冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

涸沢ザイテングラードを下る 3日目

2006年08月27日 22時10分06秒 | 山歩き
    8月21日(月) 穂高山行3日目
    早朝4時過ぎに目を覚まし、薄暗い外を見ると静かな雨音。
    楽しみにしていたテラスからの朝日も拝めず、朝食に付く。
    外に出ると辺りの風景はガスの中。昨日強行軍だったが
    リーダーの英断で、奥穂の頂上を踏んでいて正解でした。

    


  幸い昨年の槍ヶ岳の3日目みたいな嵐でなく、小雨だった
  ので少し気分が楽でした。
  しかし名にし負う涸沢ザイテングラードの急直下の下りが
  待っています。それも滑りやすい岩場連続だけに心配だ。

    

     浮き石や落石にも注意して慎重に下ってきたので、
     この鞍部到着まで1時間もかかった。
     見上げればザイテングラード(側稜)の険しい岩場。
     下り応え十分でした。
     標高差330m。ほんと気のぬけないルートでした。
   
  

  幸い雨もやみザイテングラードの取掛かり口で休憩。
  雨具も仕舞いやっと急な下りも終わりほっとする。

       

     取掛かり口の岩場を回りこみ、雪渓の涸沢にでる。
     何人かの山男は雪渓を歩いて下っていく。
     我々は雪渓に沿ったガレ場を歩いて下る。
  
    

     8時に1日目に泊まった涸沢小屋に到着。
     なぜか懐かしくほっとする。
     ソフトクリームなど頂きながらしばし休憩。



 このあとは1日目に登って来たコースを逆走するだけでした。
 昨晩小屋でみたビデオの中で、涸沢の見事な紅葉は印象的でした。
 そのナナカマドの白い花のトンネルを潜り、1時間半ほど歩き
 本谷橋で軽くタイム。梓川の水で汗した顔を洗う。

 屏風岩をぐるっと巻きながら、横尾、徳沢と戻ってきて
 12:20河原にて昼食。
 穂高岳山荘で買った「ほおば寿司弁当」800円は大当たりでした。
 上高地バスセンターに戻って来たのは14:15でした。
 穂高岳山荘を6:00に出てきたので、8時間ほどで下山でした。

 15:00のバスにて平湯に向かい、昨年もお世話になったお宿栄太郎が
 今夜の宿でした。 
 全員無事で穂高縦走ができたので、祝宴は多いに盛り上がりました。


涸沢 出典: フリー百科事典『ウィキペディア』で
 涸沢からぐるり180度見渡した、穂高連峰が見れます。

本日の練習

15時頃より待望の雨、北海道マラソンも見終えたので気分も高揚し
雨の中民俗公園方面に走りに出るが、雷鳴があちらこちらから聞こえ
ビビリながらも走る。
昨日走れなかったので少し距離をのばしたかったが、激しい夕立を
やり過ごしたりしたので、思ったほど距離を延ばせなかった。

本日の練習 12.0km 8月累計173.5km 
         6~8月累計 496.5km

コメント (4)
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