本年最初のフルマラソンを走ってきました。それも20年ぶりの篠山でした。
4時起きで,5時の始発列車に乗り大阪駅には6時15分に着き,駅前近く
で待機しているマラソン専用バスにて篠山へ。
昔はJRで行っていたのですが,座席が確保されているマラソンバスは席取りの
心配もなく,1時間半足ずで篠山の会場まで横付けなのでずいぶん楽でした。
帰宅して大会のHP を見ると,出走した9085人は、約8割の7492人が完走したそうです。
増え続ける参加者の安全性を考慮し、今年から応募者数を制限。
このため、出走は昨年より約2300人少なかったそうですが,凄い人数でした。
マラソン人気は衰えませんね。 (写真は篠山マラソンのHPより拝借しました)
今回で篠山フルは4回目ですが,実に20年ぶりの篠山フルマラソンでした。
4町合併で市になってからは初めての参加で,コースも大幅に変わっていた。
会場で前日より車中泊されている村岡のNさん親子と合流しました。
一般の部は10時50分スタートとゆっくりだったので,2時間ほど暖かい
車中でゆっくりさせてもらい助かりました。
Nさんとは奈良マラソン以来の顔あわせでした。Nさんは昨年から膝を痛めその上
村岡地方はこの冬の大雪で,満足に練習もできない状態だったが,痛み止めの注射を
されて,走れるところまで行く笑顔で話されていた。
10キロ地点まで一緒に走ることでスタートしました。
1万人ほどの参加者でDブロックのナンバーだったので,号砲が鳴ってからスタート
地点を踏んだのは6分ほどかかっていた。
狭い篠山のメーン通りは混雑して,歩くような状態でしたが,その後広い田園地帯に
出ると,混雑もなく5キロ30:26と比較的快適に走れるようになった。
Nさんは心配していた膝の痛みもでず,10キロ1時間とキロ6分ペースを保ったまま,
道中話をしながら楽に走れていたので,20キロまでひっぱっていくことになった。
15キロあたりより細かいアップダウンがあり,心配していたNさんの膝の痛みが出だし
徐々にペースダウンをしこの5キロ8分ペースの苦しい走りになってしまった。
このまま一緒に走っていると第三関門(24キロ)通過も危なくなるので,先に行って
ゴールして欲しいとのことなので,ピッチを上げてなんとか第三関門を通過したのだが
30キロの折り返し付近より,痛めている左足ふくらはぎに痙攣が起き出した。
エイドと沿道のあちらこちらに消炎剤が置かれていたので,その都度立ち止まり噴射と
ストレッチをしながら,だましだまし走り続けることができた。
途中Nさんからメールがあり,第三関門で制限時間内に通過できずアウトになったと
残念な報告があった。
折り返しから12キロは長く感じたが,最後の関門35キロも15分ほど余裕で通過し
篠山の市内に入る頃には痙攣もなんとか収まり、5時間の制限内に無事ゴールができた。
ゴール手前より小雨も振り出したが、なんとか濡れずにすむ。
ゴール近くの駐車場に止めてある、Nさんのワンボックスカーの中では、留守番役の
子ども(姉弟)達が出迎えてくれた。
雨なので車内で着替えを済ませてしばらくすると、収容バスからNさんも帰ってきて
心配そうにしていた子ども達にも笑顔が見れてほっとする。
Nさんは2週間後には鳥取フル、その2週間後にはまた四万十川さくらマラソンと
フルの3連荘。膝の故障を抱えながらも凄い根性の持ち主です。
鳥取は四万十川の練習のつもりで無理せず走ってきて、四万十で一緒にゴールをと
約束をしてお別れしました。
完走メタルとTシャツ
5キロ毎のスピリットタイム
5キロ 30:26
10キロ 1:01:34 31:08
15キロ 1:34:28 32:42
20キロ 2:18:46 44:18
25キロ 2:50:47 32:01
30キロ 3:24:17 33:30
35キロ 3:59:20 35:02
40キロ 4:33:51 34:31
ゴール 4:48:37 14:06
未登録の部(正式発表)
グロスタイム 4:54:53 ネットタイム 4:48:37