秋に入る頃から、アキの体調が悪くなりだし、動物病院に診てもらうと老齢による
歯槽膿漏で左前歯腐りだし、固形のキャットフードが食べられなくなっていた。
それからはペースト状の餌をあたえていたが、だんだんやせてきだした。
9月下旬より、週2回栄養注射と点滴治療に通っていたが日に日に弱ってきだす。
それでもトイレはよろよろしながら歩いて便器にしていた。
今週に入り毎日病院に栄養剤と点滴注射をしてもらうが、水曜日から歩くことも
出来ず、横たわったままでトイレもいけず、先生からもう覚悟をして下さいと・・。
娘たちが金曜日の夜に泊まりに来るので、なんとかそれまで頑張ってくれと願う。
頑張ったアキちゃんでしたが、深夜3時に様子を見に行くと、苦しんだ風もなく
穏かな表情でなくなっていた。娘とも生前にお別れができてよかった。
アキとの出会いは13年ほど前、雨の日に駐車場に捨てられずぶ濡れになって
いた子猫を見かねて義妹が、我が家に持ち込んできたのが始まりでした。
その子猫がアキです。しばらく面倒をみてと預かったのですが、哺乳器でお乳を
飲ましているうちに、妻もすっかり愛情が湧いたようで、猫好き一家だけに子猫
大好きで結局飼う事になった。
その時は我家には、すでにもう一匹の猫ルーちゃんがいた。
ルーちゃんがアキの母親がわりになり、面倒をみてくれた。
それから21年間家族に可愛がられ、またたくさんの癒しと安らぎを与えてくれた
アキでした。たくさんの思い出を残してくれてありがとう。
元気な頃のアキを偲んで
アキのお昼ねからのお目覚め
うつらうつら・・・
むふ・・(ここどこ状態で、少しおめざ)
お昼ねから目覚めたら、定番の踏み踏み
5,6分ほど納得するまで、踏み続ける
あぁしんど・・・と満足げに身体を投げ出し・・
こんどはナメナメで毛づくろい。
アクロバット的にひねりをいれながら
身体の隅々までなめること、10分。
すっかり、すっきり、ぱっちりお目覚め
すっかり寒くなった今日この頃ですが、アキの睡眠時間もぐっと増えました。
ほとんど1日中文字通り「寝子」をしています。
夜は私の布団のなかに潜ってきて、昼の2時頃まで実に15時間ほど寝ます。
昼は食事とトイレをすますと、今度はベットの上の愛用の毛布でお昼ねです。
目覚めたあとは連続写真のような動作をし、私の膝の上に飛び上がってきて
甘えて撫ぜ撫ぜを催促します。アキにとっては一番好きな時間なのでしょう。
冬場は一緒に寝るのですが、かならず腕枕をしてやななければいけなにので
とても腕がしびれ、肩が凝るのが難儀なところです。(2006.12.6)
もうこの姿が見れなくなった
アキちゃん安らかに