冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

本谷橋から涸沢小屋へ 1日目②

2006年08月24日 23時49分55秒 | 山歩き


本谷橋からいよいよ足場の悪いガレ場歩きで高度を上げていく。
本谷橋が標高1900m、涸沢小屋は焼く2400mなので、500mの登り。

川沿いを離れて、涸沢に沿って登りつめていくと、見え出しました雄大な涸沢カールが!。
まだしっかりと雪渓の一部が残っておりました。凄い景色ですね。嬉しくなります




鋭い岩尾根(前穂北尾根)や急峻なカール壁は氷河侵食によるものだそうです。
それにしても雄大な曲線を描いた見事なカールですね。雪渓を歩く登山者も見えます。

     
     
   奥穂への登山道には、雪渓に階段状のステップが付けられている。
   我々も途中まで雪渓の中歩いていく、それほど滑ることなく歩ける。
   雪渓で満足するまで撮影会などし、未練を残しつつガレ場に戻る。



涸沢ヒュッテが見え出し、その広場にカラフルなテント村を横切ると頭上にやっと
今夜のねぐらである、涸沢小屋が見え出した。上高地から歩くこと8時間でした。

     

小屋の付近にはニッコウキスゲや、たくさんの高山植物が出迎えてくれた。14時到着。

     

山小屋は夏休みの土曜日のせいもあるのでしょうが、満杯でした。
我々パーティは何とか1部屋いただけたが、6畳に12人になのですし詰めです。
とりあえずザックを部屋に置いて、見晴らし抜群のテラスにでて乾杯をする。

遠く眼下にの前穂の麓に、涸沢ヒュッテとカラフルなテント村が広がっていた。
涸沢カールに残る雪渓は、とても雄大な眺めで飽きることなく長めていた。



1杯800円の生ビールを皆さん美味しそうに、満足げに飲み干していた。
飲めない私は、冷たい雪解け水で冷やした大きなトマトを丸かぶりする。
1個300円ですが、ジューシーな味は値段以上の美味しさは十分ありました。
夕食まで時間はたっぷりあり、ビールやおでんの追加で山談義に花が咲いていました。


   
      

テラスで日が沈むのを待つ。山肌が夕暮れになると、刻々と姿を変える。
陰影が山肌を美しく浮き出させてくれて、静かに山の1日が幕を閉じる。
いよいよ明日が、北穂から涸沢岳を歩き奥穂への厳しい縦走が待っている。

夜行バスで寝られなかったので、早々と8時前には眠りについていた。

本日の練習

本日は矢田丘陵LSDを行う。法隆寺口より松尾寺をへて室の木峠より椚峠の往復。
自宅より法隆寺口まで5km。松尾寺東惣門まで1.3km。室の木峠まで4km。
椚峠まで3.2km 合計13.5×2=27km 
法隆寺口から椚峠までは、ほとんど森の中なので暑さはあまり感じられず、
途中休憩などはさみ、結局4時間のゆっくりLSDでした。


本日の練習 27.0km 8月累計158km 
         6~8月累計 481.0km

コメント (4)
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