが、最近「築地すし鮑(すしほう)」という海鮮丼の店に替わった。
海老豊商店は滝沢酒店から3軒先の並び。モルタル塗の看板建築だが戸袋は銅板貼り。海老豊はネット検索では出てこないので廃業したかもしれない。建物の右はガラス戸の文字から「内長商店」らしいが、現在は飲食店。


高伸、オカベ。築地6-22。1991(平成3)年5月5日

晴海通りの裏通り、カットハウス松原の向かいにあった3棟の看板建築。1986年の地図では左から「古川電機(上の看板は「ユアサバッテリ/㈱古川電機工業所」、オカベ、空家(1979年の地図では、クリーニングの「高柳商店」)」。
現在は「カルナ築地」(2004年7月竣工、10階建て16戸)という賃貸マンションに建て替わっている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )