あいさつ言葉が、「暑いなぁ~、ほんまあついわぁ」
と、ひと
が欲しい今日この頃ですね。
今日は山のお話で、涼しさを少しおわけします。
先週の日曜に千日山歩渉会の7月例会で台高にある
薊(あざみ)岳から明神平を歩いてきました。
8月の槍が岳の長距離歩行の予行演習でした。
槍登頂をめざす15人、4台の車で一路大又へ。
一旦、車3台を林道終点付近にデポした後、
9時30分、大又笹野神社からいざ出発。
薊・雌岳まで桧の植林にかこまれた一気の登り、
無風状態でムシムシし、身体の熱が逃げていかず、
途中、仲間の二人が熱射病状態になり大休憩する。
荷物を分散して持ち、ゆっくり歩きだす。
一つピークを越えると、いままでの鬱蒼とした桧林の道から
ブナの自然林となって、一層グリーンの色が濃くなり、
風も吹き抜け、やっと全員元気を取り戻す。
大鏡池の分岐の表示を見落とし、先の小ピークで休憩。
休憩のあいだ、私が走って下り大鏡池を確認してくる。
名前からして、神秘な池かと想像していたのだが、
水が少ししかない、見栄えしない小さな沼地でした。↓
当初昼食の予定は雄岳山頂だったが、時間は12時前
になっており、小屋の尾根あたりまで歩き、昼食にする。
岩尾根となった雌岳の山頂には、見落としそうな標識。
雌岳からいったん痩せ尾根をくだり、雄岳へは痩せ尾根の
岩場や木の根っこ道を登って行く。
雄岳(1406m)のせまい岩場で休憩する。(13:30)
山頂を発ち、薊・雄岳↑を見返りながら明神平へと向かう。
お尾根歩きがこのコースのメインでもあるだけに、ゆったりとした
アップダウンが続き、まわりは素晴らしいブナ林に囲まれる。
山歩き、尾根歩きの醍醐味を味わう。
前山のピークを過ぎると明神平の草原が目に飛び込んでくる。
元スキー場の後だけに、草原歩きは気分がほんとうにいい。
草原のあちらこちらに、バイケイソウの花が咲き誇っていた。
明神平の休憩所に3時到着。小腹も空いたので2度目の昼食。
この下に水場があり、美味しい水が飲めるとのことで、大切に
残していた水を一気に飲み干す。
20分ほど下ると、豊富な水量の水場が3ヶ所あった。
水の冷たいこと、美味しいこと、ガブガブ飲み干す。
頭から水を被ると、頭の芯がキーンと痺れる。爽快!
コーヒー用におみやげとして、1リットルのボトルに
山水を入れて下山する。
全員お助け水に元気をもらい、大又川流れにそって
渡渉など交えて、ジグザグに下っていく。
途中新緑に映える明神の滝などにもであう。
同行のSさんより、冬の明神平のお勧めである、
樹氷と凍った明神滝のお誘いを受ける。
是非雪の明神平を歩きたくなったので、お願いする。
8時間ほどかかったが、全員無事完走できた。
夏の登山の大変さも改めて感じさせられた。
明神平のバイケイソウ(7月17日ブログ)
大又川の砂防堰堤(7月22日ブログ)
本日の練習
夕方 民俗公園まで走る。
1時間走 10km。
7月累計 253km
6~7月累計 365.5km