今朝起きて見ると心配していた両足の浮腫もなく、
階段の上下もほぼ平常歩行できるまで回復していた。
昨日整体を受けた背中も,張りが治まり一安心でした。
午後より整体治療にでかけた。これでウルトラのケアも万全。
夕方、たろぉさんと待ち合わせて、遍路座学Ⅲに行ってきます。
座学の講師は曼陀羅の森春美さんで「歩き遍路経験者に学ぶ」です。
どのような楽しいお話が聞けるかが楽しみです。
座学の詳しいご報告は明日いたします。
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隠岐の島100kmウルトラ「汗走記」②
レストでリフレッシュして、気分一新で再スタートと!
走りだすが、何か身体が重たくなかなか走りだせない。
いつもだと、レストで色々なフード類を後半のために
無理してもたべるのだが、今日は少しもたべられず。
その時はそれほど気にしていなかったが、胃腸に異変が
みられだしていたようだ。
このウルトラのコースはほとんどが海岸べりを走るのだが、
五箇村のみ内陸に入り村内を、盲腸線のようにぐるぐる走る。
いよいよ50km地点の水若酢神社に来たので、手紙をだした
和希君を探すべく、応援してくれていた人に声を掛けてさがす。
この応援手紙は五箇小学校の児童が、ランナーの皆さんにと、
メッセージを書かれたのか、途中まで一緒に走ったランナーも
この小学校からいただいたとのことでした。
子供たちに聞くと、私が学校宛てに和希君にお礼の手紙をだした
ことが、評判になっていて話してくれるのだが、肝心の和希君が
どこで応援しているのかわからないまま、村内を走る。
途中橋の袂で、ネット検索で私のブログを見たという親子に出会い
和希君はこれから通る〇〇の方でおるのではないかと教えてもらう。
55km地点で五箇村を離れるのだが、あれこれ訪ねながら走った
のだが、残念ながら逢うことができなかった
。
逢えなかた残念な気持ちが、だんだん走りにも影響しだしペースが
上がらず60km地点通過は6時間50分。レストスタートが5時間
25分なので、12kmを1時間25分。完全に7キロ/分ペースに。
77.4kmのエイドでは大好物のぜんざいがあると聞いていたので、
それを励みに三つ目の坂を登りだす頃に、腹部に激しい刺しこみがきだす。
なんとかだましだまし走るが、今度は便意をもよおしだしトイレを探すが
なにせ山の中。雉打ちも考えるが、痛みと油汗を流しながら都万エイドに。
ちょうどエイドの横がバス停なので、そこにトイレがあり飛び込む。
私は腸があまり丈夫でなく、冷え込んだりしたらよく腹痛を起す。
それも「しぼり腹」でひどい刺しこみがきて、超特急の下痢になる。
今回も腹が搾られるように痛いのだが、便がななかな出てこず、出るのは
油汗のみ、呻吟すること10分ほどやっと便が出てほっとして外へでるが、
再び痛くなりトイレに駆け込む。そのあとお決まりの超特急の下痢
すっかり体力を使い果たし、エイドの椅子に腰掛けさしてもらい休憩。
ボランティアの中学生が心配して、ぜんざいを持ってきてくれたのだが、
お餅を半分しか食べられず、お礼をいってやっとスタート。20分ほどロス。
空腹と下痢で力の入らない走りが続いたが、途中私設エイドを開設して
応援をしているご夫婦にあった。その方は五箇村の入り口で応援してくれ
ていた奥さんで、和希君のことを訪ねた最初の人でした。お子さんが和希君と
同じ学校に通われていて、よろしくと伝言をたのんでいたのでした。
その後こちらに廻って車に食べ物と飲み物を用意して応援して下さっていた。
和希君にで逢えなかったことは残念でしたが、ここで心のこもったご夫婦の
食べ物と飲み物のお接待をいただき、元気も少し戻り走りだす。ありがとう。
85km地点10時間11分。思わぬアクシデントで15kmを2時間かかる。
前方に赤い隠岐大橋が見え出し90km地点を10時間50分で通過。
km8分ペースの力のない走りが続き、92km地点で後方の車より突然声が
「〇〇さん、〇〇さん」と私を呼ぶ声、「和希の母親です」と笑顔で挨拶される。
車の中には和希君が、車を路肩に止めて下りてきてご対面です。
お母さんがお勤めで仕事から帰ってから、皆さんから私が和希君を探していたのを聞き、
直ぐに和希君を自動車にのせここまで40kmほど追いかけて下さったのだ。
たった1通の手紙のやりとりで、ここまで応援に駆けつけてきて和希君に合わせていただき、
ほんとうに感激しました。
なんでも返事がランナーから帰って来たのが、全校で和希君が1番最初だったと
とても喜んで下さり、少しテレやの和希君と記念撮影をしてお別れする。
和希君にもう逢えないと思っていただけに、凄く感動しました。
40kmの道のりを選手のゼッケンを見ながら、一心に私を追いかけ探して下さった
やさしいこころねに、走っていてもその情景が思い浮かべ自然と胸が熱くなり
す。
嬉しい親子の応援に力をいただき、最後の長い坂をkm7分。ゴールまでの下りを
キロ6分でカバーして、あと1kmより4、5人のランナーを追い越し感動のゴール。
記録的には11時間台をと練習していただけに、少し不満足でしたが、
あの悪天候とハードなコースを,アクシデントもありながら完走したのは上出来だ。
RUNNET公式タイム
成績は 12時間8分52秒 男子総合105位 60代12位
100kmの部
参加申し込み数 出走者 完走者 完走率
男子 333人 300人 254人 76.3%
女子 67人 57人 48人 84.7%
島民の皆さんの悪コンディションのなかでの、温かい応援はほんとうに有難とうございました。
ボランティアのみなさん終日サポートして頂き、ありがとうございました。(感謝合掌
)
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帰宅した翌日またしいちゃんより、BBSに後日談としての書き込みをいただきました。
しいちゃんからの書き込み②
ほんとうにお疲れ様でした。
25キロを地点を過ぎた、2つ目のカーブで旗を振っていました。
カーブで、車が、止まっていたりで、ゼッケンが見えにくかったのが残念。
手の甲に、竜馬さん、きっしゃんの番号を書いて、カメラ持参で、立ってたのに、
場所が悪くて、ほんと、通り過ぎる直前にしか、番号を確認することが出来ませんでした。
竜馬さんの少し前にきっしゃんが、走っていきましたよ。
竜馬さーんって、呼びかけたけど、たぶん通り過ぎたあとだったから、聞こえなかったかもね。
100キロ日記は、また、読ませていただきます。
もう少し早くに書き込めば、出会えて、話せたかもしれないのにね。
たまたま、隠岐ウルトラマラソンで検索したら、ヒットここに来てしまっていたのです。
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嬉しいですね。ネットでたまたま知り合った人が応援に駆けつけて下さり
わざわざHP
「気分上々・・」のBBSにまで書き込みしていただけ、ほんとうにありがとうございます。