ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:印牧治療院の路地。墨田区向島5-13
2013(平成23)年8月3日(4枚とも)
左:墨堤通りから(Google地図のストリートビュー)

写真の左手前の家は墨堤通りから見えている古い日本家屋である。撮影時は適当に言問小学校の周辺を歩いたのだが、墨堤通りから見ることはしていないので、ストリートビューの画像で間に合わせておく。この家は長屋とは言えない立派な建物だが、2世帯が入っているのだと思う。
路地は奥で右に曲がっていて、その突き当りに電柱の広告の「印牧(かねまき)治療院」がある。





左:民家。中:田村司法書士事務所。右:印牧治療院

鉢植えの草花、のれんを下げた入り口、二階の物干し場、と路地裏の生活というのが感じられる景観なのだが、それぞれの家はけっこう立派である。それが密集して建っているわけで、おそらく借家としてまとめて建てられたものではないかと思う。航空写真で見ると、隣接する2・3軒は屋根がつながっている。

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